アイドル歌手 真野恵里菜について~80年代アイドルの幻影~

昨年(2018年)真野恵里菜さんはサッカー選手の柴崎岳さんとご結婚されましたね!おめでとうございます。

私は真野恵里菜さんのことをデビューからしばらく追っていたので、時の流れの速さにちょっとビックリもしています。

皆さんは真野恵里菜さんというと女優のイメージでしょうか?

今回は、アイドル時代の真野恵里菜さんのことやおすすめの楽曲等について個人的な思い出を織り交ぜながら書いてみたいと思います。

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期待のソロアイドル 真野恵里菜

真野恵里菜さんは、ハロプロエッグ(つんく♂プロデュースによるハロープロジェクトの研修生)出身のアイドルで、2007年に「音楽ガッタス」というハロプロユニットでCDデビュー、その後ソロとなり2013年の卒業まで歌手活動を続けていました。

真野恵里菜との出会い

ちょっと個人的な話になりますが、真野恵里菜さんを知ったきっかけ等について書いておこうと思います。

私は70年代のピンクレディーをきっかけに積極的にアイドルソングを聴くようになりました。80年代には河合奈保子さんに夢中になりながらも様々なアイドルの歌うキラキラ&哀愁ソングを聴いていました。

平成になってから歌番組が激減し、アイドルというジャンルの低迷から、それ以降はほとんどアイドルソングを耳にすることはありませんでした。確か最後に買ったアイドルCDは三浦理恵子さんの「日曜はダメよ」だった(?)と思います。

平成になってからは、昭和的手法で売り出されるアイドルは日の目を見ず、かつてなら可愛い衣装を着てソロデビューしたようなアイドルルックの子たちは、バンドブームや小室ブームの中で「かわいい」から「カッコいい」に変わっていきました。

平成の終わり頃、テレビ東京の「ASAYAN」から小室哲哉プロデュースに続く第2弾としてつんく♂プロデュースがスタートし、ここからデビューしたのが「モーニング娘。」(以下、。省略)。

昭和を生きてきたつんく♂さんのプロデュースということもあり、モーニング娘の楽曲はデビューからしばらくの間はフォークやディスコ歌謡といった昭和の香りがするアイドルソングでした。

モーニング娘の「Loveマシーン」のヒットから、ミニモニ等のグループ内ユニット、ココナッツ娘等の別グループ、松浦亜弥さん、藤本美貴さんのソロデビューなど、つんく♂プロデュースによるアイドルが量産されていきましたが、各ユニットのコンセプトの差別化の難しさやモーニング娘のフロントメンバーの卒業等をきっかけに、ゴールデンタイムの歌番組でハロプロメンバーの楽曲を耳にする機会が徐々に減ってきました。

つんく♂さんは時代の流行に敏感で、そういった要素を音楽に取り込む才能に長けている方だと思います。当初は昭和の香り漂うアイドルソングだったものが徐々に時代に合ったビートとダンスを取り入れた作風に変化していき、それと同時にハロプロメンバーは歌唱力やダンスといったスキルを高めていきました。

ただ、アイドルにはある意味、不安定さを求める私にとってちょっと違う方向へ進んでいってしまい、その辺りからハロプロの音楽からは少し距離を置くようになりました。

2009年の春、家族で軽井沢へ旅行に行き、お土産屋さんで商品を見ていた時にお店のスピーカーからメチャクチャ昭和チックなアイドルソングが流れてきました。

どこにでもいそうな女子高生みたいな声、棒読みというか素朴な歌い方、ピアノ主体の静かで淡々とした曲、歌詞は昭和歌謡にみられた乙女心を綴ったもの、グループでなくソロ…

この曲を聴きながら、屋根でギターを弾きながら歌う浅田美代子さんを思い出してしまいました。

帰宅後、曲調と一部分だけ覚えた歌詞を頼りに、その曲を聴いた日のラジオ番組や有線放送等でかかった曲をネットで探してみたましたが全く手掛かりをつかめず、自分の知らない昭和のB級アイドルの曲なのか、平成の新人アイドルの曲なのか分からないままでした。

