SHURE SE215spe フォームイヤーピースの装着方法

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SHUREのイヤホンは、その本体形状とフォームイヤーピースの使用により、高い遮音性を発揮しますが、自分に耳に合った装着方法でなければ、フォームイヤーピースを使用しても高い遮音性を得ることはできません。

今回は、SHUREが公式に発表しているフォームイヤーピースのつけ方では、高い遮音性を感じることができない方へ向けて、若干公式の装着方法とは違う装着方法を紹介したいと思います。

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SHURE SE215speとフォームイヤーピース

フォームイヤーピースとは、コンプライのような耳に挿入する前につぶして、耳の中で徐々に元の形状に戻っていくという種類のものです。

SHUREのフォームイヤーピースはその見た目から、弾丸とも呼ばれています。

SHUREのフォームイヤーピースはコンプライよりも硬めで、装着感はコンプライに劣りますが、耐久性はSHUREの方があります。

イヤーピースの大きさ決めとイヤーピースの外し方

フォームイヤーピースを使用する前に、自分に合ったイヤーピースの大きさを知る必要があります。

これは、シリコンイヤーピースで試してみてください。軽く耳にスポッと入れて、遮音性が一番得られるものが、ご自身に合ったサイズです。

シリコンイヤーピースを使用するには、まず、購入時についているフォームイヤーピース(Mサイズ)を外さなければなりませんが、個体によってはガッチリとハマっていて、なかなか外せない場合があります。

この場合、まずイヤーピースと本体ノズルの付け根に爪を立て、左右にゆすりながら、少しずつ上に持ち上げて行ってください。

多少持ち上がったら、イヤーピースをつまんで、ネジを回すようにぐりぐり回しながらゆっくりと上に引っ張り上げてみてください。

もし、ぐりぐり回らないようなら、もう一度最初の工程に戻り、もう少しイヤーピースを持ち上げてから、再度トライしてみてください。

自分の耳の穴の形を確認する

まず、自分の耳の穴に指を入れて、軽く回してみてください。大体の感覚でよいのですが、直径は上下と左右で違いはありますか?

私の場合は、左右よりも上下の方が少し長いようです。

個人差もありますが、耳の穴の形状は楕円であることが多いようです。

耳の形状に合ったフォームイヤーピースのつぶし方

フォームイヤーピースは通常、上下左右からつぶして、全体を小さくして耳に入れますが、私はこのやり方だと、耳の穴の一部の密着度が落ちるようで、完全な遮音性を得ることができませんでした。

では、先程の耳の穴の形状の結果をもとに、耳の穴の形状が縦長楕円なら縦に、横長楕円なら横にといった具合に、一方向からのみフォームイヤーピースをつぶしてみてください。

この状態で耳に素早く挿入しますが、耳に挿入する前に、もう少し待ってください。

フォームイヤーピースの挿入方法

耳の穴の形が千差万別のように、耳の穴の入り口までの深さも人によって違います。

かつてのSHURE Eシリーズ、SE310といったお尻が0番台のイヤホンは、その形状から、結構深めに挿入することができ、自分の耳の穴の深さによって挿入深度を調整することが比較的容易でした。

しかし、現行の形状になってから、それほど深く挿入することが出来なくなり、人によっては合う合わないが出てきたように思えます。しかし、ある程度は深めに装着することが可能です。

耳に軽く挿入して、それで満足のいく遮音性が得られれば、それでよいのですが、そうでない場合は、少し深めに挿入する必要があります。

SHUREのSEシリーズは、普通にイヤホンを耳に強く押し当てても、それほど深くは挿入できません。

深めに挿入するには、耳たぶを下に引っ張り、つぶしたイヤーピースを入るところまで入れてみてください。これで、通常の装着方法よりは深めにイヤーピースが入り、遮音性も上がります。

まとめ

今回紹介させていただいたやり方をまとめると、以下の通りとなります。

  1. 自分の耳に合ったサイズのイヤーピースを選定する
  2. フォームイヤーピースを縦又は横の一方向からのみつぶす
  3. 耳たぶを下に引っ張り、できる範囲で深めに挿入する
  4. イヤーピースが膨らむまで、片方につき約20秒ほど耳に押し当てた指を離さない

先程もお話しした通り、人の耳の形状は千差万別です。この方法を用いても思うような装着感や遮音性を得られない方もいらっしゃると思います。

特にSHUREのイヤホンのイヤーピースは、SMLと3つのサイズがありますが、今一つ日本人の耳にあった大きさではないような気もします。

もし、遮音性を高めたいがどのイヤーピースも合わないといった場合は、SHUREのトリプルフランジを試してみてください。

個人的には、付属のフォームイヤーピースよりもトリプルフランジイヤーピースの方が遮音性は高く感じます。

キノコのような独特な形状から耳が痛いんじゃないかと思われるかもしれませんが、耳が痛くならない装着方法を別記事で書いていますので、よろしければ参考になさってみてください。

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