私は昭和40年代生まれで、幼い頃の遊びと言えば、メンコ、コマ回し、駆けっこ、ゴム段、ソフビや超合金のオモチャ等でしたが、インベーダーゲームが流行した辺りから興味はゲームに移って行きました。
ただ、インベーダーゲームが流行った小学生の頃は、親と一緒でないとゲームセンターでゲームをやってはいけないと先生から言われていたので、頻繁にゲームをすることは出来できず。そんな状況が一変したのは、家庭用ゲーム機の登場でした。
友達がゲーム機を買ったと聞けば、そんなに仲の良い友達でなくても「お願い、ゲームやらせてー!」と頼み込んで、その友達の家に遊びに行ったものでした。
ということで、今回は私が70~80年代に持っていた家庭用ゲーム機で記憶にあるものを挙げてみます。ただ、もう実物はないので、ヘタクソな絵で説明します。
それと、その時に流行ったゲームミュージックの名曲が詰まったレコードの紹介もちょっとしておきますね。
70~80年代に我が家にあったゲーム機
クレイジークライミング
左右のスティックを使って、ひたすらビルを登っていくゲーム。
窓から植木鉢が投げられたり、鳥が糞をを落としたりしてクライマーを妨害してくるので、それをよけながらビルの屋上を目指すのですが、時々、このスティックの反応が悪くなる時があり、調子よく登っていたのに妨害を避けきれずに転落してしまうことが多々ありました。
パックモンスター
丸っきりパックマン。メーカーは学研でした。
ゲームウォッチ(マンホール)
ゲームウォッチは色々な種類がありましたが、私の持っていたのはマンホールというタイトルのモノで、左右から歩いてくる人が橋から落ちないよう、橋の切れ目にタイミングよくマンホールをあてがうというゲーム。
やり進めて行くと人の数が増え、歩くスピードも上がってくるので、最初の頃はパニックになってしまいましたが、法則が掴めてくると、人が大行列になっても画面を見ずに最後までクリアできるようになっていました。
時計としても使えましたが、時計として使ったことはほとんどなかったです。
ミサイルインベーダー
確かインベーダーとUFOは一機ずつしか出て来なくて、少しずつ点を積み上げていくゲーム。
このゲームは私が初めて購入したゲーム機でしたが、このゲームを買いに行く時、貯めたお年玉を財布に入れずポケットに突っ込んで走っておもちゃ屋さんに行ったところ、お店についたらお金がない…💦
何処かで落としてしまったようで、帰宅してから泣いた記憶があります(;^ω^)
それを見かねて親が買ってくれたという思い入れの強いゲーム機です。
ブロック崩し
LSIゲーム機で初めて買ったのは先程の「ミサイルインベーダー」でしたが、テレビゲームで初めて買ったのは、この「ブロック崩し」。
ブロックの並びは6モードあったと思います。特に画面の解像度などを気にするゲームでもないので、今やっても違和感なく遊べると思います。
カセットビジョン
カセットタイプのゲームソフトを入れ替えることによって、一台で色々なゲームを楽しめる画期的なテレビゲーム。
多分、本体と一緒に購入したのはインベーダーゲームみたいなものだった気がします。
その後は面白いタイトルがみつからず、あまり使わなくなりました。
画面に出てくるキャラクターは全部四角の塊のような、ものすごくラフなものでした。
CASIO PV2000
このテレビゲームはカセットでソフト交換が出来るだけでなく、パソコンとしても使えるものでした。
私がこの機種を欲しかった理由は、パソコン的要素ではなく、ソフトにギャラガがあったから。
簡単なゲームならパソコンのようにプログラムを入力して、比較的簡単に自作ゲームを作れたので、宇宙戦艦ヤマト好きな私は、ゴルバ対ヤマトのしょぼいシューティングゲームを作って遊んでいました。
ゲームミュージック名曲アルバム
インベーダーゲーム以降、ゲーム機は効果音だけでなく音楽がつくようになりました。
音楽と言ってもBGM的な短いフレーズの繰り返しが多かったのですが、無機質で強弱や抑揚のない音で奏でられるメロディーは強烈に耳に残りました。
そんな中、発売されたレコードが「ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」でした。
ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ゲームとYMOが好きだった私は、YMOの細野晴臣さんが監修するゲームミュージックのレコードが発売されると聞いて直ぐに買いに行きました。
基本的にはゲーム中の色々なシーンで流れる音楽をまとめたものですが、当時はこの音を聞くだけでゲームをやっている時の高揚感を覚えました。
「ゼビウス」と「ギャラガ」が細野さんのアレンジが入って、ただのゲームミュージックではなく、少し曲っぽい感じになっています。
- ゼビウス
- ボスコニアン
- パックマン
- フォゾン
- マッピー
- リブルラブル
- ポールポジション
- ニューラリーX
- ディグダグ
- ギャラガ
スーパーゼビウス
次に買ったゲームミュージックレコードがこの「スーパーゼビウス」で、12インチシングル(LPレコードの大きさだが曲は2,3曲しか入っていない)仕様。
このアルバムもYMOの細野さんが編曲を手掛け、オリジナルのメロディーと効果音をリズミカルにリミックスしてあります。
- SUPER XEVIOUS
- GAPLUS
- THE TOWER OF DRUAGA
終わりに
その他、野球のLSIゲームも持っていて、それでもよく遊んだ記憶があります。あと、もう一つLSIのインベーダーゲームを持っていた気も…
今はスマホ等でゲームをやる時代になりましたが、こういったゲーム機でゲームを味わうとまた違った面白さがありますね。