忘れた頃にやってくるあの激痛。2024年1月中旬、また来ちゃったよ~!群発頭痛。約2年ぶりの再会。もう一生会わなくていいよ。
ということで、いつものように近所の脳外科に行き、イミグラン皮下注射の処方箋をもらって、薬局に行ったところ、
現在、出荷制限があってお取り寄せも出来ません。
なんですとー!!!
今までこんなケース一度もなかったのでビックリ。体調が悪い中、這うように通院したのに、どういうこと…。薬局の人が言うには、過去一年間にイミグラン皮下注射を処方した実績がない薬局には、現在、出荷制限が掛かってるとのこと。私がここ数年通ってる脳外科は全く群発頭痛への理解がないというか知識がないというか、そんな感じで、相談しても話にならない医師。たぶん、この病院で群発頭痛の患者は私だけ。私にしか処方してないから、2年ぶりの発注ってことでNGなんでしょう。でも、この病院、いつもガラガラで待たずに診てもらえるし、処方箋書いてもらうだけなので割り切って通ってました。
もしかすると、もうちょっと規模の大きい総合病院みたいなところにある薬局だったら処方してもらえるんじゃないかと思って、また別の薬局に行ってみたんですけど、やっぱり同じことを言われました。でも、その2件目の薬局の人が親切で、イミグラン皮下注射を取り扱ってると思われる薬局数件に現況を問い合わせてくれました。
要は、イミグラン点鼻液の製造工程で不備が見つかって点鼻は12月中旬から出荷を停止になっていて、これまで点鼻を使ってた患者が皮下注射に流れる傾向があるので、そういった患者を常日頃から診ている病院・薬局が在庫なしにならないよう出荷を限定してるらしいとのこと。私も調べてみたら、製造元のグラクソ・スミスクライン株式会社が医療関係者に向けたイミグランについてのお知らせがヒットし、そんなようなことが書いてありました。
じゃあ、どうすればいいのか?
結論:頭痛外来のある病院に行く
今は普通の町の脳外科、その近くにある薬局を何軒周っても意味なし。まあ、頭痛外来のある病院でもイミグラン皮下注射の処方実績が必ずあるとは限らないので何とも言えないところですが、専門の病院なら業者とのつながりもあるので処方してくれる可能性は高いと思います。頭痛に理解のある病院なら、だいたいホームページに頭痛についてアレコレ書いてあるので、そういう記載のある病院にアタックしてみてください。
で、私も行きましたよ。頭痛外来のある脳神経外科。もともと、その病院に通ってたんですけど、医師の態度がデカくてイヤというのと、ちょっと遠いってことで、もう10年ぐらい行ってませんでした。でも、まあしかたない。理由は分からないですけど、初診ではイミグラン皮下注射を処方できないと言われ、2回目の受診時にやっと処方箋を書いてもらい、イミグラン皮下注射を入手することが出来ました。
ちなみに、この脳神経外科に行った時、「イミグラン皮下注射が出荷制限みたいで…」と話したところ、「点鼻は一時的に出荷停止になってるのは聞いてるけど、皮下注は聞いてないな…(看護婦に向かって)聞いてる?」「聞いてません」そんな会話の後、医師が薬局に電話してくれてアレコレ話していて、それでイミグラン皮下注射の現況みたいなのを知ったみたい。まあ、この病院は毎年イミグラン皮下注射の出荷実績がありそうなので医師は意識してなかったのかもしれませんけど。
初診の時はイミグラン錠(飲み薬)を処方してもらって、薬局に行ったところ、「今、イミグラン皮下注射の在庫がないもので…」なんて薬局の人が言っていたので、やみくもに皮下注の在庫については話さないようにしてるんでしょうね。隣の脳神経外科からの処方箋じゃないと出荷しないみたいな。2回目に薬局に行った時はそんなこと言われなかったし。
ということで、そろそろ群発頭痛が来そうだなと感じたら、現況を知っておいて、予めどの病院に行けばいいか見当をつけておいた方が安心だと思います。嫌な医者でも遠方でも今は仕方ない。イミグラン錠なんて群発頭痛にとってはほぼ意味ないですからね。気休めの精神安定剤みたいなモノ。
早く元に戻ってくれーーーー!
群発頭痛持ちの同志よ、私みたいに困らないようお祈り申し上げマス。