それから何週間か経ったある日、深夜番組を見ていたら偶然あの時の曲が流れました。

それは新人アイドル歌手のデビューシングルCMで、この時、あの曲は真野恵里菜さんの「乙女の祈り」であることを知りました。

真野恵里菜 ファーストコンサートツアー

せつなバラード「乙女の祈り」で完全に真野恵里菜さんにハマってしまった私は、ここからインディーズ時代に遡ったり、その後の楽曲を追っていきました。

昭和歌謡ヲタの友達に「乙女の祈り」のMVを見せてあげたところ、その友達も完全にハマってしまい、ライブに行こうということになり、2009年9月13日に東京厚生年金会館で開催された「真野恵里菜 ファーストコンサートツアー Introduction~はじめての感動~」に参加しました。

「乙女の祈り」で真野恵里菜さんはピアノを弾いていますが、幼稚園の頃からピアノを習っていたとのことで、ライブでも弾き語りを披露してくれました。ファーストコンサートということもあり、緊張しながらも必死で頑張る様子にかつての80年代アイドルの姿を見ました。

まだデビューして半年ということもあり、少ない楽曲の隙間は本の朗読等で埋めるといった面白い構成でした。

このライブで、これまで真野恵里菜さんのバックで踊っていた4人の女の子がスマイレージというグループ名でデビューすること、デビューシングルは「ぁまのじゃく」(インディーズレーベル)であることが本人たちから告げられ、「ぁまのじゃく」が披露されました。

この楽曲は昭和チックな可愛らしい曲で、一発でスマイレージのファンになってしまいました(^_-)-☆

このライブはDVDでリリースされましたが、ここに収録されていない事柄で思い出深いのは、ライブ終了後のこと。

ライブが終わって帰ろうと席を立った時、こんな場内アナウンスが流れました。

「真野恵里菜が今日のライブに感激し、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいということで皆さんをお見送りすることとなりました。つきましては整列退場という形をとらせていただきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

会場を出るまで相当時間がかかりましたが、出口近くの廊下に真野恵里菜さんとスマイレージの4人がスタンバイしており、全員とハイタッチをして来場者を見送ってくれました。

真野恵里菜のおすすめ楽曲

2009年にデビューして約4年という歌手活動期間でしたが、特にデビューした2009年は2か月に1枚といった感じで楽曲リリースペースが早く、最も充実した期間だったと思います。

デビュー後前半は80年代アイドルを彷彿させる曲調と振り付け、後半はKARAを始めとするK-POPブームの影響からか曲調もダンサブルに、そして振り付けからダンスに変わって行きました。

真野恵里菜さんのシングルは全13枚、アルバムはベストを含めて4枚リリースされていますが、個人的なおすすめは当時80年代のソロアイドルの復活を予感させた初期の楽曲たちです。

こういった楽曲はファーストアルバム「FRIENDS」に多数収録されているので、真野恵里菜さんの楽曲を聴いたことのない方は、まず「FRIENDS」を聴いてみてください。

「FRIENDS」の収録曲は以下の通りです。特におすすめの曲については少し楽曲の説明を記載しておきます。

  1. 乙女の祈り(デビューシングル)
  2. OSOZAKI 娘
  3. 世界はサマー・パーティー(3rd シングル)
  4. いつもいつでも
  5. ラララ・ソソソ(インディーズ3rdシングル)
  6. はじめての経験(2nd シングル)
  7. ラッキー・オーラ(インディーズ2ndシングル)
  8.  サンタのサキソフォン
  9. この胸のときめきを(4th シングル)
  10. まつげの先に君がいる
  11. おやすみなさい
  12. マノピアノ(Album ver.) (インディーズ1stシングル)

乙女の祈り(作詞:三浦徳子 作曲:KAN)

