テレビ朝日の深夜番組「スマートフォンデュ」には、ゴールデンタイムでは中々見ることの出来ないアイドルが出演し、生放送で、しかもフルコーラス歌うということで話題を呼んでいます。
ここでは、番組に出演したアーティスト・歌われた楽曲の一覧を、このコーナーが続く限り、随時追記していきます。
昭和歌謡に詳しいクリス松村さん、半田直人さんによるレアな解説も見どころで、その中で気に留まった情報も記載していこうと思いますが、情報量が非常に多いため、あまりテレビで見かけない80年代アイドルに関する情報のみピックアップしていきます。
なお、放送日に関してですが、番組サイトでは、4月26日深夜0:50~といった形式で表記されていますが、実際の放送日は4月27日0:50~となる点にご注意ください。
スマートフォンデュ歌謡祭のまとめ
箇条書きの部分は敬称を省略させていただきます。
2018年8月31日
今回は番組の編成が少し変わっていて、番組の2/3はクールポコ、キンタロー等の8組のレジェンド芸人が、かつてのネタと新ネタを披露するというものでした。
番組最後の方で、8月17日に行われたテレビ朝日・六本木ヒルズ夏まつり「スマートフォンデュ歌謡祭」の様子が流れました。
各アイドル2曲ずつの歌唱で、ワンコーラスずつ放送されました。
歌のイントロ部分では、通常の番組同様、クリス松村さんや半田直人さんによる曲紹介がありました。
出演されたアイドル、曲名は以下の通りです。
- セイントフォー「不思議 Tokyo シンデレラ」「太陽を抱きしめろ」
- 石井明美「CHA-CHA-CHA」「ランバダ」
- 桑田靖子「脱・プラトニック」「マイ・ジョイフル・ハート」
- 大西結花「チャンスは一度だけ」「シャドウ・ハンター」
- 原めぐみ「見つめあう恋」「ボーイハント」
- 風見しんご「僕笑っちゃいます」「涙のTake a chance」
観客席もかなり映ったので、見に行かれて録画された方はチェックしてみてください。
2018年7月27日
- セイントフォー「ハートジャックWAR」
- 芳本美代子「白いバスケットシューズ」
- 谷ちえ子「花の女子高数え歌」
- 新田純一「ハニーハニーSunshine Girl」
- 桑田靖子「マイ・ジョイフル・ハート」
- 松村雄基「君との日々」
番組はいきなりセイントフォーの「ハートジャックWAR」で始まりました。
今回の放送では、番組に華を添えるフォンデュガールのガチお見合いというコーナーがありましたが、その分、昭和歌謡の時間が短くなった感じです。
現在、テレビ朝日・六本木ヒルズでは、「夏祭り Summer Station」が開催されていますが、8月17日(金)12:00~13:30にスマートフォンデュLIVEが開催される模様です。
入場料は無料で、出演者はセイントフォー、桑田靖子、大西結花、石井明美etcの予定。
セイントフォー
今回の「過去に出演したもう一度見たいアーティスト」でまたまた1位を獲得。
次回も1位になったら「ハイ!先生」を歌うかもしれない。
これを歌えば、シングル全曲番組で歌唱したことになる。
芳本美代子
キャッチコピーは「輝けミッチョン」。
※デビュー曲「白いバスケットシューズ」を恥ずかしそうに歌唱する姿と、当時と変わらない歌声が魅力的でした。
谷ちえ子
スター誕生出身。ピンクレディと同じ事務所で、ピンクレディの妹分としてデビュー。
デビュー曲「花の女子高数え歌」は、ディスコ歌謡のような曲調からサビは演歌っぽくなる印象的な曲。
デビューアルバムのB面は、ピンクレディ等のカバーが収録されている。
※クリス松村さんと半田直人さんの情報量が凄まじく、御本人もびっくりされていました。
新田純一
君こそスターで合格し歌手デビュー(82年組)。
キャッチコピーは「ヤングハートブレイカー」。
マッチ(近藤真彦)に似ていたことから、当時は偽マッチと呼ばれることもあった。
※クリス松村さんが「今日はハニーハニーSunshine Girl」という音楽祭で一番よく歌った歌…」と言った時に、間髪入れず新田純一さんが「(今から歌う歌は)「ギンギラギンにさりげなく」じゃなくていいんですね!」と自虐ネタを披露していました。
桑田靖子
父親が男の子を欲しかったみたいで、当時は男の子みたいな恰好ばかりしていた。
作曲家の平尾昌晃にも男の子に間違えられたことがある。
※11月に行われる桑田靖子さん、木元ゆうこさん、徳丸純子さんらの「お神セブン」のLIVEの話もしていました。
松村雄基
今回歌われた「君との日々」は、7thシングル「Night Game」のB面(カップリング)で、バラード曲。
年に数本のLIVEをやっている。
2018年6月29日
- 松村雄基「夏のナイフ」
