「新宿で散歩」というと、歌舞伎町やデパートの喧騒を思い浮かべませんか?
実は駅から少し歩くだけで、都内とは思えない静寂と23区最高峰の山があるんです。
この記事では、50代の運動不足の私が新宿・戸山公園の箱根山を登っても大丈夫だったのか?なんていう体験談を含めて、早稲田のパワースポット巡り、そして昭和レトロな銭湯での癒やしまで、大人の好奇心をくすぐる1日散歩ルートをご紹介します。
【この記事を読むと分かること】
新宿周辺の「知る人ぞ知る」穴場スポット
都会の真ん中でリフレッシュできる具体的なコース
おすすめのお店(愛煙家に優しい喫茶店/レトロ銭湯/ランチ&ディナー)
「今度の休み、どこに行こうかな」と迷っている方へ。歩くたびに景色が変わる、ちょっと贅沢でどこか懐かしい、東京の再発見に出かけてみませんか?

23区最高峰!戸山公園「箱根山」で登山証明書をゲット
戸山公園にある箱根山とアクセス
新宿の住宅街に存在する「山」、それが箱根山。戸山公園内にある箱根山は標高44.6メートルで、山手線の内側で最も標高が高い23区内の最高峰です。
箱根山って一体何なのか?
ざっくり言うと、江戸時代(1668年)の尾張藩徳川家が、この地に別邸「戸山荘」を作り、その庭に池を掘った際に出た土で築かれた山のこと。当時は「玉円峰(ぎょくえんぽう)」と呼ばれ、後に「箱根山」と呼ばれるようになりました。
アクセスについてですが、箱根山周辺には山手線、大江戸線、副都心線、都電が走っており、どの路線を使ってもいいお散歩になるぐらいの距離です。その中で、私は一番箱根山に近い副都心線「西早稲田」(早大理工学部方面改札3番出口)から向かうことにしました。


ちょっと不安な50代、箱根山に登ってみたら…
西早稲田駅から都道305号に沿って南へ。「新宿コズミックセンター前」交差点を左折したら、後はまっすぐ進むだけ。時間にして徒歩10分程度で箱根山に着きました。


体力に不安のある50代、意を決して登ります。




山頂に無事到着。とってもいい景色。ぐるりと見渡せば、箱根山の木々の間から新宿のビルが見えます。




麓から山頂までは3分ぐらいでした。山というよりちょっと高めの丘というイメージ。なので、運動不足の私でも難なく上ることが出来ました。ただ、山頂付近の階段は急なので、普通の散歩では使わない足の筋力を使うため、ちょびっと息が上がるかも。
あと、足場が悪いところもあるので、ヒールのある靴なんかで行くときっと後悔します。是非、歩きやすい運動靴で!
ちなみに、私がウォーキングの時にいつも履いているのはスパッとシューズ。サンダルみたいにスパッと履けるし、靴紐に見える部分はゴムになっていて、歩いていてもほどけることがなく、ストレス皆無。しかも防水加工(※商品に寄ります)だし。メチャクチャ歩きやすいので、履きつぶしたら、また新たなスパッとシューズばっかり買ってます。
箱根山の登頂証明書をもらいに行こう!
箱根山に登ると登頂証明書がもらえます。ただ、発行してくれるのはここの麓ではなく、ちょっと離れた戸山公園サービスセンター。歩いて約15分ぐらい。
来た道を戻って都道305号を渡り、新宿コズミック通りを直進すればOK!
この通りにはいろいろなオブジェがあって、目を楽しませてくれます。




戸山公園サービスセンターに到着。窓口で「箱根山の登頂証明書をいただきたいのですが…」と言うと、職員さんが親切に箱根山のことを簡単に説明してくれて、その場で発行してもらえます。登頂証明書だけではなく、キレイな手提げ袋までいただきました。


新大久保でランチ〜「マッコリの物語」で焼肉を堪能~
午前中に箱根山巡りを終えたなら、そろそろお腹が空く時間。
お昼はどこで食べようか?
高田馬場駅が近くなので、その周辺のお店で食べてもいいんですが、せっかくだから新大久保で美味しい韓国焼肉を食べましょう。戸山公園サービスセンターから南へ歩いて10分ぐらいの距離です。
箱根山の静寂とは打って変わって、若者で賑わう新大久保。ここには韓国焼肉のお店がたくさんあります。どのお店にしようか迷うなら、イケメン通りにある「マッコリの物語」がおすすめ。ワンドリンク制ですが、価格もリーズナブル。


注文は店員さんに口頭で伝えるのではなく、テーブルに置いてあるQRコードを読み取る形式です。周りを見ていると、多くはサムギョプサルの食べ放題や物語コースを注文している様子。ただ、私は食が細くなってきている50代なので、食べ放題に気を引かれながらも、厚切りサムギョプサル定食にしました。
定食にはこれだけの小鉢等が付いてきます。これだけの厚みがあるのに、お肉は柔らかく、旨味たっぷり。副菜と共に美味しさとバランスの良いランチに大満足。


