2018年4月21日に発売となる完全独立型ワイヤレス(Bluetooth)イヤホン「Xperia Ear Duo XEA20」。
30分程ですが、銀座のソニーストアにて、店員さんに話を伺いながら先行展示品を試着、試聴してきました。
音声やアクションによってスマホを快適に操作できる開放型ワイヤレスイヤホンといったイメージですが、その実力はいかに…
Xperia Ear Duo XEA20 レビュー
はじめに
「Xperia Ear Duo XEA20」を試着、試聴するに当たって、あらかじめSONYの公式サイトや製品情報が載っている記事などを読んで行きました。
ここでは、「Xperia Ear Duo XEA20」の機能面についてはあまり触れないので、機能面・スペックに興味のある方は、公式サイト等をご覧になってみてください。
公式サイト以外では、PHILE WEBに掲載されている記事も情報量が多く参考になったので、是非読んでみてください。
★PHILE WEB 「Xperia Ear Duo XEA20」記事はこちら
Xperia Ear Duo XEA20の外観と装着感について
展示品は3台あり、いずれもショーケースの中に入っていました。
店員さんに声をかけて取り出してもらい、試着、試聴しました。
色はブラックとゴールドの2色で、ブラックは他の方が試着していた為、今回はゴールドを試着させてもらいました。
ゴールドと言っても落ち着いた色で、いわゆるシャンパンゴールドという風合いです。
手に取った感じは、非常に軽く、ボールペン1本を持っているぐらいの感覚でした。
耳たぶを挟み込むように下から上にスライドさせて装着しますが、ちょっと戸惑いました。
でも、耳に当てる角度に慣れたら簡単に装着できると思います。
一度装着してしまえば本体が非常に軽量なので、変に耳周辺に違和感を感じることもなくとっても快適。
それでいながら、頭を激しく振っても耳から外れるどころかズレることもなく、装着感と装着安定性は秀逸でした。
丸形の充電機能付きポーチも非常に軽量で、イヤホンの出し入れも、変に引っかかったりすることもなく、脱着し易かったです。
Xperia Ear Duo XEA20の操作面について
まず既にペアリングされているデモ用のスマホを使って、店員さんが「Xperia Ear Duo XEA20」の機能について教えてくれました。
イヤホン本体の表面(SONYのロゴが書いてある面)は左右ともタッチパッドになっていて、ここをタップ、スライドさせることによって、様々なアクションが出来るようになっています。
これは、専用アプリをインストールすることによって、任意のアクションに変更させることが出来ます。
展示品では、左のタッチパッドをワンクリックすると音楽の再生・停止、首を左右に振ると曲飛ばし・戻しという設定になっていたのでやってみました。
音楽の再生・停止、曲飛ばし等については、1回で反応する時もあればそうでないときもありましたが、この辺はこの後のアップデートで修正出来そうな気がします。
音量調整は、左のタッチパッドを上下にスライドすることによって行う設定になっていましたが、これは指のスライド具合に応じて音量が変化して行くという感じではなく、上や下に1回ずつスパッと動かして、ちょっとずつ調整するというイメージです。
Xperia Ear Duo XEA20のペアリングについて
手持ちのスマホとすんなりペアリング出来るかどうか試してみました。
スマホはHUWAI P9 LITEを使いましたが、ペアリングに関しては特に問題はありませんでした。
Xperia Ear Duo XEA20の音質について
耳の穴に当たるイヤーパッドパッドは3種類の大きさがあります。
試聴機にはデフォルトのイヤーパッドがついていて違和感がなかったので、そのまま音楽を流しました。
外の音を取り込みながら音楽を聴くというコンセプトのため、イヤーパッドには大きな穴が開いています。
このイヤーパッドは、いわゆるカナル型のイヤーピースのように遮音性と密閉性を目的としたものではなく、本体から伸びる音の管を固定する役割が主となります。
Xperia Ear Duo XEA20の音質は、さりげなく音が鳴っていますよという感じで、通常のイヤホンで音楽を聴いている感覚とはちょっと違います。
そのコンセプトから、低音の重みといった音圧は薄めで、軽やかに音楽が流れているといった感じでした。
鳴っている音はシャリシャリすることもなく、音楽鑑賞用イヤホンとしての一定レベルの音質は保っているかなと思います。
音楽だけでなく、YOUTUBEを使って動画も見てみましたが、音の遅延はなく、快適に鑑賞することが出来ました。
まとめ
店員さんも言っていましたが、「Xperia Ear Duo XEA20」は、音楽鑑賞を主たる目的とする製品ではなく、スマホを快適に操作する未来型ツール。
Bluetoothイヤホンとして高音質を求めている方にはのはちょっと違うかなという気もしますが、最先端のテクノロジーを詰め込んだガジェットとして注目されている方には垂涎の逸品だと思います。