80年代B級女性アイドル|隠れた名曲選①

アイドル
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80年代には多くのアイドルがデビューしましたが、ザ・ベストテンや夜のヒットスタジオ等の人気番組に常連のように出演できたのはごく一部のアイドルで、現在も懐かしのアイドルとして番組に呼ばれるのは、やはりこういった方々のみです。

アイドルソングの場合は、単に曲が良ければ、歌がウマければヒットする訳ではなく、アイドル自身の持つ素質に良曲が噛み合い、それに伴うプロモーションなど、様々な要素が時代に合致しなければ、日の目を見ることはありませんでした。

今回は認知度が低いと思われるいわゆるB級アイドルを中心に、私がよく聴く曲の中から10曲程度紹介したいと思います。

松田聖子さん、河合奈保子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん、中山美穂さんといったメジャーなアイドルソング以外の良曲を探している方の参考になれば幸いです。

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隠れた80年代アイドルソング名曲選

荻野目慶子「愛のオーロラ」

作詞:岩谷時子 作曲:林哲司 編曲:萩田光雄

荻野目慶子さんは、荻野目洋子さんのお姉さん。荻野目慶子さんをアイドルと呼んで良いのか分かりませんが、映画「南極物語」で見た荻野目慶子さんは私にとってアイドルでした。

この「愛のオーロラ」という曲は、「南極物語」のイメージソングで、劇中で流れた曲ではありません。それだけに、この曲を聴いたことがない、もしくは耳にしたけど忘れてしまった方という方も多いのではないでしょうか?

曲調は悲しげな雰囲気を持つの壮大なバラードで、まさに広大な南極をイメージさせるような曲。

薬師丸ひろ子さんのようなフワッとしたファルセットボイスで歌われる「愛のオーロラ」は、胸にグッと突き刺さります。

 

渡瀬麻紀「I LOVE YOU」

作詞作曲:伊藤薫 編曲:船山基紀

渡瀬麻紀さんは、1987年にアイドルとしてデビューし、3枚のシングルをリリースした後、リンドバーグというロックバンドのボーカルとなりました。

渡瀬麻紀さんの声は艶やかで、音程のしっかりした余裕のある歌い方が特徴です。

2枚目のシングル「I LOVE YOU」は、バラードのような切ない感じから疾走する曲調へと変わって行きます。

アイドル時代の渡瀬麻紀さんの曲は全てCD化されておらず、現在ではレコードのみで聴くことが出来ます。

 

原日出子「約束」

作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:大谷和夫

原日出子さんは女優でアイドルではありませんが、この曲がアイドルのコンピレーションCDに収録されていること、アイドルソングが好きな中川翔子さんなどがカバーしていることから、選曲しました。

作詞:松本隆、作曲:筒美京平による「約束」は、やさしい感じのするポップソング。

歌詞とメロディーが非常に印象的で、この曲を聴いていると穏やかな気分になります。

 

麻田華子「Doubt!」

作詞:川村真澄 作曲:都志見隆 編曲:西平彰

麻田華子さんは1988年にデビューし、その後、改名等をしながら活動を続けていました。

「麻田華子」名義では5枚のシングルをリリースしましたが、この「Doubt!」はセカンドシングル。

気持ちが晴れ晴れするような元気いっぱいのアイドルソングで、麻田華子さんのかわいらしくもしっかりとした歌唱がこの曲にマッチしています。

 

浦川智子「北風のピリオド」

作詞作曲:天野滋 編曲:岩本正樹

1988年にリリースされたデビューシングル「北風のピリオド」。

ジャケットの表情、NSPの天野滋さんが提供したその曲調も悲しげ。

歌謡曲然としたメロディーが印象的な曲です。

 

吉田真里子「とまどい」

作詞:和泉ゆかり 作曲編曲:武部聡志

吉田真里子さんも、先程の浦川智子さんと同年の1988年にデビューしたアイドルです。

この頃、アイドルの人気は陰りを見せ、音楽番組の視聴率は低迷し、様々なアイドルを目にする機会がめっきり減りました。

この年、私がリアルタイムで目にしたアイドルはあまりいなく、そんな中でも偶然目にして好きになったアイドルが吉田真里子さんでした。

デビュー曲「とまどい」は、ゆったりとしたやさしい感じの曲で、かわいらしくも切ない乙女心を歌った曲。

吉田真里子さんのちょっとたどたどしい歌い方や、間奏の初々しい語りが、アイドルソングの王道を感じさせてくれます。

 

坂上香織「レースのカーディガン」

作詞:松本隆 作曲:来生たかお 編曲:萩田光雄

当時、フジテレビで放送されていた「オレの妹急上昇」という30分のコメディーホームドラマを見ていて、シブがき隊のフッくんの妹役として出演していた坂上香織さん見て、かわいいなーと思っていました。

番組終了後、1988年8月に「レースのカーディガン」でアイドル歌手としてデビュー。

少し低めの鼻にかかった声が特徴的で、物悲しい曲調のデビュー曲をひたすら歌う姿が印象的です。

 

佐野量子「雨のカテドラル」

作詞:秋元康 作曲:松尾一彦 編曲:今泉敏郎

佐野量子さんは1985年にデビューしたかわいらしく、おっとりとしたイメージのアイドル。

シングルは17枚リリースしていますが、マイナー調(悲し気な雰囲気)の曲が多め。

その中でもサードシングルである「雨のカテドラル」は、西城秀樹さんの「サンタマリアの祈り」の女性版といった雰囲気で、愛する人を失って感極まるような物凄く悲し気な曲です。

曲の所々に入る佐野量子さんの語りも、アイドルソングの王道ど真ん中。

 

徳丸純子「恋はシーソーゲーム」

作詞:大貫妙子 作曲編曲:清水信之

徳丸純子さんは1983年に「聖・ファーストラブ」でデビュー。

サードシングル「恋はシーソーゲーム」は、デビューシングルのマイナー調ポップ路線を継承しながら、サビの”恋は 恋は 恋は”というフレーズの繰り返しが耳に残る名曲です。

 

村田恵里「オペラグラスの中でだけ」

作詞:康珍化 作曲:亀井登志夫 編曲:井上鑑

村田恵里さんは1985年に「オペラグラスの中でだけ」デビューしたアイドルで、後に改名をしたりしながら音楽活動を続けていきました。「村田恵里」名義でリリースしたシングルは2枚のみ。

曲調も歌い方もかわいらしく、優し気な曲調に癒されます。

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