人気店なので、予約しておくとスムーズです。
早稲田の穴八幡宮でパワーチャージ!
ランチを終えたら、また早稲田方面に戻って散策を楽しみましょう。
箱根山を通り過ぎ、北に向かって歩いていくと、早稲田の交差点に突如現れる巨大な朱色の鳥居。そこが1062年創建の古社「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」です。
江戸時代から「蟲封じ」や「商売繁盛」の神様として厚い信仰を集め、現代でも金運アップの御守「一陽来復(いちようらいふく)」を求める参拝客が絶えない、都内屈指のパワースポットとして知られています。


敷地に入ると、隋神門・鼓桜などの建物の鮮やかな朱色が目を引きます。


そして、一番奥にあるのが拝殿。とっても大きくてガッシリとした構えに圧倒されます。中に入ると空気が一変。凛とした静寂が広がる空間に心身ともに引き締まる思いがしました。


早稲田「珈琲10」でひと休み~愛煙家に優しい昭和レトロな喫茶店~
ここらでちょっと休憩。近辺には喫茶店がたくさんあります。
その中で今回私が選んだ喫茶店は、穴八幡宮から徒歩10分弱の早稲田通り沿いにある「珈琲10(コーヒーテン)」。


扉を開けた瞬間、コーヒーの香りと共に物静かで気品のあるマスターがお出迎え。店内にはBGMも流れておらず、お客さんも本を読んだりと、とっても静かな空間で落ち着きます。今では珍しくなった全席喫煙可の喫茶店で、どこか懐かしい昭和レトロな雰囲気が漂っています。非喫煙者の方には少し賑やかな香りかもしれませんが、愛煙家にとっては、都会のオアシスとも言える貴重な場所です。
あの頃へタイムスリップ!銭湯「豊川浴泉」の深い癒やし
散歩の終盤に選んだのは、目白台の住宅街に佇む銭湯「豊川浴泉」。 先程の珈琲10から徒歩15分弱ぐらい。都電沿いの神田川を越えたらすぐです。暖簾をくぐると、そこには昭和から時が止まったような、こじんまりとして美しく清潔な空間が広がっていました。



本日は区民入浴デーだったみたいで、区民の方は100円で入浴できるとあって混んでました。私は銭湯が好きで、見つけたらいつも入っちゃうんですが、この「豊川浴泉」はお湯がとっても心地よい!それほど熱くないので、いつまでも入っていられそうです。壁画の富士山もお見事!心地よい空間と適温のお湯が、歩き疲れた足腰を優しく包み込んでくれました。
ちなみに、料金は大人550円。フェイスタオル・バスタオルのレンタル、浴室にはシャンプー・ボディーソープもあるので、気が向いたら手ぶらでフラっと立ち寄れます。もし行かれるなら、定休日等を確認の上、どうぞ!
都電に揺られて大塚へ~1日の締めくくりは至福の乾杯~
豊川浴泉でポカポカに温まった体を夜風にさらして都電の停留所へ向かいます。途中、目に入った富士見坂。あまりの急激さ加減に思わず登ってみたくなりましたが、あまり無理をするとと思い、今回は止めておきました。そして「学習院下」に到着。


ガタンゴトン…ゆっくり進む路面電車の揺れは、今日1日の出来事をゆっくりと振り返ることの出来る心地よいリズム。一応、都電の乗り方を説明しておくと、料金前払いでどこまで乗っても一律大人は170円(IC 168円)。PASMOやSuicaも使えます。


大塚駅で下車し、散歩のフィナーレは居酒屋で乾杯。ちなみに、立ち寄った居酒屋は「ぶたぼーる大塚」。
焼き鳥がウマい、梅酒がウマい!
なので、この近辺ならいつもこのお店ばっかり行ってます。


まとめ:新宿・早稲田の余韻に浸る1日を
最後に、本日のルートをざっくりとまとめておきます。
| 時間 | スポット | ポイント |
| 11:00 | 戸山公園・箱根山 | 登山&登山証明書をゲット |
| 12:30 | 新大久保「マッコリの物語」 | 韓国料理でエナジー補給 |
| 14:00 | 穴八幡宮 | 金運・商売繁盛のパワーをいただく |
| 15:00 | 珈琲10 | 昭和レトロな空間で一服 |
| 17:00 | 豊川浴泉 | 最高の銭湯でリフレッシュ |
| 18:30 | 大塚の居酒屋 | 都電に揺られて、至福の乾杯 |
歩いた歩数は、約18,000歩。ゆっくりのんびり歩いて丸一日楽しむことが出来ました。本当は、早稲田大学付近にある「新宿区立甘泉園公園」や「肥後細川庭園」にも行きたかったんですが、どちらも閉館時間が17時までということで、時間的に無理でした。また、今度、行ってみたいと思っています。
皆さんも、次の週末はカメラを持って、このレトロな散歩道を歩いてみてはいかがでしょうか?










