こんにちは、まちろです。
2023年7月14日(金)~17日(月・祝)まで、横浜の赤レンガ倉庫でカレーと音楽をコラボしたイベントがやってます。題して「CURRY&MUSIC JAPAN 2023」。24店舗がそれぞれオリジナルカレーを用意。それを食べながらステージで奏でられる音楽を聴くという極上のイベントです。
たくさんあるカレーの中でどれが一番美味しかったのか?
まあ、胃袋的に6種類しか食べられなかったので、カレーNo.1なんていうのもおこがましいんですが、それでも6種類は自分なりに考えて厳選したつもりです…たぶん。
ということで、今回食べたカレーの超個人的な感想なんかをお話ししたいと思います。
【2023】赤レンガ倉庫のカレーフェスのNo.1はコレだ!
イベントの様子
まず、イベントの形態・様子をざっとお話ししておきます。
私が行ったのは7月15日(土)。開場時間の11時に合わせて会場に到着すると、当日券を買う列が出来ました。私も当日券だったんですが、ちょっと待ってたらスムースに入場できました。
入場料は1,000円で1杯分のライス引換券付き。入場口でリストバンドをもらいます。これを付けていると何度でも再入場できます。中学生以下は無料ですがライス引換券は付きません。
基本的にお店ではカレーのルーのみ販売という形で、ライスにカレーを掛けてもらいたければ、入場時にもらったライス引換券を使います。2回目のライスはどうするのかというと、ライス引換券を売ってる場所があるので、そこで買えばOK。でも、結構、カレールーだけでもイケます!
ステージでのライブは日替わりで5~6組出演するといった感じ(出演アーティストはこちら)。50過ぎのおっさん(私のこと)には誰が誰がかサッパリ…ですが、なぜかNakamuraEmiさんだけは知ってます(‘◇’)ゞ
ちなみに、ライブ中の録音・撮影は禁止。
食べたカレーの感想
KOSUGI CURRY
まず、最初に食べたのは「KOSUGI CURRY」の「音する楽しスギ夏かれー!」。このイベント用に作った特別なカレーとのこと。
枝豆ペッパーナムル、ナッツなど食べる度に音がする楽しいカレー。本当はチーズで五線譜のようなものが書かれていたんですが、私、チーズが苦手なので、チーズ抜きを頼んだら、ちょっと雰囲気が変わってしまいました(お店の方、スミマセン)。
このカレールー、なんか凄い。マリアナ海溝に沈んで行くかの如くコク深い。皆さん、カレーを食べた時にウマいって感じる旨味があると思うんですけど、その旨味がメッチャ凝縮されていて、一口食べるごとに、
俺、今、凄くウマいもの食べてるよな~
そんな多幸感に包まれます。
このカレーはライスなしで食べたんですが、ひき肉みたいなモノが入っていてルーだけでも食べ応えがあるし、トッピングされてるものとルーの相性がバツグンだったので、ライスなしで全然OKでした。
カレーにナタデココを入れる発想が素晴らしい。メチャクチャ合います。深淵のコクをサッパリと緩和してくれるみたいな感じで、ちょっとした味変というか。その他のトッピングと合わせて、ルーを色々な触感で味わえて、コンセプトの通り、楽しめました。
ふくしまレストラン
ふくしまレストランでいただいたのは「常磐鯛だしじゃぱにーず咖哩」。福島県の沖合で捕れたお魚「常磐もの」の鯛から出汁を取った日本風カレーということで、来場前から気になってました。
ものすごく鯛の味がする。鯛の旨味のプールにカレーが飛び込んだ感じ。それだけ鯛の主張が強くて、独創的なウマさを醸し出してます。トッピングされた鯛の揚げ物もメチャクチャ美味しかった。
仙臺たんや 利久
牛タンが入ってるって最高でしょ!最初からこのカレーは絶対食べると決めてました。
