2005年の深田恭子さん主演映画「天使」が公開されている頃、私は大竹佑季(おおたけ ゆき)さんを知りました。
大竹佑季さんは、この「天使」という映画の主題歌「天使が舞い降りてくる日」を歌っていて、たまたまラジオでこの歌を聴き、その優しく可愛らしい歌声と曲調に惹かれ、すぐにCDを購入しました。
今回は、大竹佑季さんが18歳の時にリリースされた2ndアルバム「眠る孔雀」のレビューをしたいと思います。
大竹佑季と2ndアルバム「眠る孔雀」
大竹佑季とは
大竹佑季さんは、2003年のホリプロタレントスカウトキャラバン・ラブミュージックオーディションでグランプリを獲得し、2005年に歌手デビューしました。
深田恭子さんもホリプロタレントスカウトキャラバン出身なので共通点はありますね。
シングル3枚とアルバム2枚をリリースし、名義をSnowに変更してシングルを数枚リリースした後、しばらく個人名義での楽曲リリースはありませんでしたが、2018年にMUSA RECORDSより配信限定で「MOONLIGHT」「時の灯」がリリースされました。
2ndアルバム「眠る孔雀」
「眠る孔雀」は2016年1月18日にリリースされました。
収録曲は以下の通り。
- 眠る孔雀
- tell me how ~終わりのない旅~
- 都会の羊
- tasogare(テイカロ「キシリクリスタル」CMソング)
- 空の出口
- 或る悲しみ
- scarborough fair (Album Mix Ver.)
- 虹の続き
- 天使が舞い降りてくる日 (Movie Mix Ver.)(同名映画の主題歌)
- 赤い運命(ドラマ「赤い運命」2005主題歌)
- ありがとうあなた(ドラマ「赤い疑惑2005主題歌)
1stアルバム「GREENSLEEVES」はミニアルバム(全6曲)で、現時点(2019年8月)でフルレンジアルバムはこの「眠る孔雀」一枚のみとなっています。
「眠る孔雀」にはDVDが付属しており、「ベアトリーチェ(独唱)」を除く1stアルバム全曲+「眠る孔雀」から「tell me how」の合計6曲のPVが収録されており、どのPVもNHK「みんなのうた」のような幻想的な作品となっています。
1st、2ndアルバムどちらにも共通しているのは、カバー曲が入っているということと、アルバム全体通してゆったりとした雰囲気を持った癒し系のアルバムであるということ。
大竹佑季さんの歌声は繊細な可愛らしい少女のようですが、時折見せる美しいファルセット等を聴いていると、18歳の女の子が歌っているようには思えません。
とりあえず、1stアルバムに収録されている「ベアトリーチェ(独唱)」、2ndアルバムに収録されている「天使が舞い降りてくる日」を聴いてみて琴線に触れたなら、是非アルバム全曲聴いてみてください。
下記のAmazonリンクから試聴することが出来ます。
「眠る孔雀」に収録されている10曲目と11曲目は、2005年に放送されたホリプロ45周年・TBSテレビ放送50周年記念作品「赤いシリーズ2005」の主題歌になった曲で、2曲共、山口百恵さんのカバー。
どちらも大竹佑季さんの優しい歌声がピッタリはまったアレンジになっています。
まとめ
2ndアルバム「眠る孔雀」は、DVDの収録されているPVを含めると1stアルバムの曲もほぼ聴くことが出来るのでおすすめです。
優しい声と曲に癒されたいと思われている方は是非聴いてみてください。
ちなみに、このCDを購入した時、プレゼントキャンペーンの応募はがきが封入されていて、当選者1名(だったかな?)のCDプレイヤーが当たりました。
そんなこともあって、「眠る孔雀」は個人的にとても思い出深いアルバムでもあります。