インディーズデビューからメジャーデビュー後の3rdシングル「世界はサマー・パーティ」までは、90年代に「愛は勝つ」等でヒットを飛ばしたKANさんが作曲を手掛けています。

作詞は河合奈保子さんのデビュー曲「大きな森の小さなお家」等、数々の昭和アイドルソングを手掛けてきた三浦徳子(よしこ)さんによるもので、インディーズ3rdシングル「ラララ・ソソソ」から真野恵里菜さんの歌手活動引退まで表題曲・カップリング・アルバム曲に関わっています。

「乙女の祈り」は、インディーズ時代から続いていた80年代ソロアイドル復活を狙ったようなポップバラード。

伊藤つかささんの「夕暮れ物語」のような曲調と切ない乙女心を綴った歌詞に、80年代アイドルファンだった方は、その後の活動に大きな期待を持ったことと思います。

真野恵里菜さんがデビューする少し前辺りから、CDをTYPE A,Bといった形で売り出す形態が出始めましたが、「乙女の祈り」もそういった形態で、それにプラスしてシングルV(DVD)というものまでリリースされました。

私はそれまで同じ楽曲の入ったCDを複数枚購入するといった習慣がなかったため、真野恵里菜さんのデビューシングル「乙女の祈り」を購入する時はちょっと戸惑いました。

複数形態で販売される真野恵里菜さんのCDは何が違うのかというと、ジャケットと特典DVDに収録されているMVの内容。

特に「乙女の祈り」のMVは通常Ver.以外に、「Close up ver.」「Piano ver.」「Stripe ver.」「White ver.」「Yellow ver.」「レコチョク ver.」とたんさんあって集めるのに苦労しました💦

いつもいつでも(作詞:三浦徳子 作曲:経塚泰誠)

アコースティックギターを中心としたミドルテンポでメジャー調(明るい雰囲気)の曲で、昭和の楽曲で言うなら、坂本九さんの「涙くんさよなら」のような感じです。

「涙くんさよなら」は、多くのアーティストにカバーされ、70年代アイドルの天地真理さん、80年代アイドルの三田寛子さんらも歌っていました。カバーされる方のアレンジによっても曲の雰囲気が異なりますが、「いつもいつでも」に近いアレンジのものは、天地真理さんがカバーしたバージョンに近い気がします。

真野恵里菜さんの素朴な歌い方にとても合っていて、ほっこりした気分になれます。

ちなみに、作曲者の経塚泰誠さんとは、シャ乱Qのたいせーさんのことで、1stシングル「乙女の祈り」の編曲も手掛けています。

ラララ・ソソソ(作詞:三浦徳子 作曲:KAN)

「いつもいつでも」に似た曲調で、ピアノを中心とした曲です。ピアノを習いたての娘が、一生懸命8分音符でピアノを弾いて歌っているようで、微笑ましい気分になります。

この胸のときめきを(作詞:三浦徳子 作曲:畠山俊昭)

この曲は「乙女の祈り」同様、昭和の香りがプンプンする曲で、曲調は80年代というより、70年代のアイドルが歌う哀愁ソングといった雰囲気です。

ピアノで始まるバラードで、曲名も同じことからか少しエルビスプレスリーの「この胸のときめきを」に似てる感じがしなくもないです。

ちなみに作曲者の畠山俊昭さんとは、シャ乱Qのギタリスト はたけさんです。

このように真野恵里菜さんの楽曲には、はたけさん、たいせーさんなどシャ乱Qのメンバーが関わっています。

まとめ

80年代アイドルをコンセプトにしたようなソロアイドルはその後続くことはありませんでしたが、こういった雰囲気を持つ楽曲は、スマイレージ、Berryz工房、℃-ute(キュート)、Buono!といったハロプログループのアルバム曲にも収録されているので、ぜひ真野恵里菜さんの楽曲をきっかけにあれこれ聴いてみてください。

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