今までは、パソコンを使って国税庁の確定申告等作成コーナーで数値を入力して、プリントアウトして、郵便局に持って行って郵送、なんてやっていた確定申告。昨年、マイナンバーカードを取得したので、e-Taxでの送信にチャレンジしてみました。でも、なんか難しそうで、何度もいつも通りに郵送にしようと思ったんですけどね。
で、やってみた結論から言うと、
超ラクチン
確定申告した実感がないぐらい。税務署への持ち込み・郵送でなく、電子送信することをe-Taxって言いますけど、こんな言葉は気にする必要はありません。スマホとマイナンバーカードがあれば出来ます。ICカードリーダーなんていりません。
具体的なやり方は、YouTubeの国税庁動画チャンネルの動画「パソコン申告 マイナンバーカードを利用したe-Tax送信方法」を見てください。かなり親切・丁寧な説明なので、この手順通りにやれば大きな問題もなくできると思います。ネットでやり方を調べて文章で確認するより100倍分かりやすい!
たった今、送信完了して確定申告が終わったので、来年もまた再現できるよう備忘録という意味も込めて、入力はパソコン、スマホとマイナンバーカードをを使って送信というパターンでのつまづきそうなポイントなんかを書き留めておきます。
【確定申告】PCで入力してマイナンバーカードを使って送信するやり方
事前準備・確認
パソコン以外に用意・確認しておくべきものは以下の通り。
- スマホ
- マイナポータルアプリ
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの暗証番号
- マイナンバーカードの署名用電子証明書用暗証番号(英数字6~16文字)
スマホは一応対応機種が指定されてますが、指定以外のモノでもデータ通信が正常に行える場合はOK(詳細はこちら)。
マイナポータルアプリは、マイナンバーカード作ってポイント還元?みたいなことをやった人はスマホにインストールしてるんじゃないかなとも思うんですが、もしインストールしてなかったらやっておいてください。
マイナンバーカードの暗証番号、署名用電子証明書用暗証番号は、マイナンバーカードの申請をした時に設定して、その控えの紙をもらっていると思います。そこに書いてあるので、すぐ入力に使えるように用意しておいてください。もし、忘れちゃったら、市役所に問い合わせましょう。再設定するみたいです(詳細はこちら)。
つまづきポイント
今回初めてやってみて「あれ?」と個人的に引っかかったポイントをいくつか挙げておきます。
パソコンに表示されたQRコードをスマホで読み込む際
作業中にパソコンに表示されるQRコードは、スマホにインストールしたマイナポータルアプリから読み取ります。でも、私は確定申告作業をする前にマイナポータルアプリを色々いじっちゃって、動画の解説通りQRコードを読み込めないなんて事態に。ポイントは、もしマイナポータルアプリにログインしていたら、ログアウトしてまっさらな初期の状態にしておくこと。そうすると、画面下部にQRコード読み取りのボタンが出てきます。
マイナンバーカードの読み取りってどうやるの?
作業工程の中で「カードの読み取り」ってのがあって、解説ではスマホをマイナンバーカードにかざすって言ってるんですけど、QRコードの時みたいにかざすんじゃなくてスマホをマイナンバーカードにタッチ(接触させる)です。
マイナンバーカードのマイナンバーってどこに書いてあるの?
ある画面でマイナンバーを入力してくださいって表示が出たのでマイナンバーカードを見たところ、どこに書いてあるのか分かんない。裏面に書いてあるんですけど、マイナンバーカードってもらった時にビニールのケースに入ってますよね。ちょうどマイナンバーの部分が隠れて見えない仕様になってるので、ケースから出すとマイナンバーが見える状態になります。
まとめ
収支報告書等の入力についてはどの申請方法でも同じなので、ここでは割愛しますが、今回のe-Taxで戸惑ったことと言えばこのぐらいです。ホント、国税庁の動画「パソコン申告 マイナンバーカードを利用したe-Tax送信方法」が分かりやすい。初めてだと、アレをしてくださいコレもしてくださいみたいな指示が出てくるんですが、その通りにやれば問題なく進みます。
もし、どうしても上手くいかないなんてことになっても、その時はこれまで通りのやり方でやり直せばいいので、とりあえずやってみましょう!
あと、e-Taxによる申請だと確定申告開始日を待たずに申請できるので、既に入力数値の整理が出来てるなら早く済ませたいですよね。2024年(令和5年度分)の申請で言うと、確定申告開始日は2月16日からですが、e-Taxでは1月4日から受付開始。詳細はe-Taxのホームページで確認してみてください。