【THE ALFEE】TOKYO BAY AREA~10万人コンサートを見た感想~

昭和歌謡/J-POP
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来月の9月5日に新曲を出します

13年かかってこの歌に辿り着いた気がします

魂をかけてこの歌を作りました

Rockdom 風に吹かれて…

当時、13号埋立地と呼ばれていた場所を東京ベイエリアと名付け、THE ALFEEは10万人を動員するという前代未聞のライブを行いました。

ALFEEからTHE ALFEEになったのもちょうどこの頃で、夜のヒットスタジオで高見沢さんが「ALFEEは3人だけでなくドラム、キーボード、スタッフをみんな含めてALFEE。そういう意味を込めてTHEをつけました。」みたいなことを言っていました。

1986年8月3日 私はあの大群衆の中にいました。あれからもう33年が経とうとしています。

年々このライブの記憶が薄れてきていますが、それでも脳裏に強く焼き付いているのは、上記の高見沢さんのMCと、Rockdom~風に吹かれて~の最後のフレーズをみんなで大合唱したこと。

ライブビデオを見ると、このライブのことをいくつか思い出します。ただ、ステージからずーっと後ろの方で見ていたので、私の視点とは違います。

何歳の時に、誰と、どの位置で見たのか、どうやって会場に来たのか等、来たファンの数だけ色々な感想や思い出がたくさん詰まった史上最大のライブ。

今回は、私が見たTHE ALFEEの10万人ライブ「TOKYO BAY AREA」について覚えていることや個人的な感想などを書いてみたいと思います。

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【THE ALFEE】TOKYO BAY AREA~10万人コンサートを見た感想~

THE ALFEEのライブチケットが中々取れない!

THE ALFEEの人気は異常に高く、余程のことをして、かつ運が良くなければ、中々ライブのチケットを入手することはできませんでした。

ある時、都内某所の公衆電話から電話をするとチケットが取りやすいという情報が入り、友達とチケット販売開始1時間前ぐらいに都内某所へ行ったのですが、どの電話ボックスも女の子が2,3人で陣取っており、完全に出遅れてチケットを取ることができませんでした。

朝、雪の降る中、ライブのチケットを買うべく、始発の電車に乗って都内某所のデパートの裏口に並んだこともありました。しかし、2時間ぐらい並んだところで、この行列は他のイベントの行列だったことを知るのです….

当時、私は高校生で、部活との兼ね合いもあり、チケット発売日の発売開始時間に電話をすることができない時もよくありました。

こんな調子だったので、THE ALFEEのライブチケットを取れるかどうかいつも不安でした。

しかし、この年の夏のイベントは、THE ALFEEのこういったファンに対する心遣いから10万人を動員するライブを行うとの発表があり、行きたい人は全員参加できるライブとなりました。

私も無事「TOKYO BAY AREA」のチケットを入手することが出来ました。

チケットは下の台紙に貼り付いていた長方形の布製ワッペンで、当日洋服に縫い付けて行ったと思いますが、その洋服ごと親に処分されてしまったようで、現在は手元にありません。

 

このチケットと一緒にライブの注意事項等が書かれたパンフレットも送られてきました。

 

TOKYO BAY AREA~ライブ開始前の様子~

当日を楽しみにしていた私は高校3年生で、会場にはTHE ALFEEを紹介してくれ、私をアル中(アルフィー中毒)に引きずり込んでくれた友達と2人で行きました。

ライブ会場は13号埋立地という所で、今のお台場です。この時は、まだ何もなくただの土の地面でした。

ゆりかもめ等の交通手段はなかったので、某集合場所からバスのピストン輸送で会場へ行きました。さすがに10万人コンサートというだけあって、行きも帰りもものすごく大変だった記憶があります。

会場には早めに着き、そこで見たのは信じられないぐらいの人人人…

そこにはお馴染みのTHE ALFEEの仮装をした人や水着の人もいたりで、何かの大きなお祭り会場に来た気分でした。

とりあえず、自分たちの席の位置を確認しに行きましたが、私の座席はステージからはるか遠く…下の開場図の赤丸の辺りでした。

 

「偽物が演奏してもこの位置じゃ分かんないねー」なんて友達と話しながらグッズ売り場へ。

そこではパンフレットやピンバッジ、Tシャツを買ったと思います。この時買ったTOKYO BAY AREAとプリントされた青いTシャツは私のお気に入りで、何かにつけてこのTシャツを着ていましたが、これもいつの間にか親に処分されてしまったみたい。パンフレットはどうにか残っていました。

 

パンフレットは化粧箱になっていて、中には写真集、シール、LPジャケットをプリントしたレコード入れ(袋)が入っていました。

 

