【音質レビュー】ゴールデン☆ベスト SACDハイブリッド盤のCD層の音

昭和歌謡/J-POP

こんにちは、まちろです。

2022年11月16日にユニバーサルからゴールデン☆ベストのSACDハイブリッド盤が一斉に発売されました。その内の一枚が届いたので、従来盤と比べてCD層の音質は向上しているのか聴き比べをしてみました。比較に使ったのは泰葉さんのゴールデン☆ベスト。

従来のゴールデン☆ベストは2,000円程度、今回のSACDハイブリッド盤は3,000円程度ということで、約1,000円の価格差があります。こういった歌謡曲の復刻盤を買う方の多くは、SACDプレイヤーは持ってないけど、CDも聴けるしってことで購入されると思いますが、通常のCDとして聴く場合、従来のゴールデン☆ベストより音質が向上しているんだったら買いだし、そうでなければ従来のゴールデン☆ベストに1000円上乗せしてまで買う必要はない訳で。

さて、今回のゴールデン☆ベストSACDハイブリッド盤はどうなんでしょうか…

 

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ゴールデン☆ベスト SACDハイブリッド盤と従来盤の違い

パンレット等の仕様について

パンフレットは従来盤と同じ。広告の封入物が違うだけです。

 

CD盤面は従来盤がピンク色でSACDハイブリッド盤は緑。裏面はゴールドっぽい色合いになってます。構造的にはまずSACD層があって、その上にCD層があります。音質マニアの方からするとシングルレイヤー(CD層のない純粋なSACD)の方が音がいいということらしいんですが、現在のSACDのほとんどはハイブリッド盤で売られています。その他、音質以外の仕様については違いはありません。

 

 

音質について

まず、SACDハイブリッド盤の特徴をざっと書いておきます。

  • SACD層にはいわゆるハイレゾ音源、CD層にはCD音質の音源の両方が入っている
  • SACDプレイヤーを持っていれば両方聴ける、CDプレイヤーしか持ってなくてもCD層の音源は聴ける
  • CD層はパソコンに取り込めるがSACD層は不可

 

では、肝心の音質について。聴き比べに際してCDをflacで取り込み、以下の機器を使いました。

  • ヘッドホン:SONY MDR-Z1000
  • ヘッドホンアンプ:TEAC UD-505
  • 再生ソフト:Music Bee(排他モード)

 

で、聴き比べてどうだったのかというと、パッケージの帯に書いてある”音の鮮度が違います”っていう文言通り、音質はかなり向上しています。具体的には、

  • 音量が約4dbアップ(従来盤:約93db / ハイブリッド盤:約97db)
  • 左右のセパレーションが向上
  • 音像が大きくなった
  • 音の輪郭がクッキリ

従来盤では左右の振られた音が少し中央の空間に被り気味だったのに対し、SACDハイブリッド盤では左右にビシッと分かれていて、そのせいで中央前方の空間の見晴らしがかなり良くなってます。曲中で鳴っている各楽器の音像(音の面積)がそれぞれ大きくなっていて、その輪郭もクッキリ。映像で言うなら、通常の液晶テレビから4Kの大画面に買い換えたみたいな感覚でしょうか。

 

まとめ

今回のゴールデン☆ベストSACDハイブリッド盤は宣伝文句通り、音質は向上しています。私が試したのは泰葉さんの一枚だけですが、同じ発売元・同じ条件でのリマスターということを考えると、どのゴールデン☆ベストも同様の音質アップを期待できると思います。

ただ、今回のリマスターは低音を強調するとか分かりやすいリマスターではなく、変な手を加えてない正統派のリマスターっていう感じなので、音質の違いが分かりやすいシステムで聴く方にはおすすめですが、そうでない方は従来盤でもいいかなと思ったりもします。ちなみに、手持ちの完全ワイヤレスイヤホン(SoundPeats Air3 Deluxe HS)をSBC接続で聴いてみたら、あんまりっていうかほとんど違いは分かりませんでした。

というわけで、それぞれの再生環境に応じて、買い増しするか検討されるのがいいと思います。

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