80年代アイドルの中で大好きだった河合奈保子さん。
当時、ザ・ベストテンなどのランクング番組を見ていた時、なかなか松田聖子さんのように1位を取れないことにもどかしさを感じていました。
ただ、河合奈保子さんのシングルは、時に似たような曲を続けてリリースすることもあり、沢田研二さんやピンク・レディーのような曲毎の目新しさみたいなものを感じ難いと思ったこともありました。
もし奈保子ちゃんがこの曲をこのタイミングでリリースしていたら、もっと話題になって人気が出たかもしれない…
今回は、こういった妄想の元、シングル曲を新たに選曲し並べ替えてみました。
本当に超個人的な考えで作り上げただけのもので、選曲理由やプロデュース内容もくだらないので、暇つぶし程度に読み流してください(‘◇’)ゞ
- 河合奈保子妄想シングルディスコグラフィ
- デビュー曲「ヤング・ボーイ」
- 2ndシングル「少しだけNon Non」
- 3rdシングル「ムーンライト・キッス」
- 4thシングル「甘いささやき」
- 5thシングル「スマイル・フォー・ミー」
- 6thシングル「ストロータッチの恋」
- 7thシングル「ラブレター」
- 8thシングル「恋のハレーション」
- 9thシングル「夏のヒロイン」
- 10thシングル「けんかをやめて」
- 11thシングル「パリは悲しみに燃え」
- 12thシングル「エスカレーション」
- 13thシングル「はっきりさせて」
- 14thシングル「車窓」
- 15thシングル「涙のハリウッド」
- 16thシングル「唇のプライバシー」
- 17thシングル「刹那の夏」
- 18thシングル「美・感性」
- 19~25thシングル
- まとめ
河合奈保子妄想シングルディスコグラフィ
25thシングルまで選曲してみました。25曲というのは、選曲していたら、たまたま25曲になっただけで、曲数に関しては全く意味はありません。
デビュー曲「ヤング・ボーイ」
本来のデビュー曲は「大きな森の小さなお家」(1980年6月1日)です。
「大きな森の小さなお家」は、かわいらしい曲調で奈保子ちゃんのイメージにぴったり合った曲ですが、インパクトという点では、少し物足りない気がしました。
「ヤング・ボーイ」は2ndシングルですが、この曲は、マイナー調(悲し気な曲調)とメジャー調(明るい曲調)が交錯する曲です。
この曲をデビュー曲にすることによって、奈保子ちゃんの可愛らしい女の子がする悲しげな表情と、明るくにこやかな表情といった多面的な奈保子ちゃんを見せることができ、今後、様々なタイプの曲を歌いこなせる歌手であることをアピールします。
2ndシングル「少しだけNon Non」
本来の2ndシングルは「ヤング・ボーイ」(1980年8月25日)です。
「少しだけNon Non」は3rdアルバム「Diary」に収録されている曲で、明るく爽やかな曲調です。
イントロ部分で、河合奈保子さんがクルクル回ったり、跳ねるようなステップの振り付けにより、視聴者に
かわいい小動物を見ているみたいだー!
とガシッと視聴者の心を掴みます。
サビの「Non Non」の部分は、奈保子ちゃんが困った顔をして歌い、見ている人が真似をしたくなるようなインパクトのある振りを入れます。
ちょっと、ほっぺをプクーっと膨らませてみるのもいいかもしれません。
この曲で、あまりのかわいらしさに奈保子ちゃんを忘れられなくようにします。
3rdシングル「ムーンライト・キッス」
本来の3rdシングルは「愛してます」(1980年12月10日) です。
「ムーンライト・キッス」は6thシングルですが、ここに持ってきました。
奈保子ちゃんを見て、多くの方が思うのは、素直で明るくかわいいというイメージが大半であることが予想されるため、そのイメージ通りに、デビュー間もない奈保子ちゃんの初々しい時期に、2ndシングルと同傾向の明るいイメージの曲にしました。
この曲は、曲中にカスタネットを使用しますが、
かわいい女の子がカスタネットをタンタン叩いてるぞー!たまんない~!!
