コスミック・インベンションCDレビュー~森岡みま=80年代アイドル⁉~

アイドル
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皆さん、コスミック・インベンションってグループを覚えていますか?

テレビ出演は、NHKのレッツゴーヤングぐらいだったと思うので、記憶にない方も多いと思いますが、当時YMOが好きだった方は、記憶の片隅にあると思います。

コスミック・インベンションは、1980年にYMO武道館公演の前座をした中学生5人組のYMOコピーバンドで、YMOジュニアとも呼ばれ、YMOに熱狂していた中学生は誰しも羨ましく思った存在でした。

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コスミック・インベンションCDレビュー

コスミック・インベンションは1981年に「YAKIMOKI」でデビューし、シングル全3枚、アルバム1枚をリリースし、1982年に解散してしまいました。

ドラムが一人、シンセサイザーが4人という構成で、ドラムの森岡みまさんがボーカルを担当しているということもあり、ドラムがセンターポジション。

そのかわいらしいルックスと声から森岡みまさんはアイドル的存在で、注目を一身に浴びながら一生懸命ドラムを叩きながら歌う姿を見ていると応援せずにはいられない感じでした。

コスミック・インベンションの音楽性

基本的な音楽性は、ベタベタな歌謡曲のメロディーをシンセとドラムのみで演奏して、テクノ感を出しているといった感じで、70~80年代アイドルソング的な曲もあれば、ムード歌謡的な曲もあります。

テクノ歌謡といっても、「風の谷のナウシカ」のような壮大で完成されたものとは違い、音数が少なく、曲によってはシンセやドラムのリズムがたどたどしいものもあり、素人感丸出しな部分もありますが、ボーカルの森岡みまさんのかわいらしく伸びのある声との融合により、何とも言えないオリジナリティーを出しています。

コンプリートベストについて

現在、コスミック・インベンションの曲は「コスミック・インベンション コンプリートベスト」というCDで、全曲を聴くことができます。

01. SPACE FIGHTING(作詞:コスミック・インベンション 作曲:小田啓義)
02. 愛 Love Come On(作詞:柴山俊之 作曲:小田啓義)
03. ちょっとホントあとはウソ(作詞:近田春夫 作曲:小田啓義)
04. ゆでたまごちゃん(作詞作曲:近田春夫)
05. YAKIMOKI(作詞:星川スナヲ・くら美あきら 作曲:小田啓義)
06. コンピューターおばあちゃん(作詞作曲:伊藤良一)
07. Trouble(作詞:井上能征 作曲:小田啓義)
08. Little Darling(作詞:松本隆 作曲:小田啓義)
09. Cosmic Fantasy(作詞:星川スナヲ 作曲:小田啓義)
10. ひこうき雲(作詞:谷山浩子 作曲:小田啓義)
11. それはシークレット(作詞:目時裕和 補作詞:近田春夫 作曲:井上能征)
12. プラトニック学園(作詞:近田春夫 作曲:細野晴臣)
13. コズミック・サーフィン(作詞:近田春夫 作曲:細野晴臣)
14. YAKIMOKI(Instrumental)
15. ちょっとホントあとはウソ(Instrumental)
16. プラトニック学園(Instrumental)
17. コズミック・サーフィン(Instrumental)

編曲は「プラトニック学園」「コズミック・サーフィン」(2曲とも編曲は細野晴臣さん)を除いて全て小田啓義さんです。

1~11はアルバム「コズモラマ」より、12、13はシングル「プラトニック学園」より、14~17は初CD化されたインストゥルメンタルという構成になっています。

パンフレットには歌詞の他に、鈴木啓之さんによるコスミック・インベンションの解説とこのCDが発売された当時(2011年)の森岡みまさんのインタビュー記事が載っています。

コスミック・インベンションの楽曲は、基本的にメジャー調(明るい曲調)のノリの良いポップス。

1stシングル「YAKIMOKI」はご存知の方も多いと思いますので、それ以外のおすすめ曲を簡単に書いておきます。

「ちょっとホントあとはウソ」

歌いだしの”ちょっと~”の”と”の部分が、「YAKIMOKI」で森岡みまさんがサビ前に言う「ヤッハーン」に通ずるものがあります。

軽快なメロディーで始まったと思ったら、サビで急に少し悲し気なメロディーになり、また直ぐに元の軽快なメロディーに戻るといった面白い曲です。

「ゆでたまごちゃん」

とてもかわいらしい曲調で、アレンジもシンプルなので、NHKの「みんなの歌」の曲みたいな感じもします。

ボーカルの森岡みまさんは、この曲が一番のお気に入りだそうです。

「ひこうき雲」

ユーミンの曲ではないですが、それっぽい曲調です。

間奏にシンセが入っていますが、この曲はテクノアレンジではなく、ニューミュージックというかフォークというか、まさに荒井由実さんのような感じです。

後に80年代アイドルの志賀真理子さんにカバーされました。

まとめ

80年代アイドルソングが好きな方は、この森岡みまさんの声にハマると思いますので、是非聴いてみてください。

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