【レシピ】基本の生姜焼き(玉ねぎ入り)~我が家の黄金比~

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10分程度お酒に漬け込んだ豚肉を玉ねぎと共に焼いて、生姜たっぷりのタレを絡めて焼くだけ。

ご飯の進む簡単で定番の生姜焼きです。

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基本の生姜焼き

このレシピのポイントは、肉の仕上がりを柔らかにするため、酒に漬け込む、漬け込みに醤油は入れない、調味料にみりんを使わない、焼き過ぎないことです。

これを守れば比較的柔らかい仕上がりになるので、豚肉に薄力粉(小麦粉)をまぶす工程は省いています。

食材と調味料(一人前)

(食材)

  • 豚肉 ・・・150g
  • 玉ねぎ・・・小1個

(タレ)

以下を全て混ぜておいてください

  • 醤油:酒:砂糖    ・・・各大さじ2:2:1
  • 生姜         ・・・大さじ1
  • にんにく(すりおろし)・・・大さじ1/2

調理手順

  1. 豚肉を酒に漬け込む(10分ぐらいで可)
  2. 玉ねぎを食べやすい大きさに切る
  3. フライパンに油をひき、中火で玉ねぎを1分程度炒める
  4. フライパンに玉ねぎを残したまま中火で肉を重ならないよう広げて入れ両面焼く
    表30秒、裏20秒ぐらいの焼き時間で少し赤みが残る程度で良い
  5. 混ぜ込んだタレを入れ、1分20秒程度、肉と玉ねぎに絡めて火を止める
  6. お皿に盛りつけ残ったタレを掛ける

生姜やニンニクはチューブタイプのもので構いません。量はお好みで調整してください。

タレが少ないと思った時は、醤油:酒:砂糖の比率を守ればいくら増やしても問題ありません。

作ったタレを舐めてみて濃いと感じたらを足して好みの濃さに調節してください。

レシピによっては、みりんを使用しているものもありますが、みりんは具材を荷崩れしないよう固める効果があるので、入れるタイミングを間違えると肉が硬くなってしまいます。こういった手間とミスを防ぐため、甘味は砂糖で出すことにしています。

料理の解説

1.豚肉を酒に漬け込む

使用する豚肉は豚こま、豚バラ等なんでも良いです。

少し厚みのある肉を使う場合は、包丁の背で肉の両面を全体的にトントン叩いておいてください。

強めに叩いて構いません。

これは肉の筋を切って焼いた時に肉の反り返りを軽減させるためのものです。

ちなみに、肉の筋とは白い脂身の部分と赤身の部分の境目のことで、肉を叩く以外に筋切りという方法もありますが、個人的な経験上、包丁で筋切りするよりも叩いたほうが簡単で反り返り防止の効果がある気がします。

酒は豚肉表面にさっとかける程度で良いです。多くかけてしまっても問題ないので、ここでの酒の量に関してはあまり気にしないでください。

これにラップをして焼く直前まで冷蔵庫に入れて置いてください。

豚肉を酒に漬け込むのは、豚肉を柔らかくするためです。

レシピによっては、混ぜ込んだタレを肉に漬けておくと書かれたものもありますが、醤油を長時間肉に漬け込むと肉を硬くしてしまうので、そういったことを気にせず作れるよう酒のみの漬け込みにしています。

半日ぐらい酒に漬け込んだ方がより効果的ですが、時間がないなら10分程度で構いません。

調理開始の1番最初にお肉を漬け込んで、その後にご飯を炊いたり、お味噌汁を作ったり、付け合わせのキャベツ等の野菜を切ったりすると漬け込み時間を稼げます。

2.玉ねぎを切る

玉ねぎを半分に切り、両端を切り落とし、茶色の皮の部分を剥がします。

下側の芯の部分(薄く茶色くなっている部分)にV時に切り目を入れて切り抜きます。

ここを切り取らないと玉ねぎを薄切りにしても芯に近い部分はくっついてバラバラになりません。

その後の切り方は好きなやり方で構いませんが、形崩れを防ぎ食感を残すには、玉ねぎの繊維に沿って5mm感覚ぐらいで切ると良いです。

玉ねぎの繊維とは、玉ねぎ上端から下端に向かって伸びる線のことです。

3.フライパンに油をひき中火で玉ねぎを炒める

フライパンに大さじ1のサラダ油をひき、中火でフライパンを温めてください。

フライパンに手をかざして熱さを感じたらOKです。

フライパンの油がツルーっと流れるようになるので、フライパン全体に馴染ませてください。

時間にして点火から約30秒ぐらいです。

玉ねぎを入れたら、1分程度炒めてください。

4.肉を焼く

玉ねぎはフライパンから取り出さずフライパンの端に寄せ、肉を広げて中火のまま焼きます。

薄めの肉を使う場合は、表30秒、裏20秒目安で焼いてください。

後でタレを入れて煮込むので、若干赤みが残っているぐらいの焼き加減で良いです。

肉の厚さや入れる分量によっても焼き時間は若干前後しますが、焼き時間の目安としては、肉をフライパンに入れた後、表面の赤みが薄れてきて肉が盛り上がってきたら裏返しのタイミングです。

以下の写真の状態でもう十分裏返して構いません。

5.タレを入れて肉と玉ねぎに絡める

タレを入れて肉と玉ねぎによく混ぜてください。

しばらく煮込むと、タレの水分が飛んでブクブクと泡が出てトロッとしてきます。

この状態になったら火を止めます。

タレを入れてから火を止めるまでの時間は、大体1分10~30秒ぐらいです。

タレを多めに作った場合、トロッとするまでもっと時間がかかりますが、肉を煮込みすぎると硬くなってしまうので、肉の赤みが完全になくなったら一旦肉のみ引き上げ、タレがトロッとし始めたらフライパンに肉を戻して絡めてください。

タレを煮詰めすぎるとフライパンに焦げ付いてしまうため注意してください。

6.盛り付け

お皿に肉と玉ねぎを盛り付け、フライパンに残ったタレを回しかけてください。

キャベツの千切りやトマトなどを付け合わせると見栄えも栄養バランスも良くなると思います。

以上です。

まとめ

どんな肉を使用するかによっても仕上がった肉の柔らかさに差異はありますが、肉を柔らかくする一番のポイントは短時間で焼くことです。

焼き過ぎないよう注意しながら美味しい生姜焼きを作ってみてください。

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