ゴロっとカットされた牛タンは至福のウマさ。ただ、ルーに関してはそれほど独創的な味という感じではなく、ホテルで出てくる一般的な欧風カレーというか…ちょっと味音痴でゴメンナサイ。美味しいは美味しいんですよ。ただ、期待したほどのインパクトがなくて、そもそも食べる前からこの牛タンカレーのハードルを自分で上げすぎていたのかもしれません。
インド料理ムンバイ
ナンとチキンカレーは定番だから…ということで食べてみました。
ルーはバターが気持ち強め。甘みと旨味のバランスが絶妙で、期待を裏切らない安定のチキンカレー。一口大にカットされたチキンも美味しかった~。チキンカレーとナンの相性の良さを改めて感じました。
ビーフカレー専門店 レトロ屋
最初、このお店でカツカレーを食べようと思ってました。でも、お店に並んでみたら、もつ煮カレーというメニュもあったので、もつ煮に目がない私は急遽予定を変更して、もつ煮カレーに。
もつ煮はちょっと歯ごたえがある感じ。予想ではもっと柔らかいものを想像してたんですけど、もしかすると、カレーに合わせるために噛み応えのあるモツをチョイスしたのかもしれませんね。噛むと旨味がジワジワ広がってきます。ルーに関しては、さっきの牛タンカレーと同じような感想を持ちました。
カリヴル2020
これも来場前から絶対食べると決めてたお店。カレーに角煮乗せってインパクトありますよね。
塩麴に漬けて旨味を凝縮し低温調理した豚角煮をスパイスキーマにたっぷりと乗せ、食感と香りを楽しむニュータイプキーマカレーとのこと。ご飯なしでも挽肉のつぶつぶ感が食欲を満たしてくれます。角煮はしっとりしたタイプではなくて、ちょっとサクサクした感じのチャーシューみたいな感じ。さっきのモツのように噛みしめていく過程でどんどん旨味が出てきます。サクッとした角煮の食感は、ルーとのバランスを考えてでのことだと思います。
飲み物
もうカレーに夢中で、気が付いたら何にも飲んでませんでした。さすがにこれだけカレーを食べ続けてると、ちょっと胃がピリピリ!ということで、時間を置いて2種類飲んでみました。
1つ目は、「スパイス台湾咖喱舗」の「サイダービア」。ビールにサイダーの甘さが加わった感じで、甘さは後からフワッと来ます。サイダーのキツイ炭酸感はなくて、ビールのシュワシュワがその代わり。そんなにアルコールはキツくない気がしたけど、実際はどうなんだろう。フルーツビールみたいで美味しかったです。
2つ目は「一条もんこ ✕ EUREKA Revolution+1」の「マーメイドレモネードスカッシュ」。これは結構、炭酸キテました。強炭酸。あんまり甘くないので、辛口カレーとの組み合わせがベストマッチだと思います。
【結果発表】超個人的な最強のカレー
今回食べた6種類のカレーの中で最強だったのは…ドドドドド(ドラムロール)…
「KOSUGI CURRY」の「音する楽しスギ夏かれー!」
決め手はルー。他のお店も美味しいは美味しいんですけど、どこかで食べたことあるような味というか、想像の域を超えてないのに対して、「KOSUGI CURRY」の「音する楽しスギ夏かれー!」はそれを越えてました。ルーに入っている挽肉(間違ってたらゴメンナサイ)やトッピングのおかげで、ご飯がなくても美味しくいただけたし、見た目も夏の暑さを吹っ飛ばすような爽やかさ。音楽イベントということを意識したコリコリと音を奏でるトッピング素材のチョイスも独創的。今度は実店舗で色々な「KOSUGI CURRY」を食べてみたいと思いました。
ということで、超個人的好みのカレー食べ比べでした。このイベントで皆さんそれぞれお好きなカレーをたくさん食べて、素敵な夏のひとときを過ごしてください!