今回は、大場久美子さんのフォト・エッセイ「恋の指定席」という本を紹介したいと思います。
大場久美子さんが活躍していた70年代後半、私は小学3~4年生ぐらいで、ピンクレディーが絶頂期を迎えている頃でした。
大場久美子さんのことは、テレビ番組の「コメットさん」で知り、それ以来、自分の理想の女性に出会った気がしてファンになりましたが、ピンクレディーのように毎日テレビ番組で見ることはなかったので、「コメットさん」以外では「スプリング・サンバ」を歌う大場久美子さんぐらいしか記憶にありません。
この本は、そういった空白を埋めるのに十分な超絶かわいい大場久美子さんの写真がたくさん収録されています。
大場久美子 書籍「恋の指定席」レビュー
フォト・エッセイ「恋の指定席」という本は、昭和53年(1978年)に発売された本で、定価は750円、サイズは19㎝×13㎝程度で、A5より少し小さいサイズです。
本の構成
約190ページの本ですが、写真とエッセイが半々といった構成です。
本を開くと、8ページの超絶かわいい大場久美子さんのカラー写真が出迎えてくれます。
写真については、カラーページが16ページ、その他は白黒写真です。
カラー・白黒問わず、そこに写っているアイドル絶頂期の大場久美子さんは、とてもかわいらしく、そして色々な表情を見せてくれています。
エッセイとは、簡単に言うと、形式にとらわれずに、書いた文章の事ですが、この本では、大場久美子さんの思い出など、
学校が凄く厳しかったの…
といった語り口調で書いてあります。
エッセイが一段落すると、大場久美子さんの写真が数ページ続き、その後に、ポエムが数ページ続きます。
章ごとの内容
この「恋の指定席」という本は、全5章から成っています。
簡単に章ごとの様子を書いておきます。
第1章 久美子イエスタデイ
小学生から高校卒業まで、芸能界に入ったきっかけと入ってからの学業との両立等の話が書いてあります。
ナイーブな大場久美子さん一面を垣間見ることが出来ます。
第2章 久美子ファンタジー
芸能活動についての話が書いてあります。
歌を歌うことになった時の話、デビュー曲「あこがれ」のレコーディングエピソード、2代目コメットさんに選ばれた時の話、CM「ハウスプリン」の時の大場久美子さんの様子などが描かれています。
仕事が楽しい、仕事が私の青春っといった、活き活きとした大場久美子さんを感じ取れます。
第3章 久美子ハッピー・トーク
大場久美子さんの家族の事、友情について思う事、男性観・女性観などが書いてあります。
小学生の時に加山雄三さんのファンだったことや、池上季実子さんと友達といったことも書いてあります。
第4章 久美子ロマンチック
初恋や恋愛観などについて書いてあります。
もし、当時この本を読んでいたら、ここに書かれているような男性になろうと思ったことでしょう!?
第5章 久美子エトセトラ
小学生の時に飼っていた愛犬モモエちゃんのこと、好きな服装、髪型など、章に関係なく、色々なことが少しずつ書いてあります。
まとめ
文章の量はさほど多くないので、写真を見ながら大場久美子さんのエピソードを読むといった感じのとても読みやすい本です。
価格は現在(2019年7月)でもプレミアはついていないと思うので、気になったら手に取ってみてください。