天才・たけしの元気が出るテレビの思い出~大仏魂を鎌倉で見たよ~

昭和カルチャー全般
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皆さん、「天才・たけしの元気が出るテレビ」を覚えていますか?

若い方は全く知らないかもしれませんが、今では見られない超破壊力を持ったバラエティー番組でした。

今回は、天才・たけしの元気が出るテレビで私の記憶に残っている爆笑企画について書いてみたいと思います。

 

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天才・たけしの元気が出るテレビの出演者と爆笑企画

「天才・たけしの元気が出るテレビ」は、1985年から11年ほど続いた超人気番組で、総合演出はテリー伊藤さん。毎週日曜日の20:00からの1時間は、「天才・たけしの元気が出るテレビ」を見ながら大爆笑していました。学校に行った月曜日はよくこの番組の話で盛り上がりました。

当時、原宿や江の島にあった「元気がでるハウス」にも行って、ビートたけしさんの子供の頃(?)の顔がプリントしてある缶バッジ等を買った記憶があります。

あと、記憶が定かではないんですが、高校生ぐらいの時の年末辺りの夕方に江の島か鎌倉に行き、大仏魂という巨大な大仏のロボット(?)を見ました。

豪華な出演者

レギュラー陣が強力でした。

ビートたけしさんを社長という設定で、松方弘樹さん兵藤ゆきさん、島崎俊郎さん、高田純次さん、そして当時のアイドル桑田靖子さん、森尾由美さん、井森美幸さんなどが出演していました。

素人の破壊力は芸人をも超える

番組の内容は、タレント・芸人さんの無茶ぶり企画や、高田純次さんら町へ繰り出し、天然おもしろ素人さんをいじくり回すといったもの。

オープニングは、いつも「たけしメモ」というコーナーで始まって、「たけしのこんな○○は嫌だ!」というたけしさんのトーク。

中でも素人さんの企画は、いつも見ている芸人さんの笑いとは違う、見たことのない常に新鮮で強烈な面白さがありました。この素人さんの面白さを最大限に引き出したのは、レポーターに扮した高田純次さん等の力も大きかったと思います。常にくだらないジョークをマシンガンのごとく連発する高田純次さんは最高に面白く、番組を盛り上げていました。

当時素人として番組企画に出演して、後に有名になった方もいます。ヘビーメタルバンドのXジャパン(番組ではYOSHIKIさんがフューチャーされていました)、議員の山田太郎さん、V6の岡田准一さん、WBAスーパーフライ級9第チャンピオンの飯田覚士さん、安室奈美恵さん(沖縄に美人空手少女がいたという企画だったと思います)などなど。

 

天才・たけしの元気が出るテレビで覚えている企画

色々な企画がありましたが、元気が出るテレビを見ていた皆さんの記憶に残っている企画は何でしょうか?

私はお笑い番組が大好きでよく録画していましたが、全部取り溜めることも出来なかったので、何度見ても笑えるようなコーナーだけダビングして残してました。

その中で記憶に残っているものを書き出してみます。

燃えろ!ヘビメタ

これ以前にヘビメタ企画としてXジャパンが出演していたと思いますが、この「燃えろ!ヘビメタ」は、また新しい企画として始まったもので人気の企画の一つでした。

最初は北海道から美容師になるために東京へ行った息子がヘビメタになって里帰りし、いとこの結婚式場へ行くという話。息子は美容師になる夢を諦め、バーバラー・スズキという名前で「THE HAIR」というバンドを組み、自身のバンドメンバーを引き連れていとこの結婚祝いの為、結婚式の会場へ。その時の変わり果てた息子を見た父親の唖然とした表情がツボでした。

その後、色々なヘビメタ野郎が登場しますが、覚えているのはバビティーというバンドのジン・スズキ、ジストマというバンドのハードコア・ユキで、彼らで合宿をして神輿を担いだりと訳の分からないミスマッチなシーンが最高でした。

あとAURAというバンドもいましたね。AURAはその後デビューして少し売れた記憶があります。

おたく評論家 宅八郎の企画

当時、ある事件があって「オタク」は非常に毛嫌いされていました。

私の友達や知り合いで、懐かしのアニメやホラー映画のビデオをたくさん持っている人たちは、そろって「そんなにたくさんビデオを持っていないよ」とか言ったり、ビデオを処分したりして、オタクじゃないアピールをする人もたくさんいました。

そんな中、宅八郎さんは堂々と自分はオタクと表明してテレビに出て、本も出版したりして、ある意味すごい人。

この番組の中で、宅さんの何が面白かったかというと、まず、その風貌ですね。

いかにもオタクファッションで身を包み、別世界に行ってしまっているような眼光、セミロングの脂ぎった髪、銀縁のナス型眼鏡、右手には紙袋(中にはリカちゃん人形、ウルトラマンやエレキング等が入っていたようです)、左手にはマジックハンドと恐ろしいぐらい不気味。

宅さんの企画はたくさんありましたが、その中でも印象に残っているのがジェットコースターに乗る企画で、宅さんはお気に入りのリカちゃん人形をジェットコースターから落ちないように、胸にひもでくくりつけてました。

そして、ジェットコースターが走り出し、最初の落下地点からゾンビのような表情になり、「キキキー」と奇声。最後はぐたっと前かがみになり、脂ぎった髪が顔にザバッとかかって終了。

金メダルを紛失したレスリングの小林さん

当時、ソウル五輪のレスリングで金メダルを取った小林さんが、帰国後に金メダルを紛失し、テレビで話題になっていました。

すぐに見つかったんですが、そのおっちょこちょいなキャラが面白く、元気が出るテレビで高田純次さんがその見つかった金メダルを見せて欲しいという企画があって、高田純次さんが小林さんのお宅へ。

高田純次さんがその金メダルを思いっきり噛んで、歯形がついてしまったり、金メダルを窓から放り投げ、取りに行ったところ見つからず、よく探すと野良犬が首に金メダルを巻いていて、ひたすら追いかける…

もちろん、それに使った金メダルは、本物ではありません。高田純次さんがそういった行為をした後に、本物はここにしまってありますと言って胸ポケットから本物?を出していました。

その他の爆笑企画

あとは、おじいさんの吉田さんの入れ歯が外れるのを見て驚くアッコさん、東大受験を目指す子を応援するはずなのに邪魔をしているような森尾由美さんなど何度見ても笑ってしまいます。

  • 早朝バズーカ
  • ラッキー池田の怪しい踊りをする子供ダンス教室
  • デビル志垣の子供に頑張らせる企画
  • 軽井沢に怪しい動きをするそば屋がいた
  • おかまの日出郎の企画
  • エンペラー吉田の入れ歯が落ちる企画
  • 東大へ入ろうね企画
  • 浪越徳次郎の企画
  • ダンス甲子園のメロリンQ
  • 林家ペーのビックカメラのCM企画

 

終わりに

こんな番組はもう地上波では放送されないでしょうね。

あれもダメ、これもダメの果てには何が残るんでしょう…

ある意味、ちょっと息苦しい世の中でもありますが、こういった作品はDVD等で見ることが出来るので、炸裂したバカさ加減を堪能してください(^_-)-☆

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