SHURE SRH1540 vs SONY MDR-Z1000 比較レビュー②

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前回のSRH1540とMDR-Z1000のハード面の比較に引き続き、音質面での比較をしていきたいと思います。

<前のページ>SRH1540とMDR-Z1000のハード面の比較

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SRH1540とMDR-Z1000の音質について

音質チェックにあたり、パソコンにSONYのポータブルアンプPHA-2をデジタル接続し、パソコンの再生ソフトはSONY MEDIA GO(ASIO)を使用しました。

主に使用した曲は以下の通りでファイル形式は全てflacです。

  • セーラー服と機関銃 / 薬師丸ひろ子(アルバム)歌物語
  • THE REFLEX / DURAN DURAN(アルバム)ORDINERY WORLD
  • METROPOLIS-PART I”THE MIRACLE AND THE SLEEPER”/ DREAM THEATER(アルバム)IMAGES AND WORDS

セーラー服と機関銃

MDR-Z1000

曲始まりのギターのアルペジオですが、ギターにかけられたコンプレッサーやコーラスといったエフェクト音がはっきりと分かります。

ベース音は控えめで、ベースラインは分かりづらいですが、低音の解像度うんぬんというよりは、こういったバランスの曲だと思います。

ドラムのタムの音は、その弾力感がよく分かります。

シンバルの音色は自然で割れたりシャリつくこともありません。

ボーカルはクリアーかつ肉厚で、生々しさを感じ、ボーカルの位置は口元辺りの高さに定位しています。

空間に関しては、左右上下はそれほど広いわけではありませんが奥行を感じます。

この奥行についてですが、音自体は近い位置で鳴っていますが、音の空気や余韻といったものが、前方奥の方まで広がっているという感覚です。

その他の曲中で鳴っている細かいパーカッションの音もよく分かります。

SRH1540

曲を聴き始めてまず感じるのが、MDR-Z1000よりも音がクリアで明るく、空間が広いこと。

クリアの度合いは、MDR-Z1000よりもみずみずしく、一枚ベールを剥がした感じです。

空間に関しては、左右はMDR-Z1000よりも少し広いという程度ですが、上下と奥行に関しては、結構差がある感じです。

鳴っている音と音の余韻を含んだ空気もMDR-Z1000より少し遠い位置で鳴っています。

MDR-Z1000はヘッドホンで聴いている感じですが、SRH1540は耳の高さの斜め横にスピーカーを置いて聴いているような感覚です。

この曲に関しての低音の量感は同程度、ボーカルに関してはMDR-Z1000よりもクリアですが、若干肉厚さが減り、鼻先辺りに定位します。

曲中で鳴っている細かい音に関しては、若干ですがMDR-Z1000の方が特別意識しなくてもはっきり分かります。

その他の事項に関しては、MDR-Z1000と同様です。

THE REFLEX

MDR-Z1000

ボーカルはクリアで明るく、スカッとした音です。ボーカルの音像(音の面積)は大きく感じます。

バスドラムとベースの芯はタイトで肉付きがあり、重さを感じます。

全体的な音色は自然で滑らかな感じを受けます。

バックで鳴っている細かいパーカッション等の音ははっきり分かります。

SRH1540

まず感じるのは、セーラー服と機関銃と同様の空間の広さ。左右斜め前に音が広がっている感じです。

全体的な音色もSRH1540の方が明るいです。

バスドラムとベースの芯はMDR-Z1000よりもタイトになり、スリムな肉付きです。しかし重みもしっかり感じられ、アタック音に関しては、SRH1540の方がしっかりしています。

解像度に関しては、少しMDR-Z1000の方が良い気がします。

ボーカルとバスドラム&ベースの分離感はどちらも同じ程度ですが、広い上下空間で左右で鳴っている各音の音像が大き目で、MDR-Z1000と比べると若干音が重なり気味かもしれません。

これは左右で鳴っているシェイカーの音や、0:46辺りで聞かれるサビの”Why~”という部分の左で鳴っているギターの単音ミュート引きの音を聴くと違いが分かり易いと思います。

METROPOLIS-PART I

MDR-Z1000

音色が明るく左右の空間は広めです。

曲始まりの左で鳴っている鈴の音や右で鳴っているシェイカーの音、1:32辺りで聴こえてくるシンセサイザーのねちっこいメロディー音等、全ての音が生々しく聴こえてきます。

ボーカルを含め、バスドラム、ベース、ギター、ボーカル、シンセ等の楽器に厚みと重みがあり薄っぺらさは全く感じません。

2:38辺りのクリーントーンのギターのジャーンと弾いた音、3:45辺りのライドシンバルの金属的なアタック音などはキレキレで爽快感があります。

SRH1540

左右の空間はMDR-Z1000とあまり違いはないのですが、やはり斜め前の空間はSRH1540のほうが広いです

上記2曲ではSRH1540の方が音色が明るく感じましたが、この曲に限ってはそれほど違いを感じませんでした。

左右に振られている音がMDR-Z1000に比べると柔らかめで、2:38辺りのクリーンギターの切れはMDR-Z1000の方があります。

ボーカルは遠めでギターの音に少し負けている気がします。

MDR-Z1000に比べて音の厚み、重みが減少します。

まとめ

解像度についてはどちらも非常に高くそれ程大差はないので、どちらを購入するか悩む場合は、音の力強さを重視するならMDR-Z1000、開放型ヘッドホンのような空間の広さを重視するならSRH1540のようなイメージで選ぶと良いかもしれません。

今年(2019年)の8月には、SONYから新しいモニターヘッドホン MDR-M1STも発売されますが、MDR-Z1000はその上位機種として今後も継続販売されていくと思います。

極力脚色のないリスニング用途に向いたヘッドホンとしてどちらもおすすめです。

★フジヤエービック SRH1540商品ページはこちら

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