こんにちは、まちろです。
「ベルサイユのばら」が好きです。といっても、宝塚じゃなくてアニメのほう。
TVアニメ放送時、私は小学生。でも、本放送は見てませんでした。
なんでかいうと…
【アニメ】「ベルサイユのばら」の好きなところ
「ベルサイユのばら」のビジュアルとストーリーが好き
本放送を見てなかったのは、
フランス革命?勉強してるみたいでイヤーー!
でも、親友がうちに遊びに来た時、「今やってる再放送見たい!」って言うから一緒に見たら…ハマりました。
そもそも、私(男の子)はアニメだと「マジンガーZ」とか「デビルマン」とかを見ていて、少女漫画のアニメみたいなやつは妹が見てたら一緒に見るっていう程度。でも、見てると面白くてハマっちゃうんですよね。
「魔法使いチャッピー」「魔女っ子メグちゃん」「キャンディ・キャンディ」「花の子ルンルン」なんかも大好きでした。
「ベルサイユのばら」は出てくる男も女も美しくて、そのビジュアルは女性のよう。オスカルは男装してるけど女性にしか見えない。でも、みんな芯が強くてたくましい。それまでは「巨人の星」の星飛雄馬みたいなのが男の中の男みたいなイメージで、
男ってこうじゃないといけないのかな…
なんて思ってたのが、「ベルサイユのばら」を見てからちょっと変わりました。
そういえば「ベルサイユのばら」のマンガが大人気だった頃、芸能界も大きな影響を受けてましたね。野口五郎さんや西城秀樹さんも長髪で「ベルサイユのばら」に出てくる人みたい。坊ちゃん刈りだった私もいつか長髪にして女性のようなビジュアルと男らしい心意気で女の子にもてまくりたい!なんて妄想してました。
内容については不倫みたいな部分はよく分からなかったんですけど、アンドレのオスカルを想うひたむきさや守るべきもののために自分の命を懸けるっていう勇気に感動しまくりでした。こういったストーリの根幹は、当時大好きだった「宇宙戦艦ヤマト」に似てるなーなんて思ってました。
愛、聖戦、美と醜の対比
そんなところが「ベルサイユのばら」の大きな魅力なんじゃないかなと思います。
「ベルサイユのばら」の音楽が好き
あと、音楽が、サ・イ・コ・ウ!
オープニングとエンディングの歌は、メロディーも歌詞も美しくてたまりません。
愛しても 愛と呼べない
僕の目は もう君を見ることができなくなる…オスカル
オスカーール!
特に、このエンディングのアンドレの悲痛な叫びが心に刺さって刺さって。
「エースをねらえ!」も大好きで「新」や劇場版も見てましたけど、「ベルサイユのばら」を見てたら、時々「エースをねらえ!」と同じBGMが流れたりして、なんだか面白いなと思ってました。
こんな素敵なBGMを作ったのは歌謡界の名作曲家 馬飼野康二さん。のちに私の大好きな河合奈保子ちゃんの曲にも多く携わることに。
「ベルサイユのばら」のアニメとは関係ないですけど、JJS(ジャニーズ・ジュニア・スペシャル)が「ベルサイユのばら」っていう曲を歌ってました。のちに女性を加えてVIPとなり「新・エースをねらえ!」の主題歌を歌うわけですが、こんなところにも「ベルサイユのばら」と「エースをねらえ!」のつながりを感じてしまいます。
「ベルサイユのばら」のマンガを読みたいケド…
大人になってからマンガもちゃんと読んでみたくなってまとめ買い。アニメと違ってギャグっぽいシーがあったりで楽しい。
でも、最近は読んでません。この文庫本サイズっていうのが、
私の目は もう読むことが出来ない…
ロウガーーン!
読んでるとなんだか頭が痛くなって。でも、また久しぶりにリーディンググラスかけてじっくり読んでみたいと思います。
今は電子書籍の方がページを拡大したりPCの大きな画面で見れるから、こっちの方が疲れないかな…ツライ。
おまけ
ALI PROJECT(アリプロジェクト)っていうバンド、皆さんご存じですか?
ベルサイユのばらを彷彿させる優雅な雰囲気のサウンド、
ボーカルの宝野アリカさんの甘い歌声、
そしてドレス…
そんなところが大好きです。
初期の頃はこういった優雅で幻想的な「美」を追求した感じでしたが、だんだんと「美」の中にある「醜」をも表現するようになり、今はゴスロリ悪の華って感じでしょうか…
ちなみにファンの間では、優しくかわいらしい楽曲群を「白アリ」、ゴスロリ悪の華みたいなのは「黒アリ」と呼んでます。
一貫して変わらないのはクラッシックエッセンスを強烈にポップミュージックに落とし込んでいることと、宝野アリカさんの書く文学的な世界観(どんどん難解化してます)。聴いたことなかったらぜひ聴いてみてください。
ベルばら好きの方には、
「ヴェネツィアン・ラプソティー」
「嵐が丘」
がオススメです。
アルバムなら、
「Deja Vu」