最近、父の耳が遠くなったみたいで、テレビの
音が爆音気味💦
すまんのーー💦
こんな時におすすめなのは、ワイヤレスヘッドホンとTV音声を飛ばすBluetooth送信機(トランスミッター)。
これがあると、周囲に迷惑を掛けず、ご両親もテレビを堪能することが出来ます。
別々で購入することも出来ますが、こういった電子機器に詳しくないと、接続するまでに四苦八苦なんてことになりかねないので、セットになっていて、電源を入れたら一発で繋がるような製品がおすすめです。
あと、テレビ鑑賞となると、長時間ヘッドホンを装着することになるので、耳が疲れにくいタイプのイヤホン・ヘッドホンを選ぶことも重要。
今回は、AfterShokzというメーカーから、こういったシチュエーションに合うTV用ワイヤレスヘッドホンを提供していただいたので、
電子機器に詳しくない両親が使った場合、きちんと取り扱うことが出来るのか?
といった点に着目してレビューしてみたいと思います。
AfterShokz テレビ用ワイヤレスヘッドホンの特長は、
- ワイヤレスヘッドホンとBluetooth送信機(トランスミッター)がセット
- 耳の穴を塞がない骨伝導ワイヤレスヘッドホンで耳の閉塞感がない
- 電源を入れるだけでBluetooth接続が完了する簡単セッティング
以下で、テレビ用ワイヤレスヘッドホンの製品概要と、取扱説明書を読まなくても使えるよう、一番簡単な使い方を具体的に詳しく説明します。
【AfterShokz】テレビ用 骨伝導ワイヤレスヘッドホンの概要
箱の中に入っているモノ
具体的な使い方はあとで説明するので、ここでは、
こんなモノが入ってるんだ~
という程度に見ておいてください。
箱の中を開けると、上段にワイヤレスヘッドホン、下段にBluetooth送信機(以下、トランスミッター)が入っています。
上段は、ワイヤレスヘッドホン本体(製品名:AS801)の他に、
- 取扱説明書
- 保証書(2年保証)
- 耳栓
- 充電コード
- ヘッドホン収納ポーチ
下段には、トランスミッター本体(製品名:ABT01)と以下のモノが入っています。
- 充電用USBケーブル(Type A ⇔ Type B)
- オプティカルオーディオ(光デジタル端子)ケーブル
- Aux 3.5mm オーディオケーブル
- Aux 3.5mm – RCAオーディオケーブル
- 取扱説明書
特に、接続に関する取扱説明書は、老眼の方でも読みやすいよう、大きな文字で書かれています。
骨伝導ヘッドホンのしくみ
音は耳で聴くもの…普通はそう思いますよね。
ただ、音を認識する器官は鼓膜ではなく、耳の奥にある蝸牛(かぎゅう)という部分で、鼓膜は空気の振動を蝸牛に伝えているにすぎません。
この振動は鼓膜だけでなく、骨の振動も蝸牛に伝わり、脳は音として認識します。口を閉じて歯をカチカチやると、その音が聴こえますよね。この仕組みを利用して作られたのが、骨伝導ヘッドホン。
骨伝導ヘッドホンは耳を塞がないため、こんなメリットがあります。
- 周囲の音が聴こえて安全
- 耳の閉塞感がない
- 外耳炎等の耳の病気を誘発しない
沸騰したやかんの音、宅配便が来た時のチャイムの音なども聞こえるので安心です。
AfterShokz テレビ用ワイヤレスヘッドホンについて
AfterShokzは、骨伝導に関する特許を300以上持つアメリカのメーカーで、長年、骨伝導ヘッドホンに関わっているトップランナー。
骨伝導ヘッドホンの弱点と言われる音質の向上・音漏れの低減等から、VGP(オーディオビジュアルアワード)で高評価を得るなど、業界からの注目・信頼度の高いメーカーです。
ここで紹介するテレビ用ワイヤレスヘッドホン(AS801)は、VGP 2020で金賞、GOOD DESIGN AWARD受賞した骨伝導ワイヤレスヘッドホンAeropex(エアロペックス)の進化版で、音と画像の音ズレ(遅延)対策を強化したaptXコーデックが採用されています。
音質は適度な厚みを持った柔らかい音で、セリフといった人の声が非常に聴きやすいチューニングになっています。
テレビ用となっていますが、スマホやパソコン、デジタル音楽プレイヤーとBluetoothで接続し、通常のワイヤレスヘッドホンとしても使用できます。
