大場久美子の魅力とは~祝還暦!昔も今もかわいい我らのコメットさん~

アイドル
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2020年1月6日 大場久美子さんは還暦(60歳)のお誕生日を迎えました。

おめでとうございます🎂🎉✨

私は、当時TBSのドラマ「コメットさん」を見て、そのあまりにキュートなルックスとしぐさにK.O.され、小学生ながら大場久美子さんと結婚したいなんて思っていました(*´▽`*)

自分も含めて年齢と共に肉体は変化していきますが、大場久美子さんのその無邪気っぷりなどは、当時となんら変わりはありません。

ここでは、当時を振り返り、大場久美子さんはどんなアイドルだったのか、大場久美子さんの魅力は何なのか等について書いてみたいと思います。

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大場久美子と大場久美子の活躍した時代

大場久美子とは

大場久美子さんは、昭和35年(1960年)1月6日 埼玉県川口市で生まれ。

7つ上のお兄さんと2つ下の弟さんがいる3人兄妹。

内気で引っ込み思案だった大場久美子さんがその殻を破り始めたのは、ピアノを習い始めた小学5年生の辺りから。

中3の3学期に友達に誘われて受けた児童劇団「ふじ」のテストに合格し、定期公演をこなしていくうちに、芝居に魅力に取りつかれ、芸能界入りを決心。

出場したオーディション番組「あなたをスターに!」で特別賞を受賞したことをきっかけに芸能事務所 ボンド企画へ。

1977年6月5日に「あこがれ」でアイドル歌手デビューし、1978年6月12日からスタートしたTBSのドラマ「コメットさん」でブレーク。

7thシングル「スプリング・サンバ」も人気を博し、順風満帆な芸能活動の最中、1979年7月29日に葉山で行われたサマーフェスティバル(野外ライブ)で、突然の歌手休業宣言。

歌手活動の締めくくりは、1979年10月19日の武道館ライブで、台風により公共交通手段がマヒする中、沢山のファンが駆け付け、テレビ中継も入った伝説のライブとなった。

ヌード写真集の発売、レストランの経営不振による自己破産、結婚離婚再婚、パニック障害といった芸能活動以外で話題になりつつも、自ら定めた目標に常に邁進。

現在では芸能活動と並行して、心理カウンセラー等、数多く取得した資格を活かした社会貢献活動をしている。

大場久美子がアイドル歌手として活躍した時代

大場久美子さんがアイドル歌手として活躍したのは、1977~1979年。

この頃は、アイドル歌手がレコードをリリースしても数万枚、売れても数十万枚という時代でした。

それは、楽曲の良さに加えて歌手の実力があってこそという歌謡界の風潮と、ピンク・レディーというバケモノアイドルが世間を圧巻していたことが大きな要因だったと思います。

トップアイドル 山口百恵さんの最大のヒット曲「横須賀ストーリー」は約66万枚、解散という一大事にファンが大きく後押ししたキャンディーズの「微笑みがえし」は約83万枚。

そんな中でピンク・レディーはデビュー曲「ペッパー警部」から60万枚越えを連発し、「UFO」では150万枚を超えるという異様な人気で、数々の記録を打ち立てました。

スーパーカーやインベーダーゲームがブームになっている中、子どもたちは少ないお小遣いからレコードを買うのは1枚がやっと。

その1枚に選ばれたのがピンク・レディーのレコードだったように思います。

神セブンといわれた前田敦子さんらがいた頃のAKB48がアイドル界を牛耳っていたのを見た時、かつてピンク・レディーがアイドル市場を独占していた時のことを思い出しました。

大場久美子の魅力と当時の印象・歌

大場久美子の魅力

大場久美子さんの最大の魅力は、「一億人の妹」というキャッチフレーズが示す通り、キュートなルックスと守ってあげたくなるような天真爛漫さ。

一度ハートを射抜かれたら、何をやっても「おー、よく頑張った!ヨシヨシ!!」と何でも許してあげたくなる…そんなアイドルでした。

最大のヒット曲「スプリング・サンバ」の売り上げは約3万枚でしたが、プロマイドの売り上げは1979年の1位ということからも、大場久美子さんはどちらかというとアイドル女優的な存在で、平成でいうと観月ありささん、宮沢りえさん、広末涼子さん、新垣結衣さんといったところでしょうか。

大場久美子の当時の印象や思い出

自分がいくつの時に大場久美子さんが活躍していたのかによって、その印象は多少違うと思います。

大場久美子さんがデビューしたのは、私が小学3年生の時で、その頃はスーパーカー消しゴムやスライムといったおもちゃで遊んだり、暗くなるまで近所の池にザリガニやオタマジャクシを取りに行ったり。

夕方テレビを見るにしても、再放送されていたアニメ番組を延々と見るような生活だったので、TBSで放送されていた「ぎんざNOW!」等にはあまり興味が無く、デビューからしばらく大場久美子さんについては知りませんでした。

テレビで見たことはあると思いますが、その記憶は全くありません。

CMは、ハウスのデカプリンよりもオリンパスの美しいショットの方が印象に残っています。

私が大場久美子さんの存在を知ったのは、「コメットさん」から。

乙女座から「美しいもの」を探しに地球にやって来た魔法少女が、沢野家のお手伝いさんとなり、様々な人間とのふれあいの中から「美しいもの」とは何なのかを探していくというストーリーでした。

TBSの子ども向け番組ということもあって、ウルトラセブンやウルトラマンタロウが出てきたのも子ども心をくすぐりました。

大場久美子さんと言えば「一億人の妹」ですが、私にとってはかわいくて美人なお姉さん。

「コメットさん」に出て来る沢野家の小学生(準平くんと強くん)が羨ましくて、時折、この子たちがコメットさんに意地悪する様子を見て、

コメットさんに意地悪するなんて俺が許さん!

