私の好きな宇宙戦艦ヤマトの音楽①~さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち~

昭和レトロ
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1970年代から80年代にかけて私たち胸を熱くさせた宇宙戦艦ヤマト。

2012年から現在まで、かつての宇宙戦艦ヤマトシリーズに新解釈を加えた「宇宙戦艦ヤマト 2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が公開・ソフト化されてますね。皆さんはご覧になったでしょうか?

リアルタイム世代の方には賛否があると思いますが、いずれにせよ、宇宙戦艦ヤマトが現在でも息づいて、世代を問わず認知されることは嬉しい限りです。

私は宇宙戦艦ヤマトが大好きで、ヤマトクルーの生きざまに大きな影響を受けました。それと同時に、美しい旋律を持つ宇宙戦艦ヤマトの音楽にも惹かれて。

今回は、宇宙戦艦ヤマトシリーズの音楽の中から、私が大好きな曲を思いつくまま紹介したいと思います。

 

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宇宙戦艦ヤマトの素晴らしさ

愛と勇気がヤマトの根幹

宇宙戦艦ヤマトの第1シリーズがテレビ放送された頃、私は幼過ぎてその世界観を理解することが出来ず、ほとんど見てませんでした。でも、繰り返し再放送を見ているうちに、ヤマトクルーの熱い思い、戦術の妙、印象深い音楽に魅力を感じるようになりました。

その後に公開された劇場版「宇宙戦艦ヤマト」を映画館で見てからは、完全に宇宙戦艦ヤマトの虜になり、「なんでデスラーのマントが風になびいてるんだよ、宇宙で」なんて宇宙戦艦ヤマトの粗を突く友達と戦いながら、宇宙戦艦ヤマトの良さを訥々と語っていました。

宇宙戦艦ヤマトは、科学的根拠の甘い部分や、無理のあるストーリー設定などから、ハマる人はハマる、ハマらない人は全くハマらないという賛否が極端に分かれるタイプのアニメでしたけど、新作の製作が続いているところを見ると、宇宙戦艦ヤマト作品の根底にある””というテーマが、新しい世代の方々にも支持されているんでしょうね、きっと。

宮川泰の珠玉のメロディー

宇宙戦艦ヤマトの要のひとつ、それは宮川泰さんの作曲した音楽。

宇宙戦艦ヤマトのために作られた宮川泰さんの音楽、特にメロディーは非常に印象深いものが多く、これらの楽曲は単なるBGMとしてでなく、「ゴッドファーザー」「鉄道員」といった名画の名曲のような1曲の独立した音楽として成立するクオリティーの高い作品となっています。

かつて、松本零士作品を宮川さん指揮によるオーケストラで演奏する「幻想軌道」というライブに2年続けて行ったんですが、生であの珠玉のメロディーを聴いたらもう…

 

宇宙戦艦ヤマトの名場面と大好きな楽曲

ここでは、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」を中心とした私の好きな名曲を、その使用シーンとともに紹介したいと思います。

宇宙戦艦ヤマト

ストーリー開始時のナレーションが入るシーン(遊星爆弾の降り注ぐシーン)

多くの方はご存知かと思いますが、「ア~ア~」という川島和子さんの美しいスキャットの曲が使用されていました。

CDのETERNAL EDITION File No.1 「宇宙戦艦ヤマト」 には「無限に広がる大宇宙」という題名で収録されています。

イスカンダルに到着したシーン

さわやかで美しく雄大なメロディーを持つ曲が使用されました。

ETERNAL EDITION File No.1 「宇宙戦艦ヤマト」 では「惑星イスカンダル」という題名で収録されています。

 

さらば宇宙戦艦ヤマト

オープニングで白色彗星が画面いっぱいに広がるシーン

最初は重々しいパイプオルガンの旋律のみで奏でられ、途中からパイプオルガンの伴奏が入ってくる曲です。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「白色彗星」という題名で収録されています。

同じ曲のバリエーション違いなのですが、古代たちがテレサを解放した後に映る彗星帝国のシーンで使用されている、ダイナミックに始まるバージョンも好きです。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「デスラー総統」という曲名で収録されています。

ヤマトクルーが英雄の丘で敬礼するシーン

ゆったりとした曲調の悲壮感と決意、男気を感じる、主旋律にトランペットを使用した曲です。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「英雄の丘」という題名で収録されています。

テレザート星の地下でテレサを発見するシーン

神秘的でありながら優しさを感じるスローテンポの曲です。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「テレサの祈り」という曲名で収録されています。

古代と対峙した傷ついたデスラーがピストル落とすシーン

悲壮感のある曲で、敵側の曲でありながら胸を打つメロディーです。

「さらば宇宙戦艦ヤマト」音楽集では、「デスラー孤独」という曲名で収録されています。

負傷したユキが医務室で古代に泣き崩れるシーン

「大いなる愛」という曲の1バリエーション的な曲ですが、短い演奏時間でありながらドラマティックで、ユキの心情がよく分かる曲です。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「医務室にて」という曲名で収録されています。

都市帝国に潜入し、動力炉を破壊するため真田、斉藤を残して古代が涙を流しながら立ち去るシーン

川島和子さんの「ア~ア~」のスキャットのドラムなしの静かに始まるバージョンです。この曲がかかることによって悲壮感がぐっと増します。

ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「決意」という題名で収録されています。

クルーを退艦させ、古代一人がヤマトに残るシーン

バイオリンの悲し気で美しい旋律をピアノ伴奏で奏でる曲です。

通常のサントラの「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、「想人(おもいで)」という曲名で収録されていますが、ETERNAL EDITION File No.2&3「さらば宇宙戦艦ヤマト」愛の戦士たちでは、「永遠の生命」という曲名で収録されています。

<次のページ>私の好きな宇宙戦艦ヤマトの音楽~新たなる旅立ち・永遠に・完結編~

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