【検証】本田美奈子の1985年武道館ライブ CDとDVDの違いについて

アイドル
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こんにちは、まちろです。

本田美奈子さんの大ファンで、アルバムなんかは全部CDで揃えてよく聴いてるんですが、映像系のDVDは買ったことがないし、買うつもりもありませんでした。

なんでかというと、埼玉県朝霞市に本田美奈子.ミュージアムという本田美奈子さんの記念館があって、ここで本田美奈子さんのライブ映像などを流すフィルムコンサートっていうのがあるので、ここに行けば見れるし、もしDVDなんか買っちゃって自宅で見てしまうと、ミュージアムでのライブ映像を見た時の新鮮味が薄れちゃうんじゃないかと思って。だから、YouTubeなんかでもライブの映像アップされてたりすると思いますけど、そういうのもほぼ見てません。

 

でも、今回、1985年に行われた武道館ライブDVD買ってしまいました。価格が2,800円だったので、そんなに見ないにしてもこの価格でいつまでゲットできるか分からないのでとりあえずということと、あと、CDと曲目や曲順が違うので、どういうことなのか確認したくて。

ここでは、初めて通しで見る武道館ライブの感想やCDとDVDの違いで気づいたことなど書いてみたいと思います。

 

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本田美奈子の武道館ライブの印象とCD&DVDの違い

パッケージ

中にはDVDとペラのパンフレットが一枚。パンフレット表面にはセットリスト、裏面には簡単なライナーが書いてあります。

 

 

CDとDVDの違い

CDとDVDのリストを見ると、まずその違いに気づくと思います。

 

CDには入ってない「1986年のマリリン」。この武道館は1985年12月7日に行われたもので、「1986年のマリリン」は翌年の2月5日リリース。だから、DVD見るまでは「1986年のマリリン」リリース前に武道館でお披露目したのかななんて思ってたんですが、これはPVでした。2020年に買った「35周年メモリアル 本田美奈子 Complete Album Box」に入ってる特典映像と同じやつ。

CDはオープニングで親衛隊のコールらしきものが入ってますが、DVDには入ってません。CDに入っている「青い週末」「マンハッタンの蛍」もカットされてます。

 

さて、一番気になるのは「M’」の曲順が大きく違うこと、最後の方の「好きと言いなさい」と「Temptation」の曲順が逆さになってること。

これは一体どういうことなのか?

まあ、聴き比べてみたら分かりました。ざっくり言うと、ライブ本編でやった曲とアンコールでやった曲の中で、CDとDVDではカットした曲が違うということ。

 

CDの「M’」と「Temptation」はライブ本編のもの、DVDはアンコールで歌ったもの。特に「Temptation」なんかはテンポが全然違うのでハッキリ違いが分かると思います。つまり、CDではライブ本編の「M’」と「Temptation」を入れた代わりに、アンコールでもう一度歌った「M’」と「Temptation」はカット。DVDではライブ本編の「M’」と「Temptation」をカットした代わりにアンコールで歌った「M’」と「Temptation」を入れたみたいな感じです。

 

 

初めて「本田美奈子 ザ・ヴァージンライブ IN BUDOUKAN」を見て思ったこと

オープニングでバスタブに入ったまま、CDジャケット表紙の衣装で登場する美奈子ちゃん。歌が始まるとバスタブから出て、お色気を振りまきながら歌唱するんですが、これを見てどう思ったのかというと、

スクール水着か!?

なんか中学生がスクール水着にフリフリを縫い付けてマドンナの衣装作ってみました!みたいに見えちゃって。顔が幼過ぎるんですよね。あと体も細っそくて。パワフルで安定した圧倒的歌唱と物凄いギャップ。だから、こんなセクシーな衣装をまとっても全然セクシーに見えなかったのが、不思議なものです、見てるうちにセクシーに見えてきちゃいました。

 

やっぱ歌唱力が凄い。それと、まだデビュー間もないのに全く緊張とか気後れした様子が感じられず、堂々としたステージング。もう完成されたアーティストのよう。本物から発せられるセクシービームは見始めのギャップを完全に埋めてくれました。

 

ただ、しゃべるとかわいらしさが出ちゃうんですよね。「美奈子はね~」っていうしゃべり方を聴いて、当時の本田美奈子ちゃんを思い出しました。王道アイドルとはちょっと違う立ち居振る舞いに違和感を覚えた人もいたと思いますが、それも個性。本田美奈子という存在があったからこそ、アイドルだからといって「好きな食べ物はイチゴ。お休みの日はケーキ作りをしてます。」なんて嘘つかずに自分らしくっていう路線が出来て行ったようにも思えます。

 

もし、MCと「好きと言いなさい」みたいなアイドルチックな曲をカットした編集になっていて、本田美奈子という歌手を知らない人が聴いたら、本田美奈子がアイドルだと思う人はほとんどいないと思います。それだけ本田美奈子という歌手にはもうこの時点で本物の凄みみたいなものが備わってました。

 

あと、この武道館ライブでは1stアルバム「M’シンドローム」の曲はほぼほぼやってるんですが、「讃美歌は歌えない」だけ入ってないんですよね。実際のライブでは歌ったんだろうか…それが気になる~。

 

 

まとめ

デビュー間もないのに武道館という聖地でコンサートをやっても全く違和感のない実力。ライブを見ていると見た目と歌唱のギャップがどんどん埋まっていくオーラ。あの頃の美奈子ちゃんが画面から飛び出してきそうなぐらい美麗な映像。

そして、2,800円という激安価格!

 

当時、ビデオっていうと一万円ぐらいしたのにメチャクチャ安くなったもんですね。でも、いつ廃盤になって高値で手が届かなくなるか分からないので、もし持ってなかったら買っておきましょう。

 

個人的に買う時に心配していた本田美奈子.ミュージアムでの感動が薄れるんじゃないかという点については、たぶん大丈夫。本田美奈子.ミュージアムでは色々なライブの映像が細切れで流れるので、このDVDみたいに一つのライブを通しで見るのとでは結構印象が違いました。でも、やっぱり映像系はミュージアムで見るのが一番楽しいし感動する。それは一人で見るんじゃなくてたくさんのファンの方と一緒だからかもしれませんネ。

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