この年は、アルフィー、安全地帯、チェッカーズといったバンドが活躍し始めた年でした。
中でも、チェッカーズはアイドル的人気を誇り、翌年以降もランキング上位をキープし続けます。
女性アイドルでは、中森明菜さんが不動の人気を確立し、「北ウイング」「十戒(1984)」は、初登場1位を獲得しました。
小泉今日子さんも「迷宮のアンドローラ」で自身初の1位を獲得し、ここからキョンキョン人気が急上昇してきます。
ザ・ベストテン 1984年
- 瞳はダイアモンド / 松田聖子
- 艶姿ナミダ娘 / 小泉今日子
- ラヴ・イズ・オーバー / 欧陽菲菲
- エル・オー・ヴィ・愛・N・G / 田原俊彦
- 釜山港へ帰れ / 渥美二郎
- カム・フラージュ / 柏原芳恵
- 時に愛は / 松本伊代
- 疑問符 / 河合奈保子
- 細雪 / 五木ひろし
- 悲しみが止まらない / 杏里
- 北ウイング /中森明菜
- もしも明日が / わらべ
- サムライ・ニッポン / シブがき隊
- お久しぶりね / 小柳ルミ子
- クライマックス御一緒に / 小泉今日子
- 星空のディスタンス / アルフィー(1位のお祝いに星形のタンスがプレゼントされた)
- 抱いてマイ・ラブ / 早見優
- Rock’n Rouge / 松田聖子
- チャールストンにはまだ早い / 田原俊彦
- 白いハンカチーフ / 堀ちえみ
- 黄昏ダンシング / 麻倉未稀
- ワインレッドの心 / 安全地帯
- めざめ / 石川秀美
- 涙のリクエスト / チェッカーズ(チェック柄の服や髪型が流行した)
- 22歳 / 谷村新司
- 一番野郎 / 近藤真彦
- ト・レ・モ・ロ / 柏原芳恵
- 恋のKNOW-HOW / 松本伊代
- 微風のメロディー / 河合奈保子
- モニカ / 吉川晃司(水球の選手だった。母校のプールから中継した際、歌い終わりにプールへ飛び込んだ。)
- 渚のはいから人魚 / 小泉今日子
- 喝! / シブがき隊
- 君のハートはマリンブルー / 杉山清貴&オメガトライブ
- プロフィール / 倉沢淳美(「わらべ」からソロデビュー)
- サザン・ウインド / 中森明菜
- 誘惑光線・クラッ! / 早見優
- 君が嘘をついた / オフコース
- 稲妻パラダイス / 堀ちえみ
- 哀しくてジェラシー / チェッカーズ(5/17には3曲同時にランクインした)
- ギザギザハートの子守唄 / チェッカーズ
- 気ままにREFLECTION / 杏里
- 愛情物語 / 原田知世(同タイトル映画の主題歌)
- 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね / 中原めいこ
- 時間の国のアリス / 松田聖子
- 騎士道 / 田原俊彦
- STAR SHIP / アルフィー(アニメ映画「レンズマン」の主題歌)
- 長良川艶歌 / 五木ひろし
- ふたりの愛ランド / 石川優子とチャゲ
- メイン・テーマ / 薬師丸ひろ子(同タイトル映画の主題歌)
- ケジメなさい / 近藤真彦
- サヨナラは8月のララバイ / 吉川晃司
- コントロール / 河合奈保子
- 雨音はショパンの調べ / 小林麻美 with C-POINT
- 迷宮のアンドローラ / 小泉今日子(キョンキョン初の1位の曲)
- アッパレ!フジヤマ / シブがき隊
- NEVER / MIE(元ピンク・レディーのミーがソロデビュー)
- ミス・ブランニュー・デイ / サザンオールスターズ
- 東京Suger Town / 堀ちえみ
- 十戒(1984) / 中森明菜
- 桃色吐息 / 高橋真梨子
