さよなら、スパイラル~第3章 ヘッドホンスパイラル編~

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第2章では、イヤホンスパイラルの終わりについてお話ししましたが、実はSHUREのイヤホンSE535を購入した辺りから、ヘッドホンにも手を出してしまいました。

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音楽鑑賞目的で購入した2つのヘッドホン

私はヘッドホンが嫌いでした。持ち運びに不便だし、蒸れるし、なにより髪形がペチャンコになるのが嫌だったからです。

自宅にもヘッドホンがありましたが、全くこだわりがなく、90年代頃はバンドをやっていて、曲作りをするために仕方なくMTRのモニターをするためだけに使っていました。

Bose Triportとの出会い

TOSHIBA GIGABEATというMP3プレイヤーを購入して以来、音楽をたくさん持ち運べる喜びから、それまで以上に音楽を頻繁に聴くようになりました。

そんなある日のこと、新聞の広告欄だったか定かではありませんが、BOSEの商品が紹介されていました。

BOSEはスピーカーでも有名で、いい音がするんだろうなと思っていました。

そこにTriPortというヘッドホンが紹介されており、見た目もあまり大きくなく、音が気に入らなかったら返品可能と書いてあったので、余程音に自信のあるヘッドホンなのだろうと思って、一度音楽を聴くためのヘッドホンを購入してみようと思い、通販で購入しました。

早速、私のDAPにBOSE TriPortを繋げて音楽を聴いたところ、輪郭の分からない強い低音がボワボワ出て、引っ込み気味の高音はシャリ付き、ボーカルは遠くで薄っぺらく鳴っている、こんな感じでした。

自分のDAPや聴く曲が合わなかったのかもしれませんが、この時は、やっぱりイヤホンの方がいいと思ってしまいました。

それから、このBOSE TriPortはほとんど使わず、壁のフックに引っ掛けたままにしていたところ、イヤーパッドがいつの間にかボロボロになって、サヨナラしてしまいました。

ノイズキャンセリングという新しい性能に魅かれて

私は集中したい時、よく音楽を聴きながら勉強等の作業をしていました。他人から見ると「うそ!?」と思われるかもしれませんが、私は音楽を聴きながら作業をする方がはかどります。

BOSE TriPortとサヨナラしてから、仕事関係の勉強をすることになり、集中できるようにという意味もあって、遮音性の高いと言われるSHUREのイヤホンE4Cを購入したのですが、購入当時はイヤーピースの選び方や装着方法が良く分からず、それほど遮音性は良くない、失敗した!と思っていました。

そんな時、オーディオテクニカからATH-ANC7というノイズキャンセリング機能を備えたヘッドホンが発売されました。

家電量販店に置いてあったので、試聴しようと思いましたが、コードがどこにあるのか分からず、店員さんに聞くのも面倒くさかったので、ろくに何の試しもせずに、勢いで購入してしまいました。

このヘッドホンに関しては、音質云々という以前に、私には側圧が強くて10分もつけていられませんでした。

ノイズキャンセリングの効き具合は、少し周囲の音が小さくなる程度で、完全なる静寂を想像していた私にとっては不満でした。

こんな感じだったので、聴き込む前に売ってしまいました。音質は硬めだったと思いますが、音質についてはあまり覚えていません。

これ以来、DAPにはヘッドホンは合わないと思い、しばらくイヤホン中心の音楽生活を送ることになりました。

SONY MDR-Z1000からヘッドホンの良さを知る

イヤホンスパイラル真っ只中の頃、SONYのフラッグシップイヤホンMDR-EX1000の発売を知り、試聴に行きました。

音場が広く、クリアーで、音の解像度・音圧感も良好で気に入りましたが、本体が重くて大きく、耳掛け部分のテクノロートという素材感が自分に合わず、購入を見送ったのですが、その音が忘れられずにいました。

その時は、SHUREのイヤホンSE535を購入しましたが、結局音質等に満足できず、他のフラッグシップイヤホンを探していた時、家電量販店のオーディオコーナーでたまたま目にしたSONY MDR-Z1000を暇つぶしに試聴してみました。

その音は非常にクリアーで、清流のような瑞々しい音。左右の音場はそれほど広くはありませんでしたが、奥行きを感じ、側圧もそれほど強いとは思いませんでした。

ただ、低音の音圧は余り感じられず、自分の使用しているSONY NW-A847というDAPのせいかなと思いました。

その後、イヤホンの売り買いを頻繁にしているうちに、あのクリアーなMDR-Z1000の音が忘れられず、発売当時の価格は6万円ぐらいでしたが、ネット最安値では3万5千円程度まで値下がりしていたこともあり、ネット通販で購入しました。

