こんにちは、まちろです。
先日、目黒の駒場公園に行った帰りに明治神宮駅から渋谷に向かって歩いてみました。原宿辺りは若い人でごった返していて歩くのもタイヘン。神宮橋の歩道橋を過ぎた辺りから歩きやすくなって、のんびり代々木公園通りを渋谷方面へ。
まあ、渋谷も若者の街で私みたいな昭和のおっさんが行っても特に見るものもないんですが、唯一ワクワクする場所があります。それはタワーレコード渋谷店と東急ハンズにあるSHIBUYA-BASE。
タワーレコード渋谷店と東急ハンズSHIBUYA-BASE
タワーレコード渋谷店のレコード売り場
まずはタワーレコード渋谷店。タワーレコードっていいですね。店内にはアーティストのパネルとかが展示してあって、お客さんが自由に写真撮影を楽しんでます。ライブスペースがあるのでリリースイベントが頻繁にあったり、タワーレコード限定で昭和歌謡のアルバムを復刻してくれたり。リスナーとアーティストの両者を大切にしているからこそ、年々レコード店が店舗を減らす中、タワーレコードは長年人気を保っているんだと思います。
今回の目的はレコード。いつも中古でばっかり買ってるので、たまには新品のレコードを買ってみたくて。レコード売り場は6Fなんですが、フロアマップには「TOWER VINYL ROCK,HR/HM」と書いてあるので、昭和歌謡のレコードもあるんだろうか…と思って店員さんに聞いたところ、
あります!
ということで6Fへ。6Fに入った途端、壁に菊池桃子さんの新品レコードがズラリ。もうテンションが上がってしまいました。
私がよく行く新宿のディスクユニオン昭和歌謡館と比べると数は少ないですが、店内は広くて、中古と新品のレコード棚が分かれていて探しやすく、試聴用のレコードプレイヤーも3~4台ぐらいありました。とっても居心地が良かったので、たぶんこのフロアに1時間ぐらいいたと思います。一緒に行った友達、長時間付き合わせてしまってゴメン!
で、なにか買ったのかというと、結局何も買いませんでした。一応、候補としてYMOの「増殖」、岡本舞子さんの「ファッシネイション」、あとはなんだったかな…
新品のレコードとして欲しいのは他にも数枚あったんですけど、どれも音源を持っているので、
う~ん、どうしよう…
ということで、また今度。
東急ハンズ SHIBUYA-BASE
次に立ち寄ったのは、東急ハンズにあるSHIBUYA-BASE。中古のラジカセと中古のカセットテープの買取り・販売のお店です。今はネットショップや電気店で新品のラジカセも見かけますけど、そういうのを見てもなんかテンション上がらないんですよね、なんでだろう。でも、時々ラジカセ展に行ったりして、かつてのプレイヤーを見ているとメッチャ興奮します。
もし手頃な中古ラジカセがあったら買ってもいいなと思って見てたら、なんと、私が中学生の時に使っていたラジカセが!
買い戻したくてたまらない衝動にかられ値段を見たところ…
買い取ったラジカセは丁寧に修理メンテして売ってるだけにしょうがないですね。
とりあえず、さっきのレコードじゃないけど今日は止めておくことにしました。このラジカセ、電池入れるとすごく重いんですけど、車で父の田舎の福島県相馬市に行く時にいつも持って行ってました(父の車にはラジオしか付いてない)。この帰省の時に車で「大都会PartⅢ」のテーマ曲を流したら、今はもう亡き父が「かっこいい曲だね」って言ったのを今でも覚えてます。
ちなみにこのSHIBUYA-BASEっていうショップは東急ハンズ内のどこにあるのかメッチャ分かりづらいので、近くにいる店員さんに教えてもらった方がいいですヨ。
終わりに
私が日常で音楽を聴くのは、こういったブログを書いている時や調理をしてる時。音源はパソコンやウォークマンに取り込んだ数万曲をランダムに流しているだけなので、「聴く」じゃないですよね。なので、結構長い間、純粋な音楽鑑賞はしていなかった気がします。
でも、昨年、レコードプレイヤーを新調してから、かつてのようにスピーカーの前に座って、レコードジャケットや歌詞カードに目を通したりしながら音楽と向き合う時間が増えてきました。音楽ってどんな聴き方をするかで気持ちの揺れ方が結構違いますね。今後もたとえわずかでも音楽鑑賞だけに費やす時間を大切にしていきたいと思っています。