- 風見しんご「僕笑っちゃいます」「涙のtake a chance」
- セイントフォー「ファイアー(灼熱物語)」
- 原めぐみ「見つめあう恋」
- 杉浦幸「六本木十字軍」
- 木元ゆうこ「チェリーガーデン(桜の園)」
- つちやかおり「秘密じゃないけど秘密」
今回の放送では「今だから話せる裏事情」というコーナーで、当時の最高月収、週刊誌に載りそうで載らなかった話等をされていました。
今回の「過去に出演したもう一度見たいアーティスト」の順位は以下の通りです。
- セイントフォー
- 渋谷哲平
- 杉浦幸
- 西村知美
- つちやかおり
- 桑田靖子
- 大場久美子
- 狩人(高道)
- 伊藤咲子
- あべ静江
松村雄基
凛々しいまゆ毛の形から付いたあだ名は「10時10分」
デビューは1981年で、近藤真彦、ひかる一平、竹本孝之、堤大二郎、宮田恭男、斉藤康彦らと同期だった。
歌手志望でも俳優志望でもなかったが、スカウトされて言われるがまま芸能活動をしていた。
風見しんご
欽ちゃんの番組「週刊欽曜日」でデビューし、「僕 笑っちゃいます」で歌手デビューしたが、映画「フラッシュダンス」の中に出てきたブレイクダンスに触発され、ニューヨークへダンス留学し、帰国後、バックダンサーを探すため、自ら歌舞伎町のクラブでスカウトした。
「僕笑っちゃいます」の作曲者は吉田拓郎で、吉田拓郎の歌ったデモテープを聴いて曲を覚えた。
「僕笑っちゃいます」のレコーディング時、まだ振り付けは付いていなかったが、テンションを上げるため、田原俊彦らの振りマネをしながら歌入れをしていた。
「僕笑っちゃいます」のレコーディングは、なかなかOKが出ず、録音に立ち会っていた吉田拓郎が風見しんごの元に近づき、「上手に歌おうとしないでね!」と言った。
※「僕笑っちゃいます」の2コーラス目はカットされました。
※「涙のtake a chance」のサビ前の「Come on Come to me」の部分は歌わず、バク宙もしませんでした。2コーラスから「いつも君だけを~」までの部分はカットされました。
セイントフォー
当初、グループ名は「セイントフォー」ではなく、「四人組」にされそうだった。
自分たちもフリフリの衣装を着たかったが、事務所の人に「そんな衣装を着てアクロバット出来るのか!」と怒られた。
あんまり化粧をするとセイントフォーっぽくないという理由で、メイクはファンデーションだけしか許してもらえなかった。
ステージに立つ時は、床が滑らないようにするため、自分たちで松脂(マツヤニ)を塗っていた。
7月15日 17:00~ケネディハウス銀座にて再始動ライブ(再々追加ライブ)開催予定。
原めぐみ
17才だった1978年に情報番組のリポーターとして芸能界へ。
山口百恵、松田聖子らをプロデュースした酒井政利に見い出され、1981年にアイドル歌手としてデビュー。
トリオレコード初めてのソロアイドル。
「見つめあう恋」の原曲は、ハーマンズ・ハミッツ(1967年)で、カーペンターズもカバーした楽曲。原めぐみバージョンは、ジューシーフルーツのイリアが作詞した。
杉浦幸
「ヤヌスの鏡」で風見しんごとキスシーンがあったが、監督にキスシーンは「5秒!」と言われ、キスしながら「1..2..3..」と数えていたら怒られた。
木元ゆうこ
1982年に武道館で行われたザ・タイガースの復活コンサートを見に行った時に、レコード会社のプロデューサーにスカウトされた。
ポリドール・レコードの30周年記念アイドルとしてデビュー。
※クリス松村さんが「1983年は谷間(売れにくい)のアイドルって言われていて…」と言った時、木元ゆうこさんは自分の胸の谷間を押さえて「谷間?」と天然な勘違いをされてました。
※クリス松村さんは前日に桑田靖子さんに会い、桑田靖子さんから「木元ゆうこをよろしくお願いします」と言われ、木元ゆうこさんは桑田靖子さんから「クリス松村さんによろしくと伝えてください」と言われたそうです。
クリス松村さんの働きかけで、お神セブン(木元ゆうこ、桑田靖子、松本明子、徳丸純子、森尾由美、小林千絵、大沢逸美)が始動しそうな予感がします。
つちやかおり
「秘密じゃないけど秘密」は作詞:秋元康、作曲:長渕剛だが、つちやかおりは、長渕剛が歌ったデモテープを聴いて曲を覚えた。
2018年6月1日
- セイントフォー「太陽を抱きしめろ」「不思議Tokyoシンデレラ」
- あべ静江「コーヒーショップで」
- 伊藤咲子「ひまわり娘」
- 三谷晃代「絶好」
- 杉浦幸「悲しいな」
- 桑田靖子「脱・プラトニック」
- 城みちる「イルカにのった少年」
セイントフォーは、番組でアンケートを募った「過去に出演したもう一度見たいアーティスト」で1位になったため、再度の出演となりました。