このヘッドホンに出会って以来、DAPにヘッドホンは合わないという固定概念は払拭され、ヘッドホン関連の情報を頻繁にチェックするようになりました。

その後購入したヘッドホンたち

その後、以下のようなヘッドホンを購入しました。ヘッドホンの印象と共に記載します。

PIONEER RP-HX700

ドンシャリ気味ですが、刺さるような嫌な音は出しません。

低音の輪郭は甘めですが、力強く、ボーカルの引っ込み加減も極力抑えられたバランスです。

側圧は強めですが数十分で痛みが出るような強さではありません。

軽量コンパクトで、音楽を楽しく聞ける、1万円切る価格で購入できるヘッドホンです。

SONY MDR-1R

購入当初は低音が強く、曇った感じはありましたが、現在では、フラットバランスのまろやかな音で解像度が高く、非常に聴きやすく付け心地が絶品なヘッドホンです。

SONY MDR-MA900

MDR-1Rと同じ音の傾向ですが、各音の音像(音の面積)が大きく、オールジャンル心地よく聴けるヘッドホンです。

ただ、側圧が緩すぎて下を向くとヘッドホンが落ちることがあったり、髪の毛がヘッドアームに引っかかって髪が抜けることがありました。

SONY MDR-XB1000

タイヤホンといわれるイヤーパッドがタイヤのような形状をしたヘッドホンです。DAP直差しでも迫力のある低音を出してくれますが、本体は非常に重く、首が疲れます。

ONKYO ES-FC300

かつてONKYOのコンポを持っており、その音が好きだったため、購入したヘッドホンです。

試聴段階でも自然な音色で、力強く、自分の期待通りの音でした。

しかし、眼鏡を付けている私は、その若干強めの側圧とイヤーパッドの形状から、耳周辺の痛みを感じました。

音質的にはこのヘッドホンの上級グレードであるHF300の方が好みでしたが、カラーバリエーションの好みでFC300を購入し、後日HF300のケーブルに付け替えました。

SHURE SRH1540

音場が異様に広く、明るめの音ですが、低音を含めた音の厚みを感じる心地よい音を出すヘッドホンです。

側圧はそれほど強くはなく、イヤーパッドの素材のおかげで快適なリスニングができます。

SONY MDR-1A

MDR-1Rと同様に非常に装着感の良いヘッドホンです。MDR-1Rよりドンシャリ感はありますが、弱ドンシャリという程度で、音量バランスを大きく崩すこともなく、MDR-1Rより音のきらめき感があります。

手元に残したヘッドホンとスパイラル終了の理由

今でも手元に残っているヘッドホンは、MDR-Z1000とSRH1540だけです。

理由はイヤホンと同様で、装着感が良いことに加え、音の過不足なくオールジャンルの音楽を楽しむことが出来るからです。

装着感だけで言えば、SONYのMDR-1シリーズが一番でしたが、上記の2本のヘッドホンで全て事足りる、複数持っていてもイヤホン以上に場所を取る、使うものが大体いつも決まっていることから思い切って売り払ってしまいました。

この2本のヘッドホンを残して、もう何年もヘッドホンを購入していません。

ヘッドホンスパイラルにハマっている時は、ベイヤーダイナミック、ウルトラゾーン、ゼンハイザー等の高額ヘッドホンも購入対象にしていましたが、私はメガネをかけていることもあり、装着感がちょっとでも合わないと耳周辺の痛みが気になってヘッドホンで音楽を聴いていられません。

ヘッドホンの装着感の良し悪しはイヤホン以上にシビアで、イヤーパッド、側圧、頭頂部のクッション、ヘッドホンの重量等の色々な要素をクリアしなければ快適に音楽を聴くことは出来ず、それらを加味すると、かなりヘッドホンの機種も絞られてきます。

現在では、SONY MDR-1AM2、オーディオテクニカ MSR-7b等の装着感の良いヘッドホンも続々と発売されるようになり、心魅かれる時もありますが、先程もお話しした通り、ヘッドホンの複数持ちはイヤホン以上に場所を取り、保管するのも大変だったので、今ある2機種を使い倒してダメになったら検討しようぐらいの気持ちでいます。

イヤホンスパイラルを止めたヘッドホン

イヤホンスパイラルにハマっていた私がイヤホンをあまり購入しなくなった大きな要因は、こういったヘッドホンとの出会いによるものでした。

イヤホンファンの多くは、ヘッドホンのようなスケールの大きい鳴りを求めて高額な製品を買い求める傾向があるように思いますが、イヤホンでそれに近い製品があったとしても、価格は20万近くしたりなんてこともざらです。

試聴してそんなイヤホンに感動した後、側にあるそのイヤホンの半額以下のヘッドホンを試聴してみたら、こっちの方がスゴい!なんてことをもよくあり、そういった経験を繰り返しているうちに、イヤホンに過剰な高音質を求めなくなりました。

これがイヤホンスパイラルを止めた一番の大きな要因でした。

さて、次回は最終章としてDockケーブルを含めたポータブルアンプについてのお話をしたいと思います。

イヤホン・ヘッドホンほどたくさん購入したわけではありませんが、購入・試聴を通して色々思ったことについて書いていきます。

<次のページ>最終章 ポータブルアンプスパイラル編

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