80年代にハイスクール!奇面組(河川唯)、聖戦士ダンバイン(シーラ・ラパーナ)等の声優をされていた高橋美紀さん。
高橋美紀さんは声優の他にレコードもリリースしており、容姿もキュートなことから80年代の声優アイドルという立ち位置だったと思います。
現在でも精力的にライブ活動を行い、近況はツイッター等で報告・告知されていますが、今回は1985年にリリースされた高橋美紀さんの1stアルバム「ボーイフレンド」の内容について書いてみますね。
💖当日券あります💖
8月3日(土)💗高橋美紀ライブ♥️
「again〜ありがとうガーデン❤️」
今回は河川唯役の私 高橋美紀と教え子たちが奇面組の歌たちをいっぱい歌う3時間のライブ❣️ 😆💕 みなさん♥️知ってるフレーズだけで大丈夫なので、会場で一緒に歌って下さいね🤗
#奇面組 pic.twitter.com/rlWZCp0HqT https://t.co/hSePqLUw6H— 高橋美紀 8/3(土) 奇面組カバーライブ💕8/4(日)美紀塾月刊朗読劇イベント (@19mikitakahashi) July 25, 2019
高橋美紀「ボーイフレンド」レビュー~80年代声優アイドルおすすめアルバム~
高橋美紀のCDについて
高橋美紀さんは何枚かのアルバムをリリースしているんですが、ポニーキャニオンといったメジャーレーベルからリリースされたのは、この1stと2ndアルバム「ドレス・アップ」の2枚。どちらもCD化されてます。
オリジナルアルバムの他に、「決定盤「ハイスクール!奇面組」アニメ主題歌&キャラクター主題歌カバー集 ハイスクール!」というアルバムにも参加されていて、キャラクターソングとして河川唯役の高橋美紀が歌った「恋はコットン」、うしろゆびさされ組が歌った主題歌を高橋美紀さんがカバーしたものなどを収録。これもCD化されてます。
高橋美紀「ボーイフレンド」アルバムジャケットについて
パステルカラー、水玉模様、シャツの裾をキュッと結んだその衣装に80年代を感じますね。
パンフレットには爽やかなストライプのワンピースを着た高橋美紀さん。自筆のポエムなんかも書いてあります。
高橋美紀「ボーイフレンド」アルバム収録曲について
アルバム収録曲は以下の通り。
(A面)
- 微熱 Whisper(詞:友井久美子 曲:小森田実)
- キュンと涙(詞:康珍化 曲:小森田実)
- 想い出はダイアリー(詞:山本伊織 曲:長沢ヒロ)
- Seaside Story(詞曲:高橋美紀)
- 1秒ロマンス(詞:實川翔 曲:小森田実)
(B面)
- ボーイフレンド・アベニュー(詞:竜真知子 曲:小森田実)
- チクタク・ドリーム(詞:山本伊織 曲:長沢ヒロ)
- 水色シンデレラ(詞:竜真知子 曲:小笠原寛)
- Midnight Love Call(詞:實川翔 曲:小森田実)
- Wind(詞:佐々木美和子 曲:佐々木美和子)
アレンジ(編曲)は、全て小笠原寛さん。
このレコードジャケットと曲名を見て、皆さん「こんな感じかな~」と想像されると思いますが、きっとそのイメージ通り。
全編80年代中期頃のキュートなアイドルポップソングで構成されていて、全体的には浅香唯さんのC-Girlのようなメジャー調(明るい感じ)。テンポ等を替えながら曲に変化を持たせてます。
生演奏とシンセサイザーがブレンドされたサウンドが印象的なんですが、シンセで奏でられる管楽器やバイオリンなどのストリングス系の音はちょっと若干チープな感じ。まあでも、これは当時の味ということで。
しかし、高橋美紀さんの声ってホントかわいらしい!
さすが声優さんという感じで、歌詞のイメージにぴったり。声の雰囲気はちょっと中山忍さんに似てるような気も…。
このアルバムの中で個人的に印象に残ったのは、A面5曲目の「1秒ロマンス」と、B面3曲目の「水色シンデレラ」。
「1秒ロマンス」は、チャカッ・チャカッと軽快なギターのカッティングが印象的なかわいらしい感じの曲。サビの部分の「困ってウィンク&キッス~」がディレイでリピートされ、ちょっとテクノ歌謡のような雰囲気を醸し出してます。
「水色シンデレラ」は、このアルバム唯一のマイナー調の曲なんですが、どっぷりマイナー調というよりは、メロウでボサノバのようなリズムに来生たかおさんが作曲するような優しく切ないメロディーが乗るといった感じ。サビの「九月の雨~」から始まるメロディーが非常に印象的で、曲全体の切なさのボルテージがグッと上がる名曲だと思います。
まとめ
歌手としての活動が目立たなかった声優さんでも、高橋美紀さんのようにアルバムをリリースされている方も結構いるので、当時、好きな声優さんがいたなら色々探ってみてくださいね。
皆様が素敵なアルバムに出会えますように。
