今回は、ザ・ベストテン 1980年にランクインした全曲を紹介していきます。
これまでは、ランキングの1位を獲得するのはニューミュージック勢が多かったのに対し、1980年からは田原俊彦、近藤真彦、松田聖子といった新しいアイドルがランキング上位を占めるようになります。
ここからが80年代アイドルの幕開けです。80年代アイドルに興味がある方は、これ以後の動きを追ってみてください。
ザ・ベストテン 1980年
順不同で掲載します。1979年の最後のランキングと1980年の最初のランキングで重なっている曲がありますが、ご容赦ください。
曲名と歌手名
- 異邦人 / 久保田早紀
- SACHIKO / ばんばひろふみ
- おまえとふたり / 五木ひろし
- 大都会 / クリスタルキング
- マイレディー / 郷ひろみ
- よせばいいのに / 敏いとうとハッピー&ブルー
- C調言葉にご用心 / サザンオールスターズ
- ホーリー&ブライト / ゴダイゴ
- SOPPO / ツイスト
- 安奈 / 甲斐バンド
- さよなら / オフコース(初のランクイン曲。1度も出演せず。)
- 愛染橋 / 山口百恵(アリスの堀内孝雄が作曲)
- 悲しき友情 / 西城秀樹
- TOKIO / 沢田研二
- 秋止符 / アリス(ドラマ「3年B組金八先生」の劇中でこの曲が使用された)
- 春ラ!ラ!ラ! / 石野真子(初のランクイン曲)
- セクシー・ユー / 郷ひろみ(南佳孝の「モンロー・ウォーク」のカバー、この当時郷ひろみはアフロヘアーだった)
- 恋 / 松山千春
- とまり木 / 小林幸子
- 唇よ、熱く君を語れ / 渡辺真知子(化粧品CMソング)
- 贈る言葉 / 海援隊(ドラマ「3年B組金八先生」の主題歌)
- 不思議なピーチパイ / 竹内まりや(化粧品CMソング)
- 道化師のソネット / さだまさし
- LOVE SONG / ツイスト(ツイストとしての最後のランクイン曲)
- Hey Lady優しくなれるかい / 庄野真代(4/10の出演後、2年間の世界旅行へ出発)
- 愛の園 / 西城秀樹
- ランナウェイ /シャネルズ
- 蜃気楼 / クリスタルキング(化粧品CMソング)
- 謝肉祭 / 山口百恵
- ハートで勝負 / 石野真子
- 昴 / 谷村新司(アリスの谷村新司の初ソロ曲)
- 恋のバッド・チューニング / 沢田研二
- タブー(禁じられた愛) / 郷ひろみ
- コーラス・ライン / 野口五郎(「カックラキン大放送」等の収録現場からの中継多し)
- ロックンロール・ウィドウ / 山口百恵
- ダンシング・オールナイト / もんた&ブラザーズ
- 南回帰線 / 滝ともはる・堀内孝雄
- 俺たちの時代 / 西城秀樹
- 倖せさがして / 五木ひろし
- 哀愁でいと / 田原俊彦
- 雨の慕情 / 八代亜紀
- 別れても好きな人 / ロス・インディオス&シルビア
- 涼風 / 岩崎良美(スポットライトでの登場から2週間後にランクイン)
- トゥナイト / シャネルズ
- 順子 / 長渕剛
- 恋の綱わたり / 中村晃子
- Yes-No / オフコース
- エンドレス・サマー / 西城秀樹
- 狂った果実 / アリス(アリスとして最後のランクイン曲)
- 青い珊瑚礁 / 松田聖子(9/18に初の1位を獲得し、地元の中継で母親が登場。聖子さんは泣きながら「お母さ~ん」という姿が話題になった。)
- 防人の詩 / さだまさし(映画「二百三高地」の主題歌)
- How many いい顔 / 郷ひろみ(化粧品CMソング)
- ふたりの夜明け / 五木ひろし
- パープル・タウン / 八神純子(JALのCMソング)
- 私はピアノ / 高田みづえ(サザンの桑田佳祐が作詞作曲)
- さよならの向こう側 / 山口百恵(ラストシングルで9/25が最後の出演)
- ジェニーはご機嫌ななめ / ジューシィ・フルーツ
- 酒場でDABADA / 沢田研二
- ハッとして!Good / 田原俊彦(松田聖子と共演したグリコCMソング)
- 風は秋色 / 松田聖子
- サンタマリアの祈り / 西城秀樹(10/30に初ランクインし、妹分の河合奈保子さんと中継先から一緒の出演を果たした)
- ヤング・ボーイ / 河合奈保子
- 恋人よ / 五輪真弓
- 人生の空から / 松山千春
- セクシー・ナイト / 三原順子
- 愛はかげろう / 雅夢
- 赤いアンブレラ / もんた&ブラザーズ
- 若さのカタルシス / 郷ひろみ
- Mr.ブルー~私の地球~ / 八神純子
- 万里の河 / チャゲ&飛鳥
- 大阪しぐれ / 都はるみ
- スニーカーぶる~す / 近藤真彦
私の購入したレコード
この中で、私の購入したレコードは、「異邦人」「大都会」「さよなら」「贈る言葉」「順子」「蜃気楼」「Yes.No」「狂った果実」「青い珊瑚礁」「風は秋色」「赤いアンブレラ」「スニーカーぶる~す」「ハッとして!Good」。
特にクリスタルキングにはハマりました。あの高音がカッコよくて、自分もあんな声が出ないかな~とあこがれて訓練してました。「贈る言葉」は多くの友達が持っていて、自分の学校の卒業式ではこの曲が使われました。オフコースとの出会いは衝撃的で、繊細ながら叩きつけるように歌う小田さんの声に鳥肌が立ちました。トシちゃんとマッチですが、私はマッチが好きでした。男らしい感じが好きだったのかもしれません。
聖子ちゃんの曲も好きでした。ランキングには入っていませんが、「青い珊瑚礁」で聖子ちゃんの歌が好きになって、デビュー曲の「裸足の季節」も購入しました。「裸足の季節」は、母親の買い物のついでに買ってきてもらってのですが、母親に「「はだかの季節」っていうレコード買ってきて!」と間違って頼んで、母親が買い物から帰ってきたら、店員さんに「裸足の季節ですよね?(ニヤリ)」って言われてお母さん恥ずかしかったわ!と怒られて…。
まとめ
1980年は、海援隊、田原俊彦、近藤真彦、三原じゅん子といった3年B組金八先生からの出演者が多くランクインした年。以後、新八、仙八、金八Ⅱ、貫八といった金八先生シリーズから必ずアイドル歌手が数名デビューしていくことになります。
10/16の放送で、トシちゃんが黒柳さんからもらった手作りチョコレートケーキを食べ、「最悪」と言い、黒柳さんをムッとさせたという事件もあり。
今後も色々な歌手が登場し、様々なハプニングが発生しますが、気づく限り記載していきます。