【ブログレポ】口腔外科で口内炎（良性腫瘍）の切除手術をしてきた～料金は？痛い？～

こんにちは、まちろです。

そう、あれは10年前…たぶん。

ガムを噛んでいる時に唇の左側を噛んでしまった。

おもいっきり、ガリっと！

それ以来、噛んだ部分がちょっと飛び出しているせいか同じ場所の噛み癖がついてしまい、事あるごとに唇が血まみれに。

でも、毎日噛むわけでもないし、しょせん口内炎だからいずれ治るだろうと放置していたけれど全く治る気配なし。

試しに市販薬（口内炎の塗薬）なんかも使ってみたけど、やっぱりダメ。きっと、口内炎というより唇を噛んでしまったことによる傷（ケガ）みたいなものだから効かないのかなと思ったり。

そんなわけで、口内炎はある程度大きいまま唇に鎮座してしまいました。

最近は噛んでしまう頻度が多くなり、食事の時は慎重に、それ以外の時も飛び出した口内炎の部分が気になって軽く噛んでみたりと、もうストレスがハンパなく物事に集中できなくなってきたので、根本的な治療をしようと決意！

その根本治療とは飛び出した口内炎を切除すること。

実際、口内炎除去手術をやってみたので、この治療に関することをここにまとめておきます。同じような症状で治療を躊躇している方の参考になれば幸いです。

なかなか治らない口内炎の治療について～切除手術って何科？料金は？痛い？～

まず、治療の相談をする当たって何かを受診すべきかネットで調べたところ、歯科や皮膚科などと書いてあったので、とりあえず歯の治療のついでにかかりつけの歯医者に行きました。

口内炎の様子を見てもらって、レーザー治療とかでこの口内炎を切除してもらえるか伺ったところ、私の住んでいる地域のクリニック（開業医）みたいなところではそういった治療はやってないとのことで、近隣の総合病院の歯科口腔外科を紹介され、紹介状を書いてもらいました。

ということで、最初の相談窓口は歯科でも皮膚科でも構わないので、なじみのある病院に相談するのがいいと思います。

私の場合は大きい口内炎を切除するにあたって、

歯医者→口腔外科

という流れで受診しました。

ちょっとローカルな話題になってしまいますが、私が行ったのは埼玉県朝霞市のTMGあさか医療センターの歯科口腔外科。近代的な病院で、会計なんかもバーコード読み取りの機械での清算といった具合に諸々待ち時間がほとんどなく、受付から病院を出るまでかつて体験したことのない程、スムースでした。

診察室に入ると、口内炎を切除する治療をしますということで、まず、こんなことがありました。

口内炎の様子を診てもらったところ、腫瘍が悪性である可能性は限りなく低く、噛み癖によって出来たペンだこみたいなものでしょう、念のため腫瘍は生体組織検査に回すとのことでした。

手術はどんな感じに進んでいったのかと言うと、

痛みについては、唇に麻酔注射を打った時にちょっと痛かったぐらいで、手術中は麻酔のおかげで全く痛みなし。きっとメスでスーッと切ったんだと思いますが、なんだか綿棒で唇をなでられているような感じでした。

手術後、

切り取った腫瘍見ます？

って言われたので、一応見てみたらエグかった…

食事については、麻酔が切れたらもう食べていいとのことで、その他、注意事項はありませんでした。

私の場合、唇の左側を噛みやすいのは歯並びのせいもあると言われました。確かに左側の下の歯がちょっと引っ込んでいて、その隙間に唇が入ってしまう感覚はあります。

10日後に抜糸の為、もう一度通院。といっても、手術当日から翌日にかけて糸が自然に抜けてしまったので抜糸することはなく、手術跡の確認と切り取った腫瘍の検査結果の報告のみでした。

糸が自然に抜けてしまったのは別に問題なく、この程度の手術なら縫わない先生もいるとのこと。腫瘍は当初の見込みでは粘液のう胞子（水ぶくれ）だったが、検査の結果は繊維種（何度も噛んでしまったことによる口の中のペンだこみたいなもの）。

処方された薬は、抗生剤（アモキシシリンカプセル）と痛み止め（ロキソニン）。

手術後、約1時間で麻酔が切れてきて、この時はちょっと痛かった…

すぐにロキソニン飲んだらナントカなりました。

料金は、紹介状をもらうため近所の歯科通院も含めると、

これは人によって違うと思うので、あくまで目安ということで参考にしてみてください。

体の一部を除去するっていう手術は一度もやったことがなく、なんとなく怖かったのでだましだまし生活していたんですが、もう何年も気になっていた口内炎を切り取ったことで、かなり気分が変わりました。

簡単な処置でこんなにスッキリ爽快、ストレスぶっ飛びになるなら、もっと早くやっておけばよかった。

私と同じような症状で悩んでる方の背中を押せるか分かりませんが、治療はこんな感じですぐ終わるので、ぜひ。