【2021.11.24】TEAC UD-505のアップデート来た！～変更手順と追加機能について～

こんにちは、まちろです。

2021年9月にTEACから新しいヘッドホンアンプUD-505-Xがリリースされたので、私の愛機UD-505はもう型落ちか～なんて思っていたら、アップデート来ました！TEACさん、見捨てないでくれてありがとう。

今回のアップデートはVer.1.30、内容は、

以下でアップデートの手順と変更点、特に4種類の音質の効果について感じたことなどお話しいたいと思います。

なお、アップデートに際してパソコンとUD-505をUSB接続する必要がありますが、UD-505側はUSB microBタイプなので、あらかじめ該当ケーブルを用意しておいてください。

 

2021年11月最新版UD-505アップデートの手順と追加機能について

UD-505アップデートの手順

 

ファームウェアファイルVer.1.30はこちらからダウンロードしてください。画面を少しスクロールすると、「ファームウェア（本体）」という項目があるので、その中の「システムファームウェアV1.30」をクリックするとダウンロードが始まります。

 

ダウンロードしたファイル「ud-505_nt-505_fw_v130」を解凍し「system」をクリックすると以下のファイルが出てくるので、「Win_DFU_driver」をダブルクリックし画面に表示される手順に従ってドライバをインストール。

このポップアップが出たらENTERを押すとインストーラーが立ち上がります。

 

UD-505本体のINPUTを押しながら電源を入れる（ディスプレイに「F/W UPDATE ARE YOU SURE？」と表示されます）。

 

再度INPUTを押す（ディスプレイに「UPDATE F/W ! !DON’T POWER OFF」と表示されます）。

 

UD-505背面のmicroUSB端子とパソコンを繋ぐ。

 

先程解凍した「system」フォルダの中の「NTUD505_updater_V130」をダブルクリックしアップデートファイルをインストールする。

上記のファイルをダブルクリックすると、以下のようなインフォメーションが表示されますが、全部OKをクリックしてください。

UD-505のディスプレイに「Update completed」が表示されたら USBケーブルを外して「OK」をクリック。一度UD-505の原電をオフにし再度オンにする。アップデートの手順は以上です。

 

アップデートで追加された4種類の音質とは

今回のアップデート追加された4種類の音質について、TEACのリリースノートにはこんな記載がありました。

 

アップデート後、UD-505のメニューを確認したらこのサウンドメニューが追加されていました。

 

SOUND 1は私たちがこれまで聴いてきたDefaultの音なので、これと2～4はどう違うのかじっくり聴き比べてみました。で、どうだったのかというと

音質の違いは微妙～

UD-505のフィルター切り替えより分かりづらく、どちらかというとBulk Petの1～4の違いみたいな感じです。一応、ブラシーボ承知で感じた違いをお話ししますと、

この中で一番分かりやすかったのはSOUND 2。音場は特に上方向に広がり奥行も増すので、立体感を強く感じます。余韻が豊潤というのは、リバーブのようなエフェクトをかけて余韻を増しているというDSP処理みたいな感じではなくて、音源そのものに記録されている余韻の部分を持ち上げてより聴こえやすくしているイメージです。バラードやメロウな楽曲を聴く時はDefaultのSOUND 1よりも気持ちいいと思います。

 

終わりに

ということで、TEAC UD-505最新アップデートのレビューでした。アップデートすると全ての設定がデフォルトになるので、その点ご留意してください。まあ、追加されたSOUNDの切り替えはあんまりしないかもしれませんが、アップデート自体はすぐ完了するし機器の安定性・安心感という意味でもぜひやってみてはいかがでしょうか。

今年は上位機種のUD-701も発売されましたね。UD-505でも最上級の音を聴かせてくれているのに、このUD-701はどんな音を聴かせてくれるのか気になるところではありますが、UD-505とは末永く付き合っていこうと思ってます。

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