優しさの意味について思うこと|本当の優しさって何だろう?その優しさって誰のため?

こんにちは、まちろです。

皆さんは、どんな時に人の優しさを感じますか?

 

調子の悪い時に、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる人?

重い荷物を持ってくれる人?

傘がなくて困っている時に、「これ使って!俺は家が近いから大丈夫!!」なんて言って、ホントは遠い自宅までダッシュで駆け抜けて行くドラマの主人公のような人?

 

自分が困っている時、弱っている時に、思いやりの感じられる言葉をかけてもらったり、何かしてもらったら、素直にありがとうって感謝の気持ちが湧きますよね。

ただ、中には優しさの仮面を被って、人をだましたりする人もいます。

 

本当の優しさって何でしょう?

 

今回は、これまで自分が感じてきた「優しさ」についての話をしてみたいと思います。

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本当の優しさって何だろう?

自分本位の優しさ

もうかなり前のことですが、飯島真理さんのある曲を聴いた時に、物凄い衝撃波を受けたような気分になったことがあります。

それは、「やさしさSAYONARA」という曲で、歌詞にこんなフレーズがあります。

あなたのやさしさ 弱さの裏返し…

 

私は昔から、「お前は優しいヤツだな」なんて周囲の友達からよく言われていました。

人に優しくするのは、子どもの頃から親や学校で教育されたこと、大好きで見ていたアニメやドラマから優しさの大切さを教わったからというのもありますが、「やさしさSAYONARA」を聴いた時、自分の弱点を見抜かれていたたまれないような気持ちになったのと同時に、

自分の優しさって本当の優しさなんだろうか…

と考えるようになりました。

 

私はとっても弱い人間で、小学生の頃、イジメられたのをきっかけに不登校になった時期があり、それ以来、嫌なことがあると問題に立ち向かわず逃げる…

そんな習慣がついてしまいました。

何かある度に、

誰かに助けて欲しい、守ってもらいたい

そんな思いで日々を過ごしていたせいか、自分と同じように友達が悩んでいたり、困っていたりするのを見ると、それが自分のように思えて、自分も同じ状況だったら、こんな風に言ってもらいたい、してもらいたいという考えのもと、自分を助けるかの如く友達に優しく接してきた気がします。

 

でも、それって「自分だったら」という自分視点のみの考えで、

相手の価値基準や性格・性質とかを全く無視した自分勝手な行動だったのではないか…

場合によっては、私が何らかの手を差し伸べることで、友達が悩みに立ち向かって解決する機会を逆に奪ってしまったのではないか…

もしかすると、自分の行為が優しさの押し売りになっていたのではないか…

 

言ってみれば、

他人を救うことで自分が救われるといったある種の見返りを求めた無責任な優しさ

 

飯島真理さんの「やさしさSAYONARA」を聴いて以来、他人を思いやる気持ちはあったにせよ、こういった自分の弱さと密接にかかわっている優しさの行動は、優しさの本質ではないと思うようになりました。

相手本位の優しさ

相手本位の優しさとは、自分の価値観を押し付けず、全く見返りを求めない相手を思いやる行為のこと。

 

前にTBSのドラマ「半沢直樹」を見ていた時に、銀行と企業間の融資について、こんなセリフがありました。

貸すも親切、貸さぬも親切

これって優しさにも置き換えることが出来ると思っていて、悩みの内容、相手の価値観・性格・性質によって、手を貸すことも、時には手を貸さないことも優しさ。

 

優しい言葉を掛けた方がいい時もあれば、苦言を呈する、何も言わず見守る方がいいこともある

手伝ってあげた方がいい時もあれば、やり方だけを教える、全く手を出さない方がいいこともある

 

私は本当の優しさって、

自分自身の力で悩みを解決できるよう支援し、幸せになって欲しいと願うこと

だと思っています。

 

誰に・どんな場合・どんな支援をしたらいいのか、ケースバイケースですが、それを理解するには、相手を普段からよく見て、そのモノの考え方を知る必要があります。

価値観を定規で例えるなら、その長さ・大きさ・重さ・色は、人それぞれ全くの別モノ。

なので、相手本位の優しさって、ホントに難しい…

 

何をしてあげたらいいのか分からない時は、話をしっかりと聞いてあげること

話の途中で、「俺だったら」とか「その考え方はおかしい」なんてことは言わないで、ただひたすら聞く。

話の方向がズレそうになったら、もとの位置に戻してあげるような言葉をかけてあげる。

話が堂々巡りになりそうになったら、話の内容を整理してあげる。

 

「聞く」というよりは「聴く」ですね。

余談ですが、これを傾聴といいます。

教育・医療・福祉といった対人援助の場面で使われる技法で、これには相手の感情に流されない強いマインド、自分語りをしない自制心、相手自身が解決策に辿り着けるよう促す高度なテクニックが必要とされるため、誰にでも出来ることではありませんが、傾聴の考え方を知ると、自分の価値観を押し付けない優しさの意味を理解するのに役立つと思います。

傾聴について分かりやすく解説してある書籍もたくさんあるので、気になったら読んでみてください。

>>【Amazon】傾聴に関する書籍一覧

優しさMAXで自分を武装する人

やたら親切で優しい言葉を連発する人っていますよね。プラス褒め殺し上手なんて人も。

詐欺師によくあるパターンですが、詐欺とまでは言わないまでも、過剰な優しいふるまいをする、もしくは優しい側面しか見せない人って、経験上、相手を思いやるというより、自覚せずとも何らかの自己欲求を満たしたいという気持ちが強い気がします。

 

いい人と思われたい、嫌われたくない、怒られたくない

 

そして、そのハートは薄氷のごとくもろくて、何かを切っ掛けとしてバラバラになり、病む。

これまで、学校や職場で、こういった人を何人も見てきました。

大体は、大事な仕事があるにもかかわらず、すっぽかして出社(登校)拒否なんてパターンでしたが、中にはイケナイ薬に手を出して…なんて同僚もいました。

なので、こういった傾向のある身近な同僚には、せめて私ぐらいには気を遣わないで欲しかったので、バカなことばかり言って、遊んでました(仕事中に)。

そして、「マジメに仕事しろ!!」とよく上司に怒られてました…(@_@)

終わりに:本当の優しさって何だろう?

本当の優しさとは、自分自身の力で悩みを解決できるよう支援し、幸せになって欲しいと願うこと。

そして、本当に優しい人とは、

誰にでも平等で、強いハートと信念を持っている人

自分もそんな風になりたいなって思っています。

 

「五十にして天命を知る」という言葉がありますが、私はもう50を過ぎているのに、やっと何かを学んでいきたいと思い始めたばかり。

論語で言うと15歳ですね…

頑張ります(/・ω・)/

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まちろさんのプロフィール 昭和40年代生まれで、音楽を聴くこと(主に80年代アイドルなどの昭和歌謡)、ギターを弾くことが大好きなお父ちゃん。 愛犬キャバリア「まちろ社長」を溺愛してまする。 私も、もう50を...