レコードプレイヤーとポタアンで音は鳴るのか実験してみた

AUDIO
記事内に広告が含まれています。

我が家には20年前ぐらいに買ったAIWA PX-E860というレコードプレイヤーがあります。

これはレコードをパソコンに取り込んでデジタル化する目的のために買ったもの。

手持ちのレコードを全部デジタル化してからもうレコードは聴くこともないと思い放置していましたが、数年前からのレコードブームで新たにレコードを買ったりするようになりました。

この時、自宅の据え置きアンプは壊れていて、デジタル化するケーブルも捨ててしまったのでレコードの音を聴くことが全くできない状態。

どうにかならないものかと考えていたところ、ウォークマンを駆動させるためのポータブルヘッドホンアンプ SONY PHA-2があったので、これを利用したらヘッドホンで聴くことはできるかもしれないと思い、ちょっと実験してみました。

 

スポンサーリンク

ダメ元でレコードに針を落としてみたら…

まず、レコードプレイヤーですが、ここからは、赤白のピンジャックが出力端子として出ています。

しかし、PHA-2にはピンジャックを受ける端子がありません。

ピンジャックを受け、反対側は3.5ミリのステレオ端子といった変換プラグがあればよいのですが、それも我が家にはありませんでした。

どうしたらレコードをPHA-2に繋ぐことが出来るかと散々悩み、ふとテレビを見た時に、思いつきました。

テレビの外部入力端子にレコードのピンジャックを繋いで、テレビのヘッドホン端子からポータブルアンプに繋げばいいじゃん!

ということで、思いついた通りにつなげてみました。

PHA-2の入力切替を、AUDIO INに設定して…

きっとかなりの音量が必要になると思うので、PHA-2のゲイン設定は、ハイゲインに。

さて、準備が整ったので、早速、レコードの回転設定などを合わせて、レコードに針を落としてみました。

むむむ….音が出ない…テレビの入力切替も間違っていないし…

もしかして、プラグの接触不良かも?と思い、各プラグをグリグリ….

もうダメかなと諦めかけた時、そういえばテレビの音量を調整していなかったことに気づきました。

テレビの音量を全体の3分の2ぐらい上げた辺りから、かすかに音が聴こえてきました。

そして、PHA-2のボリュームも調整したところ、レコードの音が鳴りましたー!

ただ、フォノイコライザーを通していないレコードの音は、予想していた通り…

クリアではありましたが、音が薄っぺらく芯のない音でした。

使用したヘッドホンが、SONYのモニターヘッドホンMDR-Z1000だったこともあり、レコード自体から出るノイズと、テレビから出るノイズが盛大で、かなり不快でした。

ノリの良い曲なら何とか聴くことが出来ますが、バラードはノイズが気になって聴けたものではありませんでした💦

まとめ

ということで、この実験は失敗でした。

しかし、レコードプレイヤーのターンテーブルのゴムをペロッと剥がしてみたところ、

フォノイコライザーのオンオフスイッチが出てきました!

これをオンにして直でテレビの外部入力端子に繋いだところ、通常のテレビを見る時の音量で、きちんとした音のレコードを聴くことが出来ました

今ではアンプも揃って無事スピーカーからレコードの音を聴くことが出来るようになりましたが、私と同じような状況でフォノイコライザー内臓のレコードプレイヤーをお持ちなら、とりあえずテレビのスピーカーからレコードの音を楽しんでみてください。

TEAC UD-505 レビュー~おすすめ据え置きヘッドフォンアンプ ~
前回、据え置きヘッドフォンアンプ試聴の話を書きましたが、今回は試聴後に購入したTEAC UD-505の使い勝手や音質、その他実際に使用して気づいたことなどを書いてみたいと思います。 強制的なエージング(音の慣らし運転)はせず、音の変化を確認...
HOME
新着記事・人気記事 新着記事 人気記事 新着記事一覧はこちら インフォメーション 昭和エンタメ情報 オーディオおすすめ製品情報 ブログの説明とカテゴリー まちろブログって何のブログ? アイドル、ヘッドホン、料理、犬... いや、 まちろさん...
スポンサーリンク
このページをシェアする
まちろさんをフォローする
スポンサーリンク