まだ家庭用ビデオが普及していなかった時代、裏番組を見たくても見ることが出来ず、自分が家にいない時はテレビを見ることができませんでした。
再放送のあったテレビ番組は、結構記憶に残っていると思いますが、そうでない番組は記憶の引き出しの奥の方に入ってしまって、記憶にあるのかどうかすら不明な作品もあります。
今回は、そんな作品をもう一度記憶の最前列に引っ張り出してみたいと思います。
母さんの愛が聞こえる(1979年 フジテレビ )
この番組タイトルを見て、ピンとくる方はいらっしゃいますか?
「母さんの愛が聞こえる」は、ライオン奥様劇場というフジテレビの13:00から放送していた30分番組でした。
当時、私は小学3~4年生だったと思いますが、病気のため何週間か学校を休んでいた時期がありました。「母さんの愛が聞こえる」は、その時に見ていたドラマです。
再放送もないし、懐かしの番組等でも取り上げられることがなかったので、私の記憶もかなり曖昧です。
このドラマを最初から見たのか、最後まで見たのかもよく覚えていません。ただ、内容の大筋は覚えています。
主演は長谷川真砂美
このドラマの主演女優は、長谷川真砂美さんという方です。長谷川真砂美さんは、薬師丸ひろ子さん主演の角川映画「ねらわれた学園」の高見沢みちる役や、テレビ版「黄金の犬」の失踪した父親を捜す家族の娘役を演じていました。
「ねらわれた学園」や「黄金の犬」を見た時、
あの昼ドラに出ていた女優さんだ!
と思い、そのおかげで、長谷川真砂美さんのことは今でもよく覚えています。
チェリッシュの歌う主題歌
このドラマの主題歌は「てんとう虫のサンバ」で有名なチェリッシュが歌っていました。
「流されて 流されて」という曲名で、とてもドラマの内容に合った少し悲し気な感じの曲です。
この曲は”流されて流されて 季節の流れに流されて~”というサビの歌詞から始まる曲ですが、この部分のメロディーがとても印象的で強く記憶に残っています。
チェリッシュの「流されて 流されて」は少し前にMEG-CD化されたので入手しました。
あらすじ
ちょっと記憶が曖昧ですが、聴覚障害のため心を閉ざした少女が卓球というスポーツに出会い、ハンデを乗り越えて卓球に情熱を注ぐといった内容だったと思います。
卓球というスポーツに興味を持つまでの過程、卓球に目覚めてからの自分の思うようにならない葛藤という、ある種のスポコンのようなドラマで、自暴自棄になる長谷川真砂美さんのシーンや、コーチとのやり取りのシーンが今でも脳裏に焼き付いています。
まとめ
この程度しか記憶にありませんが、「母さんの愛が聞こえる」は何故か強烈に印象に残っているドラマです。
もし詳しく覚えている方がいらっしゃったら教えてください(*^-^*)
DVD化されないかな…