このアンケートのランキングは以下の通りです。
- セイントフォー
- 西村知美
- 渋谷哲平
- 狩人(高道)
- 新田恵利
- 大場久美子
- 大西結花
- つちやかおり
- 石井明美
- フィンガー5(晃)
今回も、もう一度見たいアーティストアンケートを行い、リクエストの多いアーティストは次回も出演するそうです。
番組の最後は、全員で西城秀樹さんの「ヤングマン」を歌いました。
セイントフォー
6/8の再始動ライブのチケット、追加チケットも売り切れたため、再追加チケットを用意。
杉浦幸
2ndシングル「四月列車」の歌詞は、杉浦幸本人の希望により秋元康が作詞することとなった。
桑田靖子
中森明菜「少女A」路線を狙ったデビューシングル「脱・プラトニック」の初披露は日本武道館だった。
レコード会社に配られた見本盤「脱・プラトニック」のジャケットは、本人の顔写真でなく絵だった。
今年でデビュー35周年なので、同期の松本明子、小林千絵、大沢逸美、森尾由美、木元ゆうこ、徳丸純子の7人(通称:お神セブン)で何かやりたいと思っている。
クリス松村さんより「是非、スマートフォンデュでどうですか?」
2018年4月27日
- 金井夕子「パステルラブ」
- 目黒ひとみ「わたしのシュガーボーイ」
- シェリー「甘い経験」
- 新田恵利「冬のオペラグラス」
- 石井明美「CHA-CHA-HA」
- あいざき進也「気になる17才」
- フィンガー5(晃のみ)「学園天国」
- 狩人(高道のみ)「あずさ2号」
2018年3月30日
- 大場久美子「スプリング・サンバ」
- ザ・リリーズ「好きよキャプテン」
- 大西結花「チャンスは一度だけ」
- 横須賀昌美「恋のマグニチュード」
- セイントフォー「不思議 Tokyo シンデレラ」
- 電波子「駆けていく少女」
- つちやかおり「哀愁のオリエント急行」
- 西村知美「夢色のメッセージ」
- 渡辺美奈代「瞳に約束」
大場久美子
1977~1979年のプロマイド売上1位だった。
国内女性ソロ歌手で初めて武道館コンサートをやった(歌手活動引退コンサート)。
一番売れた曲は「ディスコ・ドリーム」だった。
セイントフォー
ニューアルバムをリリースする。
アクロバティックな振り付けで濱田は捻挫をし、松葉杖をついて歌ったことがあった。
西村知美
第1回モモコクラブのオーディションの時、セイントフォーがゲストだった。
つちやかおり
シングル「失恋散歩道」「秘密じゃないけど秘密」は秋元康が作曲したが、秋元康に「もう二度と書かない。お前に書いても売れない!」と言われた(本人談)。
この番組出演を機にライブもやってみたい。
おまけ(出演希望歌手と楽曲)
今後、個人的に出演して欲しい歌手と楽曲を書いておきます。
実現したらいいな(*´▽`*)
- 河合奈保子「ヤングボーイ」
- 新井薫子「虹いろの瞳」
- 伊藤かずえ「哀愁プロフィール」
- 姫乃樹リカ「地上の楽園」※本人のギター演奏付き
- 五十嵐いづみ「素直になれなくて」
- 我妻佳代「悲しみの向こうがわ」
- 麻田華子「Doubt!」
- 伊藤麻衣子「微熱かナ」
- 岩井小百合「恋 あなた し・だ・い!」
- 岩崎良美「あなた色のマノン」
- 岡田有希子「恋、はじめまして」※竹内まりやさんによる歌唱
- 岡本舞子「ファンレター」
- 荻野目洋子「無国籍ロマンス」
- 北原佐和子「マイ・ボーイフレンド」
- 真鍋ちえみ「ねらわれた少女」
- 斉藤由貴「情熱」
- 南野陽子「接近」
- 坂上香織「レースのカーディガン」
- 佐野量子「星空回線」
- 沢田玉恵「花の精」
- 宍戸留美「コズミック・ランデブー」
- 少女隊「Forever」
- スターボー「ハートブレイク太陽族」
- 立花理佐「疑問」
- 徳丸純子「恋はシーソーゲーム」
- 中江有里「風の姿」
- 長山洋子「春はSA・RA・SA・RA」
- 直江喜一「悲しきティーンエイジャー」
- 浜田朱里「想い出のセレナーデ」
- 原田知世「悲しいくらいほんとの話」
- 三浦理恵子「水平線でつかまえて」
- 水野きみこ「私のモナミ」
- 三田寛子「駆けてきた処女」
- 三原順子「セクシー・ナイト」
- 八木さおり「瞳で片想い」
- 吉沢秋絵「なぜ?の嵐」
- 吉田真里子「とまどい」
- 渡辺典子「少年ケニア」
- 泰葉「水色のワンピース」
- H2O「僕等のダイアリー」
- SHOGUN「男たちのメロディー」
- 中村雅俊「海を抱きしめて」
- 朝倉理恵「さよなら、今日は」
- 荻野目慶子「愛のオーロラ」
- 香坂みゆき「愛よおやすみ」
- 桜田淳子「しあわせ芝居」
- 柏原芳恵「最愛」
- 沢田聖子「卒業」
- 下成佐登子「秋の一日」
- 杉村尚美「サンセット・メモリー」