ごぼうを使って調理したいけど、きんぴらごぼうやけんちん汁はちょっと飽きたので、他に何かないかな…そんな時に思いついたレシピです。
きんぴらごぼうをアレンジした炒め物ですが、ポイントはネギ。
各素材の旨味とネギのピリ辛が食欲をそそるメインのおかずです。
豚肉ごぼうネギ炒め
食材と調味料(2~3人前)
(食材)
- ごぼう・・・半分(太い方)
- ネギ・・・・1本
- ニンジン・・半分(中サイズ)
- 豚肉・・・・150gぐらい(肉は何でもOK)
- ニンニク・・1かけ
ニンニクはチューブでも構いませんが、粗みじんにするとマイルドなニンニク風味になります。
お肉は豚バラ、豚こま等、何でも構いません。
(調味料)
- 水 ・・・・50ml
- しょうゆ・・大さじ1
- 酒・・・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
好みに応じて、いりごま、黒コショウを。
お皿に盛りつけた後、好みに応じて、いりごま、黒コショウなどを振りかけてみてください。
後であわてないように、調味料はあらかじめ混ぜておくと良いです。
酒を入れるのは風味を付けるためで、液体の出汁というイメージです。
砂糖だと甘味が強く出るので、やわらかな甘さを出すためにみりんを使っています。
調理手順
- 各材料を食べやすい大きさに切る
- ごま油を敷いたフライパンにみじん切りしたニンニクを入れ、豚肉を炒める
- 豚肉を一旦取り出し、残りの材料を炒め、しんなりしてきたら豚肉を戻す
- 調味料を入れ、汁気が無くなってきたら完成
料理の解説
1.材料を切る
あく抜きをする時間を取るので、先にごぼうから始めてください。
ごぼうは皮を剥きますが、皮付近にごぼう独特の香りや栄養素が詰まっているため、あまりごっそりと取らないようにします。
ただ、皮を残し過ぎると土臭さが残ったり、食感が硬めになるので、この辺は好みにあった皮の剥き方で構いません。
皮を極力残したいなら包丁の背で軽くこすってみてください。
もうちょっと皮を取りたいなら、ピーラー(皮むき器)があれば、ピーラーをごぼうに軽く押し当てて持ち手の方向へ引かずに、反対方向へ撫でるように動かしてみてください。
今回は、ピーラーで軽くこすって皮を剥いています。
切り方は、どんな切り方でも構いませんが、鉛筆をナイフで削れるなら、まな板やボールの上で、ごぼうを削っていってください。
この切り方はささがきという切り方で、薄く不揃いな感じになって、調味料も染み込みやすくなります。
ごぼうを切り終わったらアク抜きをするため、ボールに入れて水につけます。
他の材料を切り終わる数分間程度で良いです。あまり長時間つけ過ぎるとごぼうから栄養が流れ出てしまうので注意してください。
ニンジンも出来るならささがきで構いません。
ネギは食感を残すため、斜めに切りに。
2.ニンニクをみじん切りにする
ニンニクはチューブでも構いませんが、すりおろしたニンニクはニンニク臭が強く出ます。
マイルドなニンニク風味にするならみじん切りがおすすめです。
ニンニクをみじん切りする場合、たまねぎをみじん切りするように縦横に包丁で切れ目を入れてからザクザク切っていく方法もありますが、初心者がこの方法でやると手を切る恐れがあるので、こんなやり方をしてみてください。
まな板に置いたニンニクに包丁の側面をあて、体重をかけて上から押しつぶします。
これを適当にザクザク切って粗みじん切りにします。
3.豚肉を焼く
フライパンに大さじ1のごま油と先程のニンニクを入れ、油を全体に馴染ませます。
ニンニクはチリチリ音を出し始めたら豚肉を入れて、赤みが取れる程度に焼きます。
焼いたら一旦取り出しておいてください。
4.残りの具材を焼いて肉と調味料を合わせる
同じフライパンを使って、残りの具材を全て炒めます。
ごぼうがしんなりしてきたら豚肉を戻し、調味料を入れて汁気がなくなるまで炒めたら完成です。
お皿に盛りつけた後、好みに応じていりごまや黒コショウなどを振ってみてください。
まとめ
この料理のポイントはネギで、ネギのピリ辛と甘さ加減がアクセントになっているので、出来るだけネギを使って調理してみてください。