と、奈保子ちゃん熱をさらにヒートアップさせます。
小学生は学校で奈保子ちゃんのマネをし、さらに奈保子ちゃんの認知度が広まって行くことでしょう。
4thシングル「甘いささやき」
本来の4thシングルは「17才」(1981年3月10日) です。
明るくかわいい奈保子ちゃんの曲が続いたので、奈保子ちゃんの違った側面を見てもらうため、4thシングルとしてマイナー調の曲を持ってきました。
この曲は、デビューアルバム「Love」に収録されている曲ですが、恋人に会えない寂しさから間違いを犯しそうになるといった内容の歌詞です。
”ごめんなさいね あなた許して”
というインパクトのある歌詞から始まる曲に、ただ事ならぬ雰囲気を感じさせ、今にも泣き出しそうな表情で歌う奈保子ちゃんに、視聴者は釘付けになることでしょう。
5thシングル「スマイル・フォー・ミー」
本来の5thシングルも「スマイル・フォー・ミー」(1981年6月1日) で同じです。
デビューシングルから大ブレイクしてしまうと、その後プレッシャーは計り知れないものになるので、奈保子ちゃんが早期につぶれてしまわぬよう、4thシングルまでは、奈保子ちゃんの魅力を徐々に浸透させていくことを目的にしていましたが、この辺りで大ヒットを狙いたいと考えました。
奈保子ちゃんの最大の魅力は太陽のような天性の明るさ、まさに女神といった形容がふさわしいので、それを武器に、リリースのタイミングが初夏という事もあり、はち切れんばかりの明るく元気なこの曲を5番目に持ってきました。
実際、「スマイル・フォー・ミー」は大ヒットしたので、このタイミングで「スマイル・フォー・ミー」をリリースしたことは間違っていなかったと思います。
6thシングル「ストロータッチの恋」
本来の6thシングルは「ムーンライト・キッス」(1981年9月1日)です。
奈保子ちゃんは明るくかわいい少女のイメージがありますが、その言動から、母性を感じさせる癒しのイメージもあります。
ノリノリの明るい曲でブレイクした後は、落ち着いた明るい曲調の「ストロータッチの恋」をリリースすることによって、癒しの奈保子ちゃんを印象付けます。
当時の事とリンクさせると、6thシングルリリースした約1か月後に、リハーサル中の事故により、腰椎圧迫骨折の重傷を負ってしまい、入院を余儀なくされたため、この「ストロータッチの恋」の印象は薄くなったかもしれません。
7thシングル「ラブレター」
本来の7thシングルも「ラブレター」(1981年12月5日) で同じです。
奈保子ちゃんの復帰後、第一弾シングルがこの「ラブレター」でした。
この頃、まだ腰の状態は完治しておらず、コルセットを巻いたまま、歌唱していました。
歌っている途中に痛みが襲ってきたこともあると思いますが、私の記憶では、奈保子ちゃんが「ラブレター」を歌っている時に、つらそうな表情になったことは一度もありません。
「ラブレター」に関しては、復帰直後のシングルという事もあり、色々インパクトが強すぎて、私の妄想プロデュースでも、リリースのタイミングをずらすことはできませんでした。
8thシングル「恋のハレーション」
本来の8thシングルは「愛をください」(1982年3月10日) です。
この曲は、本来の13thシングル「エスカレーション」のB面と、6thアルバム「スカイ・パーク」に収録されている曲で、跳ねるリズムとさわやかなイメージのある曲です。
復帰直後のシングルが「ラブレター」で、怪我の事もあって、このマイナー調の曲に、少し悲壮感を感じたので、復帰第二弾シングルは、さわやかな曲にしようと思いました。
奈保子ちゃんの腰の状態を勘案すると、振りは軽く跳ねるステップにして、春と初夏をイメージさせるような爽やかで涼し気な衣装と振り付けで攻めていきたいと思います。
9thシングル「夏のヒロイン」
本来の9thシングルも「夏のヒロイン」(1982年6月10日)で同じです。
昨年の夏に「スマイル・フォー・ミー」がヒットしたため、河合奈保子=夏というイメージを持った方も多くいたと思います。
