鍋料理は、それだけで十分おかずにもなり、肌寒い季節の人気者。
味噌、塩、しょう油、キムチなど、鍋の味付け・種類はたくさんありますが、皆さんはどの味付けがお好みでしょうか?
今回は、鶏ムネ肉を使ったしょうゆ鍋のレシピを紹介したいと思います。
2種類の出汁を使ってコクを出し、鶏ムネ肉はパサつかないよう工夫してあります。
鍋のたびに市販の鍋の素を買うのももったいない、鍋をやろうと思ったけど鍋の素を買い忘れたなんて時は、是非!
一応、具材も書いておきますが、以下に書いた具材はたまたま家にあったものを入れただけなので、ご自宅にある鍋に入る分の好きな具材を入れていただいて構いません。
鶏ムネ肉鍋料理
食材と調味料(4人前程度)
(食材)
- 鶏ムネ肉・・・200g
- 白菜・・・・・1/8カット
- ニンジン・・・大サイズ半分
- しめじ・・・・・半パック
(調味料①)鶏ムネ肉の下味用
- 塩コショウ・・・適量
- 片栗粉・・・・・大さじ2
- マヨネーズ・・・大さじ1
(調味料②)スープ用
- 水・・・・・・・・・900㏄
- 醤油・・・・・・・・大さじ2
- みりん・・・・・・・大さじ1
- 酒・・・・・・・・・大さじ1
- 塩・・・・・・・・・小さじ1
- にんにく・・・・・・2かけ(小さじ2程度)
- 生姜・・・・・・・・大さじ1
- 鶏がらスープの素・・大さじ1
- 鰹だし(顆粒)・・・大さじ1
塩コショウの適量というのは、カットした鶏肉の表面全体に軽く振りかける程度の量です。ここでいう塩コショウとは、塩とコショウを別々に振りかけるのではなく、塩とコショウが一緒になった商品があるので、それを使用しています。きめが細かいので、多少多めに振りかけても、それ程しょっぱくならないので、大胆に振りかけてもらってもOKです。
調理手順
- 鍋に調味料②を全て入れる
- 具材の野菜類を食べやすい大きさに切る
- 鶏肉を食べやすい大きさに切り、表面全体に塩コショウを振って軽く揉み、片栗粉とマヨネーズを入れてさらに満遍なく揉む。
- フライパンで3の鶏肉を全面に軽く焼き色がつく程度に焼く(中火)。
- スープを入れた鍋に鶏肉以外の具材を入れ、中火にかける。
- 沸騰したら鶏肉を入れて中弱火にし、約10分煮込んで完成
調理の解説
1.鍋に調味料②を入れる
にんにくと生姜ですが、どちらもチューブタイプのもので構いません。
生にんにくを使う場合は、すりおろしてください。
この分量では、生姜の風味が少し強めに出るようになっているので、お好みで増減してください。
みりんは、純粋なみりんでなく、みりん風味で構いません。
2.具材の野菜類を食べやすい大きさに切る
白菜は5㎝幅ぐらいでカットすると鍋に入りやすいと思います。
ニンジンなどの硬い具材と他の具材を一緒に煮込むと、硬い具材が柔らかくなるまで煮込んだ時に、白菜などの比較的柔らかめの具材はフニャフニャになってしまいます。
具材の煮込み時間を統一するため、硬い具材は耐熱ボウルと電子レンジを使ってあらかじめ柔らかくします。
耐熱ボウルとは、レンジの熱に耐えうる容器のことです。
陶器のどんぶりなどを使うと割れるおそれがあるので、出来るだけ耐熱ボウルを使うようにしてください。
ちなみに、私は時々陶器のボウルを使うことがあり、一度も割れたことはありませんが、もし陶器のボウルを使うにしても、お気に入りのお茶碗とかの使用は避けたほうが良いと思います。
さて、やり方ですが、ボウルに具材と水(50㏄(50ml)ぐらい・大さじ3ぐらい)を入れ、ラップを掛けます。
ラップは1か所隙間を開けておいてください。
隙間が全くないとラップが風船のように膨らんで破裂することがあります。
電子レンジの時間は500wで4分程度で良いです(600wなら3分20秒程度)。
電子レンジのw変換方法ですが、こんな感じなので、今後電子レンジのレシピを見る時の参考にしてみてください。
3.鶏ムネ肉のカット・下味付け・焼き
鶏肉は食べやすい大きさならどんな切り方でも構いませんが、サイコロのようなキューブ状よりも8mm程度にスライスしたほうが火の通りも早いのでおすすめです。
鶏肉をカットしたら表面に満遍なく塩コショウを振って軽く揉んでください。
次にマヨネーズを入れて軽く揉んだ後に、片栗粉を入れて再度揉んでください。
フライパンに大さじ1の油をひいて、中火で全面に焼き目がつくまで焼き、別のお皿に移します。
油はサラダ油で構いませんが、ごま油を使うと風味が出るのでおすすめです。
4.鍋に具材を入れる
先に野菜を全て入れて中火にかけます。
沸騰したら焼いた鶏肉を入れて中弱火(弱火と中火の間ぐらい)にします。
中弱火にしてから10分程度で完成。
以上です。
まとめ
鶏ムネ肉を片栗粉とマヨネーズでコーティングして焼くことにより、肉の水分を逃さないので、長めに煮込んでも硬くなりにくく、翌日食べても柔らか食感を保っています。
鶏ムネ肉に関しては、下味に醤油を使った焼き鳥レシピも別記事で書いていますので、よかったら参考にしてみてください。