年賀状はやめるべき?~年賀状廃止へシフトする世の中~

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こんにちは、まちろです。

働き方改革やエコの観点から企業間の年賀状のやり取りを廃止するなんてニュースも目にする世の中ですが、皆さんは年賀状についてどう思われてますか?

私は昭和40年代生まれ。年賀状っていうアナログなやりとりが好きで、子どもの頃からアラフィフの現在までずっと年賀状を出し続けてきたんですけど、去年ちょっと思うことがあって年賀状を出すのを止めてみました。

なんで止めたのか、止めてみて今年はどうしようと思ってるのか、そんな話をちょこっとしたいと思います。

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年賀状を出す理由と止めた理由

年賀状を出す理由

年賀状を出す理由。それは出すのも楽しいしもらうのも嬉しいから。年賀状のお年玉くじもお正月らしくてワクワクするし(切手シートしか当たったことないけど)。

昔から仕方なくとか社交辞令でとか、そんな理由で年賀状は出したことはなくて、会社の上司でも気に食わない人だったら出しません。なので、年賀状を出すのは純粋に自分の好きな友人・知人と年に一回ぐらいはコミュニケーションをとって関係を保っていたい人だけ。30歳ぐらいの時がたぶんピークで70通ぐらい出してました。

ある年末の大掃除の時、もらった年賀状をしまっている押し入れを開けてみたら物凄い量で収納スペースを圧迫しているのに気づき、読み返して面白いモノ・一生懸命作ってくれた雰囲気のモノだけ残して、あとは捨てることに。

でも学生の頃にもらった年賀状は1通も捨ててません(小学生の頃にもらったヤツは親に捨てられちゃいましたけど)。小学生から高校生ぐらいまでは大体みんな手書き。あとプリントごっことか。いずれにしろ手間暇かけて作ったものをくれました。

私?私は山と太陽と干支を描いて、もちろんド下手。干支なんか鳴き声書かないといつも何の生物だか分からんって言われてました。あと「奈保子命」とか書いてた気がします(河合奈保子ちゃんが好きだったので)。

 

大学生辺りからは、みんなバイトやサークル活動で交友関係が広がったり、彼女が出来たりで忙しくなってきたせいか、年賀状の裏面は絵がプリントしてあるやつとかが多くなってきたかな。30歳前後になるとデジカメが普及してきたのと、結婚する友達も増えてきたので家族の写真とかが増えていきました。

子どもの頃は、年賀状って年々友達・知人が増えていくのでずっと増え続けていくものと思ってましたけど、ある時期からそうでもないことに気づきました。

 

年賀状を止めた理由

私の出す年賀状の枚数は結構多めでずっと変わらなかったんですけど、30歳前後辺りから出しても返信が来ないケースが徐々に出てきました。

この年齢の頃って仕事で重要な役割を担うようになったり、結婚したり、結婚を前提に付き合ってる人がいたり、転職したりで身の回りが忙しい時期で、数年前から携帯電話が普及してきて友人との連絡はメールで、なんてのが主流になってきたことも年賀状が下火になってきた理由だと思います。

それでも私は、

手紙の温かさを忘れたくない!

そんな気持ちから、必ず一言添えてずっと年賀状を出し続けていました。

 

でも、ある時から、

年賀状を出し続けるのはひょっとして迷惑なんじゃないか?

そんな思いが頭をよぎるようになりました。

なぜかというと、毎年何十通も元旦に届くように年賀状を出してるのに相手から正月休み中に届く年賀状はもう僅かだし、当時お世話になった大人の知人などは高齢で、自ら「今年で年賀状を出すのは止めにします」と一言添えられた年賀状が届きだしたから。

返事が来なくても自分が出したいから出す!

それって自分のエゴを押し付けているだけで、相手は「年賀状が来た以上返事は書かないと。あー、面倒くさいな。」そんな気持ちで返事を書いていて、実は年賀状が届くことがかえって苦痛になっているのかもしれない…

それで去年、子どもの頃から絶えず出していた年賀状を初めて止めてみました。もし例年通り出すなら35通ぐらい書いてましたけど、で、どうだったかというと、来た年賀状は13通でした。

 

年賀状を止めてみて感じたこと

大学生の時、個人経営の薬局でアルバイトしてたんですけど、当時3歳のお子さんがいてクリスマスにはゴジラのフィギュアをプレゼントしたりして遊んであげてました。その子は高校生ぐらいまで私に年賀状を出してくれていて、そんなこともいい思い出です。

年賀状を止めて分かったのは、私と同じように年賀状でやり取りし続けたいと思っているのは、もうそれほど多くはないということ。いただいた13通にはみんな手書きで一言書き添えてありました。この13名もいつまで年賀状のやり取りをしたいと思うのか分かりませんが、私もこの13名に限って相手が止めない限り年賀状を出し続けていこうと思ってます。

世の気運に乗って今後年賀状は加速度的に減少していくと思いますが、年賀状を出す出さないに関する個人の選択は尊重されるべき。エコじゃない年賀状を出すことは悪、そんな風潮が蔓延しないことを祈るばかりです。

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