私の好きだった70年代のホラー&SF&パニック映画のPart2です。
今回は、6作品紹介します。
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【70年代 名作映画】 ホラー&SF&パニック編<Part2>
ゾンビ(イタリア・アメリカ合作)
原題は「Dawn of the Dead」。
急速に増殖するゾンビから逃れるため、生き残った数名がショッピングセンターに逃げ込み、後からショッピングセンターに侵入してきた暴走族やゾンビとの戦いを描いた作品です。
現代のゾンビ映画に出てくるゾンビは、スピーディーな動きで襲ってくるので、どちらかというとホラーというよりアクション映画を見ているような気分になってしまいますが、この頃のゾンビは、ノソノソと歩いて来て人々を追い込むという感じで、このゆったりと迫ってくるゾンビに油断して体を食いちぎられてしまう様子に異様な恐怖を感じました。
さて、この「ゾンビ」には、ジョージ・A・ロメロ版、ダリオアルジェント版、ディレクターズカット版等々、色々なバージョンがあります。
ジョージ・A・ロメロ版、ダリオアルジェント版の一番大きな違いは、使用されているBGMで、ジョージ・A・ロメロ版はありきたりなBGMを使用しているのに対し、ダリオアルジェント版は、イタリアのプログレッシブバンド「ゴブリン」の演奏するBGMを使用。
「サスペリア」等のダリオアルジェント作品の多くのBGMは、ゴブリンが担当しており、その不気味な旋律とアレンジは、映像の怖さをより一層引き立てています。
私が「ゾンビ」を始めて見たのはテレビで、その時のバージョンがダリオアルジェント版だったため、その後、ジョージ・A・ロメロ版のゾンビをビデオで見たり、ディレクターズカット版を劇場で見た時、BGMが違うだけで、随分映画の印象が違うことに気づきました。
「ゾンビ」は、ホラー映画の中でも有名なので、ご覧になった方も多いと思いますが、もし未見なら、ダリオアルジェント版がおすすめ。
極底探検船ポーラーボーラ(日本・アメリカ合作)
鉛筆のような形をしたポーラボーラ号で北極探検中、太古の恐竜たちが闊歩する世界に入り込んでしまい、恐竜とポーラーボーラ号のオーナーであるハンターが戦うといった作品。
あまり細かい内容は覚えていませんが、「ポーラーボーラ」という言葉、サンダーバードに出てくるような先端がドリルになっている船体、出てくる恐竜が、当時テレビで見ていた「恐竜探検隊ボーンフリー」の恐竜と似ていたことから、この作品が記憶にありました。
ティラノサウルスとトリケラトプスのバトルは壮絶で、小学生だった私は超絶興奮!
カプリコン・1(アメリカ・イギリス合作)
アメリカで人類初の火星有人探査船カプリコン1号が打ち上げられることになったが、ロケットの不具合により有人で飛行させることが出来ず、ロケットだけ打ち上げ、乗組員たちはスタジオのセットにて火星上陸のシーンを演じさせられる。
この計画に疑問を持った記者と政府の陰謀から逃れようとする乗組員たちが、事実を隠蔽しようとする政府と戦うといった物語。
この作品を始めて見た時、政府って国民のために存在するのではなく、一部の政治家のプライドのために、民間人をいとも簡単に抹殺してしまう恐ろしい存在なのかということに驚愕したものでした。
ドクターモローの島(アメリカ)
難破した船から生き残った青年が漂着した島は、ドクターモローが禁断の生体実験をしている島だった…
DNAを操作して動物を人間化、人間を動物化するという、もしかすると現実にあり得るかもしれないと思わせる内容。
当時の特殊メイクは、現代の技術に比べるとチープに感じますが、私はこういった手作り感やCGを使用しない実際の爆破シーンなどの方に、よりリアルさを感じます。
未知との遭遇(アメリカ)
地球に来た宇宙人と地球人のコンタクトの話。
私が「未知との遭遇」を初めて見た時の感想は、「宇宙人が出てくるまでの時間が長すぎる!」でした。
「未知との遭遇」を見る前までは、UFOや宇宙人は、どのテレビ番組や映画を見ても、ほとんど人類の敵として描かれていました。
それ故、私にとって宇宙人は怖い存在でしかなかったのですが、「未知との遭遇」により、宇宙人は地球人と友達になり得る存在なんだと認識を改めました。
その認識が確固たるものとなったのは、その後に見た「E.T.」でした…(*^^)
宇宙からのメッセージ(日本)
「スターウォーズ」に似た雰囲気を持つ日本版スペースオペラ作品。
「宇宙からのメッセージ」は、「スターウォーズ」というよりは、当時私が見ていた円谷プロダクションの「〇〇マン」といった特撮ものを見ている感覚です。
映画とは別にテレビ版もあり、これも見ていました。
真田広之さんのアクションや、劇中に出てくる平べったい戦艦がカッコよく、この戦艦に関しては、プラモデルを購入した記憶があります。
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