「スマイル・フォー・ミー」の雰囲気を踏襲しつつ、さらにノリを良くした「夏のヒロイン」を9thシングルに持ってくることにより、ファンの期待に応えていきます。
10thシングル「けんかをやめて」
本来の10thシングルも「けんかをやめて」で同じです。
ここ数曲ほど、私の妄想シングルと本来のシングルの選曲&リリース時期が重なっていますが、実際にそれでヒットしており、私も納得して奈保子ちゃんを見ていたので、無理にいじりませんでした。
奈保子ちゃんの大好きな竹内まりやさんに作ってもらった曲で、歌詞の内容が二股の恋という感じだったので、話題になりました。
この曲は、その歌詞から、奈保子ちゃんのイメージとは違う、少しダーティーな印象があり、実際、私も友達から色々言われました。
しかし、ある程度賛否がある方が、話題になり、このタイミングで、「けんかをやめて」をリリースしたことは間違いなかったと思います。
11thシングル「パリは悲しみに燃え」
本来の11thシングルは「Invitation」(1982年12月1日) です。
来年、奈保子ちゃんは20歳を迎えるため、しっとりとした大人のイメージを出すために、「けんかをやめて」の後に、似たような雰囲気を持つ「Invitation」を持ってきたと思われますが、「Invitation」という曲の出来の良し悪しというより、「けんかをやめて」のインパクトが強かっただけに、「Invitation」に対しては薄い印象しか持つことが出来ませんでした。
「けんかをやめて」の後に、また今までのようなの曲調のシングルにすると、奈保子ちゃんは大人っぽい曲も今後歌っていくんだ!というアピールが薄れてしまうため、アレンジにインパクトのある大人の恋を歌った「パリは悲しみに燃え」を11thシングルとして持ってきました。
この曲は10thアルバム「さよなら物語」に収録されている曲で、ミドルテンポでキレのある物悲しい曲調です。
シンセサイザーによる重くきらびやかなアレンジが施されており、今までの奈保子ちゃんの曲とは違う、おしゃれで大人の奈保子ちゃんをアピールするには、もってこいの曲だと思います。
少し風変わりな黒いコートなどを羽織って歌うのもいい気がします。
12thシングル「エスカレーション」
本来の12thシングルは「ストロー・タッチの恋」(1983年3月1日) です。
10thシングルから、大人を意識した曲調にしてきましたが、バラード調の曲が続いたので、12thシングルには、アダルトでカッコいい雰囲気を持つ「エスカレーション」を持ってきました。
11thシングル「パリは悲しみに燃え」は、新鮮味はあったと思いますが、少しダークな感じなので、もしかすると売り上げは落ちたかもしれません。
ここに「エスカレーション」を持ってくることによって、単なる印象付けのみならず、ヒットを狙います。
13thシングル「はっきりさせて」
本来の13thシングルは「エスカレーション」(1983年6月1日) です。
この時期にリリースするシングルは夏を意識したものなので、夏のイメージにぴったりな「はっきりさせて」を持ってきました。
この曲は、9thアルバム「Daydream Coast」に収録されている曲ですが、それまでリリースされた奈保子ちゃんのかわいらしく元気いっぱいの曲とは違い、さわやかなアメリカンロックサウンドになっています。
この曲を聴きながら海岸線をドライブしたら、気分爽快になることうけあいです。
もし、奈保子ちゃんの事やアイドルに興味がない人でも、偶然ドライブ中にラジオからこの曲が流れてきたら、この曲の気持ち良さに、思わず奈保子ちゃんファンになって、アルバム「Daydeam Coast」は、もっと売れた事でしょう。
14thシングル「車窓」
本来の14thシングルは「UNバランス」(1983年9月14日)です。
この曲は、「愛・奈保子の若草色の旅」というカセットテープのみでリリースされたベストアルバム的なアルバムに収録されている曲ですが、「車窓」は新曲として収録された曲です。
