ハードロック名盤巡りの旅 Part1<はじめに>

私は80年代半ば辺りまでハードロックが嫌いでした。しかし、ある時期から大好きになり、ハードロックを聴き始めて30年近く経つ今でも、ハードロック抜きの生活は考えられません。

ハードロックバンドの多くは、メンバーの入れ替わりが少なからずあり、気に入ったメンバーの参加しているバンドを追っていくごとに、その世界はどんどん広がって行きました。

この記事は、私がハードロックを聴くようになったきっかけや、どのようにハードロックにハマって行ったのかという話に沿いながら、ハードロックの名盤を紹介していくエッセイです。

特に、これからハードロックの世界に足を踏み入れようとする方に向けて、バンドのおすすめアルバムについても書いておきました。気になるアルバムがあったら是非聴いてみてください。

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ハードロックとの出会い

当時のハードロックの印象

私がハードロックに触れたのは結構遅いと思います。小中学生の頃は、周りにハードロックを聴く人がおらず、テレビでハードロックバンドを見ることもなかったので、ハードロックという存在自体も、ほとんど知りませんでした。

ハードロックに触れるようになったのは、高校生の時ぐらいで、その時は、ジャパニーズメタル(以下ジャパメタ)のアースシェイカー、44マグナム等、洋楽では、METALLICA、RAINBOWなどを学園祭などで演奏する人たちを見掛けるようになりました。

この頃は、ジャパメタは見た目と曲が本家のマネのように思えて、日本人が恰好を真似しても似合わない、曲がハードロックになりきっていないというかオリジナリティーを感じないといったような中途半端なイメージを強く持っていました。

これは、「天才!たけしの元気が出るテレビ」の「燃えろ!ヘビメタ」というコーナーの影響も大きかったかもしれません。これはこれで面白かったのですが…

次に、洋楽のハードロックですが、友人がRAINBOWの「KILL THE KING」や「GATES OF BABYLON」を演奏するのを見て、ギターリフはソロはカッコいいけど、歌メロに今一つ物足りなさを感じていました。私がこれまで日本の歌謡曲ばかりを聴いていたからかもしれません。

それと、ハードロックはどれも騒がしく、同じような曲に聴こえるとも思っていました。

当時、私の要望を満たす音楽は、ALFEEでした。ハード、プログレッシブ、フォーク、歌謡かつ歌メロやギターソロもメロディアス、美しいコーラス、3者3様のビジュアル、ボーカルが曲によって変わったりするなど、その幅の広い音楽性に惹かれていました。

高校生の時に良いと思った曲

あまり多くのハードロックに触れたこともないのに、こういった偏見を持っていた私ですが、その頃にカッコいいなと思った曲は何曲かあります。

当時、エレキギターでALFEEのコピーばかりをやっていて、友人からは、ハードロックもコピーすると、もっとギターうまくなるよと言われ、友人がハードロックの曲が入ったカセットテープをよく貸してくれました。

あとは、ALFEEのラジオを聴いていて、高見沢さんがお気に入りのハードロックの曲をかけたことによって、ハードロックに触れることが出来ました。

その中でいいなと思ったのは、OZZY OSBOURNEの「MR.CROWLEY」、MSGの「CAPTAIN NEMO」、YNGWIE MALMSTEENの「ICARUS ‘ DREAM SUITE OP.4」でした。

どの曲もメロディーが良いので気に入りました。

特に「ICARUS ‘ DREAM SUITE OP.4」には、ちょっと驚きました。ギターの音がディストーションがかかっているのかいないのか分からないくらいクリーンな音色で、バイオリンの速弾きのようになめらかで、表情のある音に惹かれました。

しかし、だからと言ってそれ以上ハードロックの曲を聴きたいという欲求は湧いてきませんでした。これは、ハードロックバンドはハードロックしかやらないという音楽性の狭さを感じていたからだと思います。

ハードロックの扉を開く

大学に入学して初めてできた友達が、プロレスとハードロック好きでした。私はプロレスが大好きで、よくよく考えてみれば、プロレスラーの入場曲によくハードロックの曲が使われていることに気づきました。

ハードロックのバンドについて全く知識のない私でしたが、中学生の頃、ASIAの「THE HEAT GOES ON」を購入していたことを思い出しました。これは、新日本プロレスのザ・コブラという選手の入場曲でした。

レコード屋さんでこの曲が流れているのを聴いて、店員さんに、「この曲なんて言う曲ですか?」と聴いて購入したレコードです。

その他にも、前田日明選手の入場曲「キャプチュード」のレコードも購入しました。その時、アーティストは誰かなど、全く気にも留めていませんでしたが、後になってCAMELであることを知りました。

大学入学時には、新日本プロレスのビッグバン・ベイダーという選手が好きで、その曲がRAINBOWのアルバム曲だと知り、その友人から色々聴かせてもらっているうちに、ハードロックって色々な世界があるんだなと感じ始めました。

これをきっかけに、友人から私の好きそうな曲を紹介してもらい、色々聴いているうちに、これまで私が持っていた偏見はなくなり、爆発的にハードロックの世界へのめり込んでいくことになりました。

<次のページ>ハードロック名盤巡りの旅 Part2<RAINBOW~>

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