- 顔に描いた恋愛小説 / 田原俊彦
- ピンクのモーツァルト / 松田聖子
- 熱風 / 石川秀美
- 星屑のステージ / チェッカーズ
- 前略、道の上より / 一世風靡セピア
- 唇のプライバシー / 河合奈保子
- 愛・おぼえていますか / 飯島真理(映画「超時空要塞マクロス」の主題歌)
- 永遠に秘密さ / 近藤真彦
- ラ・ヴィアンローズ / 吉川晃司
- 最愛 / 柏原芳恵(中島みゆきさんの楽曲)
- バージン・ブルー / SALLY
- ヤマトナデシコ七変化 / 小泉今日子
- 泣かないで / 舘ひろし(元クールスのVo. ドラマ「西部警察」でも活躍)
- べらんめぇ!伊達男(ダンディ) / シブがき隊
- 恋はじめまして / 岡田有希子(3rdシングルで初のランクイン)
- 恋人達のペイヴメント / アルフィー(アポなしでファン宅を訪れるも留守というハプニングあり)
- クレイジーラブ / 堀ちえみ
- 天国にいちばん近い島 / 原田知世(同タイトル映画の主題歌)
- 浪花節だよ人生は / 細川たかし
- ミステリーウーマン / 石川秀美
- Woman / 薬師丸ひろ子(映画「Wの悲劇」の主題歌)
- 恋の予感 / 安全地帯
- ハートのイヤリング
- 雪にかいたLOVE LETTER / 菊池桃子(3rdシングル 初のランクイン)
- いっそセレナーデ / 井上陽水
- ラストシーンは腕の中で / 田原俊彦
- 飾りじゃないのよ涙は / 中森明菜
- ジュリアに傷心(ハートブレイク) / チェッカーズ
- 北駅のソリチュード / 河合奈保子
- 抱きしめてジルバ / 西城秀樹(ワム!「ケアレス・ウィスパー」のカバー)
私の購入したレコード
この中で、私が購入したレコードは、「微風のメロディー」「君が嘘をついた」「メイン・テーマ」「コントロール」「北駅のソリチュード」です。
この他に、河合奈保子さん、オフコースのアルバムや薬師丸ひろ子さん主演映画「メイン・テーマ」のサントラ等を購入しました。
この年の私の思い出
私は河合奈保子さんが好きだったので、同じ「HIDEKIの弟・妹募集オーディション」からデビューした石川秀美さんをひいきめで見ていました。
石川秀美さんの歌う「熱風」は歌い出しの「風!」というところが非常に印象的な曲。
松本伊代さんの歌う「時に愛は」は、私の好きだったオフコースのシングル曲名と同じだったので、はじめはオフコースのカバー?なんて思いました。
オフコースはギタリストの鈴木康博さん脱退後の最初のシングル「君が嘘をついた」がランクイン。
私はこの年から本格的にALFEEが好きになり、映画「レンズマン」もALFEEが主題歌を歌うということで見に行きました。
「迷宮のアンドローラ」が流行っている頃、小泉今日子さんが好きな友人に誘われて、小泉今日子さんのコンサートにも行ったり。
コンサートの中盤辺りだったと思いますが、音量測定をするロボットみたいなのが出てきて、小泉今日子さんが「大きな声を出してくださ~い!」というので、大声でデシベルを上げるために何度も叫んだ記憶があります。
この友人とは小泉今日子さんのコンサートに付き合う代わりに、私の好きな河合奈保子さんのコンサートにも付き合うという約束をしていたのに、何だかんだで河合奈保子さんのコンサートには行けず…(@_@)
まとめ
この年をきっかけに翌年の1985年は、さらにバンドブームが加速します。
C-C-B、ハウンド・ドッグ等の新たなバンドのランクイン、斉藤由貴さんと菊池桃子さんの「卒業」対決、おニャン子クラブ旋風と1985年は、みどころ満載のベストテンになりました。