MDR-Z1000を購入して約6年ぐらい経ちますが、極力イヤーパッドが劣化しないように、使用後は必ずイヤーパッドをティッシュなどで拭いていました。
しかし、ここ数か月前から、イヤーパッド側面の表皮が剥がれ落ち、表面にはひび割れが入り、少しずつポロポロとはがれ始めました。
MDR-Z1000は私の一番のお気に入りのヘッドホンで、今後も使い続けていく予定なので、イヤーパッドを交換することにしました。
MDR-Z1000の交換用イヤーパッドは、家電量販店に行っても中々手に入らないので、ネットで注文してみてください。
イヤーパッドの交換をお店にお願いすると工賃がかかるし、交換自体はそれほど難しいわけではないので、自力でやってみましょう。
MDR-Z1000 イヤーパッド交換の手順
今回、MDR-Z1000の交換用イヤーパッドは、e-イヤホンで注文しました。
ペアの販売ではなく、1つ4500円ぐらいしますが、MDR-Z1000の音質は純正イヤーパッドで担保されているため、出来る限り純正のノイズアイソレーションイヤーパッドを使用したほうが良いと思います。
予算の都合上、互換性のあるイヤーパッドを使用するケースもあると思いますが、交換の方法は同じです。
イヤーパッドの外し方
下の写真のようにイヤーパッドの中に指をさし込み、下方向に強く引っ張ります。
本体に差し込まれたイヤーパッドのツバが出てきたら、そのまま上に持ち上げると、スポッとイヤーパッドは外れ、キレイな液晶ポリマー振動版が現れます。
MDR-Z1000のイヤーパッドは、本体の溝に、イヤーパッドのツバを差し込む形で固定されています。
イヤーパッドの取り付け方
交換用イヤーパッドは、特に左右の区別はありません。
上下の区別もありませんが、交換前のイヤーパッドの様子を見ると、ポコッと若干膨らんでいる部分が下になっていたので、それに合わせました。
取り付けは、上からでも下からでも構いませんが、本体の溝にイヤーパッドのツバをはめ込んでいくというという作業になります。
私は上からはめる方がやりやすかったので、上から取り付け始めました。
ただ、普通に取り付けようとしても、中々スパッと全体にハマりません。
まず、イヤーパッド上部のパッドとツバの付け根辺りを指で押します。
そうすると、ツバの部分が上に向いて、本体の溝にハマりやすくなります。
上周辺が溝にハマったら、円を描くように少しずつはめていきます。
溝にツバをはめる時、ツバが寝ているとハマりづらいので、イヤーパッドの奥の方に指を差し込み、ツバを起こしながらはめていってください。
イヤーパッドが完全にハマったら、イヤーパッドを手で覆い、左右に軽くゆすって本体とイヤーパッドの接合具合を馴染ませてください。
この工程は、動画でも撮影してみました。ちょっとたどたどしいですが、参考になれば幸いです。
まとめ
やること事体は簡単ですが、慣れないと少し戸惑うと思います。
しかし、一度やってみると、今後はヘッドホンイヤーパッドの交換を、自力でやることへの抵抗感がなくなるので、是非、頑張って自力でやってみてください(^_-)-☆
同時にヘッドバンド部もボロボロになっていますが、この対処法は別記事に書いておきました。

