徳丸純子「 ゴールデン☆ベスト」レビュー~80年代アイドルおすすめアルバム~

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2016年6月22日に「徳丸純子 ゴールデン☆ベスト」が発売になりました。

TDKレコードの徳丸純子さんのマスターテープは処分され存在しないというらしいですが、このベスト盤はアナログレコードをマスタリングしてCD化されました。

今回は、この「徳丸純子 ゴールデン☆ベスト」に収録されている曲の雰囲気や音質等についてレビューしたいと思います。

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徳丸純子「 ゴールデン☆ベスト」レビュー

徳丸純子さんは、1982年にTDK主催のオーディションで合格し、翌年、アイドル歌手としてデビューすることになるわけですが、このオーディションで歌った曲は、私の大好きな河合奈保子さんの「夏のヒロイン」でした。

CDジャケットとライナーノーツ

CDジャケットの表面は、シングル全5枚とアルバム全2枚のジャケット写真、裏表紙は、聖・ファーストラブのシングルジャケットが大きく印刷されています。

冊子を一枚開くと、収録曲が見開きで記載されています。

もう一枚開くと、左側に徳丸純子さんの今回のCD化についてのコメントが記載されています。

それ以降は歌詞カードとなっており、最後の見開きページには、アイドル研究科まあくんという方の、徳丸純子さんのデビューから現在までの様子のレビューが記載されています。

収録曲について

収録曲は以下の通りで、シングルのみ作家陣のクレジットを記載しておきます。

1. 聖・ファーストラブ(作詞:阿久悠 作曲:小杉保夫 編曲:萩田光雄)
2. あ・ざ・や・か・娘(作詞:阿久悠 作曲:小杉保夫 編曲:萩田光雄)
3. PICA-PICA(作詞:阿久悠 作曲:いけたけし 編曲:萩田光雄)
4. すっぱいメルヘン(作詞:森由里子 作曲:浜田金吾 編曲:飛沢宏元)
5. 恋はシーソーゲーム(作詞:大貫妙子 作曲編曲:清水信之)
6. 涙のAdieu(アデュー)(作詞:竹花いち子 作曲:清水信之 編曲:村松邦男 乾裕樹)
7. 蒼いサスペンス(作詞:森雪之丞 作曲編曲:清水信之)
8. シルバー模様(作詞:竹花いち子 作曲:村松邦男 編曲:清水信之)
9. 哀の心話(作詞:青木久美子 作曲:和泉常寛 編曲:飛沢宏元)
10. 魔法のカプセル(作詞:森雪之丞 作曲編曲:清水信之)
11. めぐり愛Calendar(1st Album「聖・ファーストラブ」 A面の1曲目)
12. シンデレラの家出(1st Album「聖・ファーストラブ」 A面の3曲目)
13. ミルキイウエイ(1st Album「聖・ファーストラブ」 A面の4曲目)
14. お・も・い・でYOUターン(1st Album「聖・ファーストラブ」 A面の5曲目)
15. 来夢季節(ライムシーズン)(1st Album「聖・ファーストラブ」 B面の2曲目)
16. 時の魔術(2nd Album「青のないパレット」A面の1曲目)
17. 風もとまる十月(2nd Album「青のないパレット」A面の2曲目)
18. In The Blue(2nd Album「青のないパレット」A面の3曲目)
19. あなたの胸に、もう一度(2nd Album「青のないパレット」A面の5曲目)
20. 横顔(2nd Album「青のないパレット」B面の2曲目)

このCDには、全シングル5枚のAB面と、ファーストアルバム「聖・ファーストラブ」、セカンドアルバム「青のないパレット」からそれぞれ5曲ずつ収録されています。

1~10曲目までがシングル、11~15曲目までがファーストアルバム、16~20曲目がセカンドアルバムからの選曲となっています。

全体的な曲調について

全5枚のシングルA面の曲は、全てマイナー調(悲し気な雰囲気)の曲で、B面はメジャー調(明るい雰囲気)の曲となっています。

このCDの表紙を見ると、4,5枚目のシングルジャケット写真が、かなりアダルトな感じですが、歌い方は全く変わっておらず、曲調も1~3枚目の雰囲気を踏襲したものです。

11曲目から始まるアルバム収録曲に関しては、マイナー調の曲は1曲程度で、他の曲はメジャー調の曲となっています。

12曲目の「シンデレラの家出」はデビュー曲候補だったそうで、メジャー調のポップソングで岡田有希子さんの「恋はじめまして」をアップテンポにしたような感じです。

徳丸純子さんの声は、あどけない少女のような声なので、このCDを聴いてみてマイナー調の曲も合うけど、メジャー調の曲はもっと合うなと思いました。

個人的に気に入った曲は、「シンデレラの家出」と「時の魔術」。

特に「時の魔術」はかわいらしいポップな曲で、歌詞で”Aha”という部分があるのですが、ここは鳥肌ポイントです(^^♪

音質について

音質チェックに当たって、パソコンにSONYのポータブルアンプPHA-2を接続、ヘッドホンはSONY MDR-Z1000というモニターヘッドホンを使用しました。

さて、このCDの音質ですが、一言で言うと、少し残念な音質です。CDに封入されているパンフレットにも記載がありますが、アナログマスターテープからのリマスターではなく、アナログレコードをマスターとしています。

所々にアナログレコード特有のプチプチノイズが聴こえ、声が高音になる部分では、結構ザラついて聴こえます。

まとめ

音質は少し残念ですが、個人的につまらないと思った曲は1曲もなく、CD化されたことを嬉しく思います。

徳丸純子さんの音源はこれが初のCD化で、2019年7月現在でも通常価格で流通していますが、いつ品切れになって高値のやり取りになるか分からないので、気になったら早めに入手してみてください。

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