テレビ用ワイヤレスイヤホンの一番簡単な使い方(設定方法)
骨伝導ワイヤレスヘッドホン(AS801)とトランスミッター(ABT01)の接続方法や使い道は色々ありますが、ここでは一番分かりやすい方法でテレビの音声をワイヤレスヘッドホンで聴くという目的に絞ったやり方を説明します。
用意するもの
箱の中から以下のモノを用意してください。
- 骨伝導ワイヤレスイヤホン(AS801)
- AS801の充電ケーブル
- トランスミッター(ABT01)
- ABT01の充電用USBケーブル(Type A ⇔ Type B)
- Aux 3.5mm オーディオケーブル
- USB接続電源アダプター(※)別途用意
パソコンやテレビにUSB接続端子がある場合は、USB接続電源アダプター⑥は不要ですが、ない場合は、スマホ等の充電で使用している以下のようなUSB接続電源アダプターを別途用意してください。
接続手順
- ワイヤレスヘッドホンを充電する
- トランスミッターに電源ケーブルをつなぐ
- トランスミッターとテレビをAux 3.5mmオーディオケーブルでつなぐ
- トランスミッターの電源をON
- ワイヤレスヘッドホンの電源をON
- ちょうどいい音量になるようテレビの音量を上げる 以上です
1.ワイヤレスヘッドホンを充電する
ワイヤレスヘッドホン本体と充電接続部はマグネットになっていて、正しい向きに接続しないと反発してハマらないので、間違った接続をすることはありません。
充電を開始すると本体のランプが赤く点灯し、充電が完了すると青に変わります。充電は約2時間でフル充電となり、最大8時間使用することが出来ます。
2.トランスミッターとテレビの接続方法
トランスミッター上部に各接続端子があります。
- トランスミッター用USBケーブルを挿し、もう一方を先程のUSBアダプターを使ってコンセントへ
- 3.5mmオーディオケーブルを挿し、もう一方をテレビのヘッドホン端子へ
- 最後に、トランスミッターの電源をオン
トランスミッターとテレビの接続し、トランスミッターの電源を入れたら、ワイヤレスヘッドホンの電源を入れます。
ワイヤレスヘッドホンの操作ボタンは、本体右側下部にあり、(+)を長押し(約2秒間)すると電源が入り、ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターは自動的にBluetoothで繋がります。
電源が入ると、
アフターショックスへようこそ!
というアナウンスが流れます。
テレビの音量をちょうどいい大きさまで上げて、全ての設定は終了です。音量の微調整は、ワイヤレスヘッドホン本体でも出来ます。
テレビから約30mの範囲まで電波は届き、テレビ画面とへワイヤレスヘッドホンから流れて来る音声の遅延もほとんどありません。
テレビの視聴が終わったら
ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターの電源をオフにします。
ワイヤレスヘッドホンは、電源を入れた時と同じ(+)を長押し(約3秒間)すると、「終了します」というアナウンスと共に電源は切れます。
テレビの音量がかなり上がっているので、テレビのイヤホン端子から3.5mmオーディオケーブルを抜く前に、
必ずテレビの音量を下げておいてください。
まとめ:【AfterShokz】テレビ用ワイヤレスイヤホン
今回紹介したテレビ用ワイヤレスヘッドホンについて、まとめておきます。
- イヤレスヘッドホンとトランスミッターのセットで簡単設定
- 耳の負担や閉塞感のない骨伝導ワイヤレスヘッドホン
- 1回の充電で約8時間使えるスタミナバッテリー
- 音の遅延がほとんどないaptXコーデック採用
トランスミッターは、ワイヤレスヘッドホンを2台同時に接続可能なので、もう1台ワイヤレスヘッドホンを用意すれば、それぞれがちょうどいい音量でテレビを楽しむことが出来ます。
上記の通り、接続や使い方も簡単なので、父の日、母の日、誕生日など、最近、耳が遠くなってテレビの音が聴きづらいと感じられているご両親へのプレゼントとして喜ばれると思います。