グッズ売り場のほかに、グリコのカプリソーネというドリンクの売店があって、当日はとっても暑かったので、そこで何本か買った記憶があります。後でデータを見たら、7万個ぐらい売れたみたいですね。その時に付いていた袋もまだ残っていました。

 

ステージでは、事前に応募先行された何組かのTHE ALFEEのコピーバンドがイベントを盛り上げていました。私もTHE ALFEEのコピーバンドをやっていたので、このステージに立ちたかったのですが、練習が間に合わなかったのと、ちょっと自分たちの実力では恥ずかしいという思いがあり、応募自体しませんでした。当日、これらのコピーバンドを羨ましい思いで見ていました。

 

TOKYO BAY AREAライブスタート

いつもライブが始まる前、友達と1曲目は何だろう?と予想し合っていましたが、「SEE YOU AGAIN」という予想外の曲でビックリ。「SEE YOU AGAIN」を皮切りに、怒涛の如くライブが進行していきます。

でも、先程お話しした通り、私はステージから見て右手のずーっと後ろの方で見ていたので、案の定、ステージ上のTHE ALFEEは米粒のようにしか見えません。なので、私はどちらかというとステージよりも、近くに設置してあった大型のモニターを見ていました。

このモニターとモニター付近に設置してあるスピーカーの音に合わせて歌ったり拳を振り上げたりしていたので、若干前の席の人たちと諸々タイミングがずれているのが会場にいながら分かりました。

後でビデオを見た時、振り上げた拳が波のようになっている様子が美しくて感動したことを覚えています。

 

TOKYO BAY AREAで印象的だった曲

個人的に強く印象に残っている曲は、オープニングの「SEE YOU AGAIN」「至上の愛」「祈り」「SWEAT & TEARS」「ラブレター」「Rockdom~風に吹かれて~」など。

このライブの時の最新アルバムは「THE BEST SONGS 」で、私はこのアルバムの中で「至上の愛」が一番好きでした。

「A LAST SONG」や「SINCE 1982」等のバラードも大好きでしたが、ドラマチックで怒涛の如くマイナー調のメロディーが押し寄せて来る「至上の愛」は、高見沢さんの感傷的な歌い方と相まって感涙してしまいます。後は剣のギターもインパクトありました。

「祈り」は、大好きな「PAGE ONE」バージョンを聴けたということもありますが、曲終わりにドカーンという爆発音がして炎が燃え上がり、遠くの席にいたにもかかわらずメチャクチャ熱かったので印象に残っています。前の席の人は大丈夫だったのかな…なんて友達と話していました。

「SWEAT & TEAS」は、このライブのテーマソング的な曲で、テレビでこの曲を歌うたびに「TOKYO BAY AREA」の告知がなされていて、曲終わりの3人のヘッドバンキングも話題になっていました。このライブでは、いつもよりも長めに首振りしていて、3人とも(特に桜井さん)大丈夫かな…なんて思いで見てました。

アコースティックギターで歌われた「ラブレター」は、やっぱり曲終わりの高見沢さんMC。

「この曲をまさかこんな大きな会場で歌うとは思ってもいなかった…」

このMCを聞いた時、今までどれだけ大変な思いをしてTHE ALFEEの3人がここまでたどり着いたのかという思いがひしひしと伝わってきて泣きそうになってしまいました。

このMCに感動すると同時に、自分もすぐに結果が出なくても諦めずに自分の信じたことを一生懸命やっていこうと決意したものでした。

この流れから、冒頭に書いたMC~「Rockdom~風に吹かれて」となる訳ですが、初めて聴くのに初めてでないような不思議な感覚。それは曲終わりでリフレインされた「俺たちの時代を忘れないで…風に吹かれていたあの頃を…」という印象的なフレーズを長い時間口ずさんだからではないでしょうか。

私はこのフレーズを忘れないよう帰り道でずっと口ずさんでいました。

その他、「ハイウェイスター」や高見沢さんのギターシンセを使ったソロもカッコ良くて印象的でした。

 

 

まとめ

多彩な音楽性から創出される変幻自在な楽曲がTHE ALFEEの魅力でもありますが、それに加えて、私たちが理想とする生き方を今も変わらず体現している3人の生きざまに多くの人は憧れるんだと思います。

夢を叫び、追い続け、信じること、継続すること、諦めないこと、そしていつまでも変わらぬ友情。

THE ALFEEを見ていると、希望と勇気が湧いて来ます。

いつまでも走り続けるTHE ALFEEがいる限り、私たちの夢も消えることはありません。

<チケットぴあ>THE ALFEEチケット販売情報一覧

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