ノリの良い曲が続いたので、14thシングルには心震わすバラードを持ってきました。
イントロがやたら長いので、シングル用にリアレンジしてリリースします。
純粋に歌で人を感動させることのできる歌手として、奈保子ちゃんの評価はさらに上がっていきます。
15thシングル「涙のハリウッド」
本来の15thシングルは「疑問符」(1983年12月1日) です。
「けんかをやめて」以来、曲調が大人っぽくなってきて、この辺りで、かわいらしい奈保子ちゃんももう一度見たいという欲求が出てくるころです。
そこで、本来は24thシングルとしてリリースされた「涙のハリウッド」をここに持ってきました。
これまでの流れで、新しいファンの獲得はできたかもしれませんが、初期の奈保子ちゃんファンだった人たちを離さぬよう、「涙のハリウッド」で釘を刺します。
16thシングル「唇のプライバシー」
本来の16thシングルは「微風のメロディー」(1984年3月1日)です。
「唇のプライバシー」は、本来は18thシングルとしてリリースされた曲で、マイナー調のカッコよく、歌唱力も要求される曲です。
14thシングル「車窓」同様、歌唱力の高さを今回はノリの良い曲でアピールしていきます。
この頃の奈保子ちゃんは、かわいいというより、かなり美形な女性という感じだったので、歌唱力のある美女にお茶の間は釘付けになることでしょう。
17thシングル「刹那の夏」
本来の17thシングルは「コントロール」(1984年6月1日) です。
17thシングルは夏に向けてリリースされるので、夏を意識した曲にしました。
今までは、奈保子ちゃんの夏は元気ソングという構成にしてきましたが、20歳を超えた奈保子ちゃんには、新しい夏の歌を歌ってもらいたくて、ここに「刹那の夏」を持ってきました。
「刹那の夏」は、本来は25thシングルとしてリリースされた曲で、ゆったりとしたテンポの哀し気な曲調です。
楽しい夏の描写ではなく、夏に禁じられた恋をしてしまう大人の歌を、感情を込めて歌いあげる奈保子ちゃんに、視聴者はハッとすることでしょう。
この曲は、出来れば「金曜日の妻たちへ」のようなドラマのタイアップに使用されると、売り上げが伸びるような気がします。
18thシングル「美・感性」
夏ソングをスローテンポの曲にしたので、次はカッコいい曲にしたいと思います。
今まで、「エスカレーション」や「唇のプライバシー」など、カッコいいシングルをリリースしてきましたが、同じようなカッコ良さでは飽きられてしまうので、それを飛び越えた「美・感性」を持ってきました。
この曲は、17thアルバム「ブックエンド」に収録されている曲で、ハードロックのような激しい曲です。
アレンジをもう少しハードロック寄りにし、衣装にも鎖を付けるなどして、最高にカッコいい奈保子ちゃんをアピールしていきます。
19~25thシングル
さて、そろそろ読まれている方も飽きてきた頃だと思うので、この辺りで止めておきます。
ちなみに、19~25thシングルは、こんな感じに選曲しました。
- 19th デリカシー
- 20th 桜の闇に振り向けば
- 21th デビュー
- 22th ジェラス・トレイン
- 23th THROUGH WINDOW
- 24th ハーフムーン・セレナーデ
- 25th 悲しみのアニヴァーサリー
19thシングルの「デリカシー」ですが、これはオリジナルアルバムBOX「NAOKO PREMIUM」に収録されている未発表の曲です。
「UNバランス」「コントロール」系のカッコいい曲で、この曲はシングルでリリースすべきだったと思います。
イントロのつかみもバッチリ、歌詞の”唇まで夏のまま せつない赤よ”なんてところから化粧品CMとのタイアップも可能だったかもしれません。(※ジャケットはイメージです)
まとめ
今回書いたようなことは、小中学生だった当時も時々考えていて、それを単に文字に起こしただけの個人的な妄想記事でした💦
長文でしたが、お付き合いくださった方、どうもありがとうございました<m(__)m>