テレビ録画したブルーレイってパソコンで見れないのかしら?
市販のブルーレイビデオは見れるんだけど…
こんにちは、まちろです。
パソコンにブルーレイドライブがついていて、映画やアーティストのライブなど市販のブルーレイは見れるのに、ブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組は見れない…どうして?
そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、その原因は、
- ディスクドライブが対応してない
- 再生するためのソフトが対応していない
- ディスク自体のエラー
さて、あなたの見れない原因はどれか分かりますか?分からないですよね。
そんな時は、外付けディスクドライブ Pioneer BDR-AD07を買えば一発解決。
BDR-AD07は、テレビ録画したブルーレイにも対応していて、それを見るための再生ソフト(プレイヤー)も同梱されています。
BDR-AD07より安い外付けブルーレイディスクドライブもありますが、テレビ録画したブルーレイを見れるかどうか中途半端な情報しかない機種を買うなら、これを買った方が間違いないです。
パソコンにブルーレイドライブついてるから、新たに買うのってちょっともったいない気が…
分かります。でも、BDR-AD07には、上記のほか、通常パソコンに搭載されているブルーレイドライブにはない機能もあります。現在、光ディスクの需要が減っていることから、ディスクドライブのないノートパソコンも増えてきていて、今後そういったパソコンを買っても使えることを見越して、今のうちに外付けディスクドライブを買っておくのも手。
以下で、BDR-AD07の詳細を見ていきます。
外付けブルーレイドライブ【Pioneer BDR-AD07】レビュー
BDR-AD07の特徴と付属品
BDR-AD07の概要は以下の通り。
- 対応OS:Windows、Mac
- BDXL、M-DISC対応
- 音楽CDの読み取り精度を高めた「PureRead 3+」搭載
- PowerDVD14等の再生・ライティングソフトを同梱
- PCレスでAndroid・iOS端末へ音楽CDの転送可能
- 電源不要のコンパクト設計で設置・収納がラク
- カラーバリエーション:ホワイト・ブラック・レッド
同梱品は、本体、取扱説明書、USB給電対応ケーブル(Type-B to Type-A)、アプリケーションディスク。
本機はMacにも対応していますが、再生等のソフトはWindows用のみということと、PCレスでスマホに音楽CDを取り込む際は、別売のケーブルと本体に電源を供給するためのACアダプタが必要な点に注意してください。
パソコンにブルーレイドライブがついていたとしても、あえてBDR-AD07を買うメリットは、テレビ録画したブルーレイを見ることができるということの他に、M-DISCに対応しているということ、「PureRead 3+」を搭載しているということ。
M-DISCとは、耐久性を極限まで高めたDVD・ブルーレイディスクのことで、光・熱・湿度などによる経年劣化に強く、100年以上に渡ってデータを保存することができる長期保存用メディア。データの読み込みは一般のドライブで可能です。
ハードディスクなんかは、機器の経年劣化やちょっとした衝撃でデータがお亡くなりになるケースも多々あり、大切なファイルはハードディスクよりも耐久性のあるSSDなどに保存されている方も多いと思いますが、現時点(2021年)で最強の保存先は、このM-DISC。ディスク1枚で100GB保存できるものもあるので、絶対に消えちゃいけないファイルはM-DISCに保存しておきましょう。
次に「PureRead 3+」ですが、通常のディスクドライブで音楽CDを読み込む際、読み込みができないほどの傷や汚れが付着していれば、通常ならディスクの読み込みが中断されますが、再生することを優先するため、無理やりエラー個所を補間して再生します。「PureRead3+」は、こういった状況下でもCDに記録されているデータを正確にリッピングするAVメーカーPioneerならではの機能。
サブスクが主流の今でも、未だ配信されていない楽曲も多く、自身のコレクションしたCDという資産を最大限に活用できます。
通常パソコンに内蔵されているブルーレイドライブは、とりあえずブルーレイ見れますよって程度のものが多い中、こういったディスクを最大限に活かす機能は外付けディスクドライブに大きなアドバンテージがあります。
BDR-AD07を使ってみた感想
かつての外付けディスクドライブと言えば、デカくて場所を取る使わない時はおじゃな虫的な存在でしたが、今ではCDサイズで、CDウォークマン(ディスクマン)みたいになりましたね。私は白を買いましたが、落ち着いたパールホワイトっていう感じで、インテリアとしても机上になじみます。
厚みはCDよりもちょっとあるぐらい。重さは実質222gと約CD2枚分。
同梱ソフトのような読み込みの重い場合はブーンと大き目の音がして、裏面には四隅に滑り止めのゴムがついていますが、滑りやすい机の上だとディスクドライブが微妙に移動します(;^ω^)
同梱されているソフトは以下の6つ。
- PowerDVD 14(再生)
- PowerDirector 14LE(動画編集)
- Power2Go 8(書き込み)
- InstantBurn 5(簡易書き込み)
- LabelPrint 2.5(レーベル印刷)
- PhotoDirector5 LE(写真編集)
全部で約1.7GBほどの容量があり、これらは1つのパッケージとしてインストールされるため、必要のないソフトのみアンインストールできない点は、ちょっと不満カナ。
はじめてソフトを立ち上げる時に、ユーザー登録を求める画面が出てきますが、ユーザー登録せずに各種ソフトを使うことができます。
そして、肝心のテレビ録画したブルーレイをトレイに入れて、再生ソフトPowerDVDの再生ボタンを押すと…映らない???
やっぱダメか~(ToT)/~~~
と諦めていたところ、映りました!
取説にも書いてありましたが、はじめてテレビ録画したブルーレイディスクを再生する時は、インターネット経由で何らかの情報を取得するようで、ディスクを入れてから数分間ぐらい再生が始まりませんでした。
一度再生ができるようになると、ディスクを入れてから大体30秒ぐらいで再生できるようになりました(ディスクの認識時間とディスク内容の読み込み時間の各15秒)。ただし、ディスクにぎっちり録画されていたり、例えば乃木坂46の歌唱シーンだけ集めた細かく編集されたディスクなどは読み込みに時間がかかり、中には再生が開始されるまでに1分30秒ほど時間がかかるものもありました。
あれこれ試してみましたが、テレビ録画したブルーレイは市販のブルーレイソフトと違って、ディスクを再生するまでに時間がかかります。とにかく、待てば再生されるので、すぐに再生されないからといって諦めないでくださいネ。
一番うれしかったのは、何らかのエラーで自宅のブルーレイレコーダーで読めなくなったブルーレイディスクも再生できたこと。
先程、機能面で紹介した「PureRead 3+」は、音楽CDの読み込みに特化した機能ですが、これはそもそもBDR-AD07に搭載されているBDXL対応ピックアップが高性能だからなしえたこと。再生できなくなったブルーレイディスクも諦めず、一度、BDR-AD07で試してみてください。
まとめ
最後に、BDR-AD07のポイントをまとめておきます。
- テレビ録画したブルーレイを見れる本体・ソフトがセットになっている
- 最強の保存メディアM-DISCを使うことができる
- 電源不要のコンパクト設計で設置・収納がラク
最近、新OS Windows11の発表がありましたが、それに伴ってパソコンを買い替えを検討される方もいらっしゃいますよね。そのタイミングに合わせて、こういった読み取り・書き込み制度の高い外付けディスクドライブを検討されるのも良いと思います。
2021年6月中旬に、BDR-AD07からマイナーチェンジしたBDR-AD08が発売されましたが、接続端子がUSB Type-Cになったこと、カラーバリエーションが増えたことぐらいで機能的な差はほぼないので、お好みのカラーや購入するときの価格の安さで決めてしまって大丈夫です。