なんていつも思っていました。

ちょうど思春期に入ってきた頃だったので、大場久美子さんと結婚したい、こんなかわいいお手伝いさんが来たら一緒に買い物に行きたい、一緒に寝てくれるかな…そんな妄想をしたり(*´▽`*)

「コメットさん」が始まってからは、榊原郁恵さんと共演したバラエティ番組「マジカル7大冒険」等も学校で話題になり、大場久美子さんの人気は高まって行きました。

「スプリング・サンバ」も私界隈で大人気で、

チャチャチャーーー!

なんてモノマネをする友達が私を含めて何人もいました。

「コメットさん」の番組終了後、大場久美子さんで覚えているのは「秘密のデカちゃん」。

この番組は、大好きで毎週見ていた「噂の刑事トミーとマツ」の流れで見ていました。

その後は色々なドラマ等で大場久美子さんを見たと思いますが、あまり覚えていません。

その後のことでよく覚えているのは、大場久美子さんがヌードになったこと。

アイドルって自分にとって純真無垢で崇高な存在だったので、アイドルがヌードになるたびにちょっと嫌な気分でした。

大好きだった大場久美子さんもか…とちょっとショックを受けた記憶があります。

大場久美子の歌

当時から大場久美子さんは歌が下手・音痴などと言われていましたが、一部のアイドル歌手を除いて、アイドル歌手の歌唱力はそれほど高いとも思っていなかったので、当時大場久美子さんの歌は特別下手と思ったことはありません。

ただ、ヤンヤン歌うスタジオ等の番組で、歌のことをイジッてたりしたので、そういうことから歌下手の印象が強くついたんだと思います。

浅田美代子さんなんかもそうですが、大場久美子さんが音痴だのと話題になったのは、それだけ人気があってメディアへの露出が多かった証拠。

上記の通り、私は「コメットさん」から大場久美子さんのことを意識するようになったので、それ以前の曲は知りませんでした。

大場久美子さんが歌手活動を終えた頃、ふと大場久美子さんのことを思い出して、大場久美子さんのベスト盤「BEST NOW」をカセットテープで買いました。

どれもA面のようないい曲ばかりで、このカセットテープを頻繁に聴いていました。

★Amazon Music「大場久美子 BEST」試聴こちら

デビューから歌手活動終了まで大場久美子さんに関わったアレンジャーの萩田光雄さんは、著書「ヒット曲の料理人」において、アイドルと歌という観点から楽曲をピュアに歌いこなす大場久美子さんと、制約なく自由に楽曲作りの出来た正統派アイドルという存在を称賛しています。

アイドルは第一にその存在と個性ありき。

私はそう思っているので、そういう点において大場久美子さんの歌は異彩を放っています。

音程を外しても中途半端に音にぶら下がるような気持ち悪い外し方ではないので、聴きづらいということもなく、時々舌が回らなくてリズムが走るさまは絶妙な「隙」。

デビューから完成されたアイドルよりも、こういった「隙」のあるアイドルの方が親近感がわき、これからの成長を見守りたい…そんな気分になります。

大場久美子さんの歌における最大の魅力は楽曲における表現力

かわいらしい声・表情・振り付けで、楽曲の世界にある喜怒哀楽を精一杯表現しようとする様子は、まるで舞台女優のよう。

大場久美子さんは、そもそも歌手になりたかったわけではなく、児童劇団から女優を目指して芸能界入りしたので、その足掛かりとして承諾した歌手活動の中で、自分のやっていきたい女優の世界を無意識に表現していたのかもしれません。

大場久美子さんの歌は、体全体を使った表現力にあると思うので、歌の魅力を最大限に感じるには音源のみよりも動画がおすすめ。

これらを見てあなたの胸に刺さったら、是非アルバムも聴いてみてくださいネ。

個人的におすすめなのは、5thアルバム「カーテンコール」

このアルバムは、スプリングコンサートで大場久美子さんの要望から設けられたミュージカルパートの音源をレコーディングしたもので、大場久美子さんの素晴らしい表現力が最大限に発揮されています。

別記事でレビューしているので、気になったら読んでみてください。

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まとめ

大場久美子さんのことを天然で面白い感じの人と思われている方も多いと思いますが、そういった飾らない真っすぐな部分の他に、思い立ったらすぐ行動し自分を信じてやり続けるストイックさなど、人間として学ぶ部分の多い方です。

人として尊敬するとともに、数年前に大場久美子さんのアメブロに、

還暦に合わせて大場久美子コンプリートCDボックス<武道館ライブBlu-ray付>をリリースしてください!

とリプしたことが実現することを祈りつつ、大場久美子さんのお誕生日をお祝いしたいと思います。

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