【中村雅俊】青春ドラマとおすすめ曲~俺たちの旅・海を抱きしめて…~

昭和歌謡/J-POP
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皆さんの好きな80年代前後の俳優さんはどなたでしたか?

私は、小学生から中学生にかけて最もハマったのは、中村雅俊さんでした。

今回は、中村雅俊さんのおすすめ曲を中心に個人的な思い出等も絡めながら書いてみたいと思います。

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中村雅俊の魅力

私が小学生だった70年代は、中村雅俊さん主演の青春ドラマが頻繁に再放送されていて、そういったドラマを繰り返し見ているうちに、中村雅俊さんは私の理想の人間像となり、大学の入学願書の尊敬する人の欄には「中村雅俊」と書いて提出してしまいました(^_^;)

中村雅俊の主演ドラマと演じる人物像について

中村雅俊さんはたくさんのドラマに主演していましたが、私がよく見ていたのは以下のドラマで、どちらかというと刑事モノより人情味あふれる内容のドラマが好きでした。

  • われら青春
  • 俺たちの旅
  • 俺たちの祭り
  • 青春ド真ん中
  • ゆうひが丘の総理大臣
  • われら行動派!
  • 俺はおまわり君
  • われら動物家族

内容は様々ですが、中村雅俊さんの演じる役柄には共通点があるように思います。

それは、真面目・正義感・世間に流されない・ユーモアもある・人情味に溢れる…そんな筋の一本通った熱い人。

中村雅俊の歌うドラマ主題歌

現在のドラマ主題歌は、ドラマに出演していないアーティストが歌うことが多く、場合によっては、どうしてこのドラマにこの主題歌?と思うものも多々あります。

70~80年代のドラマの多くは、主演されている方が主題歌を歌い、その歌詞の内容、曲調もドラマの内容をを象徴するようなものが多く存在しました。

中村雅俊さんの歌う主演ドラマの主題歌もその一つ。

中村雅俊さんの魅力は俳優としてはもちろんのこと、歌手としても個性のある歌い方で、ドラマにリンクした歌詞の内容と共に、グッと心に入り込んできます。

中村雅俊のおすすめソング

私は中学生の頃、フォークギターを始め、中村雅俊さんの歌本を購入して、よく弾き語りしていました。

当時、人気のあった中村雅俊さんのベストアルバム「メモリアル」をカセットに録音して持っていましたが、歌本の中には自分の知っている曲以外の物も多く収録されており、ギターでメロディーを確かめながら歌を覚えていきました。

そんな中村雅俊さんの曲の中から、おすすめの曲を何曲か挙げてみます。

マイナー調(悲しげな感じ)の曲

  • ふれあい
  • 俺たちの旅
  • 日時計
  • 俺たちの祭
  • 心の色
  • 君の国
  • 恋人も濡れる街角(サザンオールスターズの桑田佳祐さん作詞作曲)
  • 日付変更線
  • パズル・ナイト
  • 想い出のクリフサイドホテル
  • さよならが言えなくて(THE ALFEEの高見沢俊彦さん作詞作曲)

「さよならが言えなくて」は、THE ALFEEのアルバム「DNA」に「KITTO」という曲名で歌詞は英語&リアレンジで収録されています。

「日時計」は「ゆうひが丘の総理大臣」の挿入歌で、作詞作曲は呉田軽穂先さん、つまり松任谷由実さんで、「ふれあい」「時」のような中村雅俊さんにピッタリな哀愁ソングです。

この中で、私が一番弾き語りしまくったのは、「俺たちの祭」。

中村雅俊さんの青春ドラマの中では、かなり暗い感じのドラマでした。人を疑うより人を信じて裏切られた方がいいという信条を持った劇団員である主人公の人間模様を描いた青春ドラマです。

「俺たちの祭」はマイナー調の極みともいった感じの曲で、心にグサッと刺さった曲でした。

メジャー調(明るい雰囲気)の曲

  • 白い寫眞館
  • いつか街で会ったなら
  • ただお前がいい
  • あゝ青春
  • 辛子色の季節
  • 青春試考
  • 時代遅れの恋人たち
  • 海を抱きしめて
  • 激しさは愛
  • マーマレードの朝
  • 表通りは欅通り
  • 燃える囁き
  • 雨のハイウェイ

「激しさは愛」という曲は、ドラマ「われら行動派!」の主題歌でした。

曲調はバラードで、最後の方に加山雄三さんの曲のような語りが入ります。

「マーマーレードの朝」は映画「刑事珍道中」の主題歌で、全編英語のバラード。

私は英語がよくわからなかったので、耳に聴こえたままに歌っていました。

中村雅俊さんの曲の中でいつも頭から離れなかった曲は、ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」のエンディング曲「海を抱きしめて」。

この曲はドラマ「俺たちの旅」のエンディング曲「ただお前がいい」と同系列のゆったりとしたバラードです。

「俺たちの旅」「ゆうひが丘の総理大臣」のエンディング曲の終わり辺りには、散文詩がつらつらと流れてきます。

人としての生き方や物事の捉え方といった内容の散文詩が、よりエンディング曲の印象を高めていました。

この「海を抱きしめて」は、人生に悩み立ち止まっている人に対して気づきを与えてくれる曲。

辛いことがあって気分転換をしたい時は、小学生ながらいつもこの曲を聴いていました。

まとめ

皆さんにも忘れられない曲、自分を救ってくれた曲がきっとあると思います。

私にとって音楽に救われたと感じた初めての曲は、この「海を抱きしめて」でした。

中村雅俊さんの曲は、ドラマと強くリンクしているので、もし一度も見たことがなければ、是非ご覧になってみてください。

「俺たちの旅」や「ゆうひが丘の総理大臣」を見た後に、映画「刑事珍道中」なんかを見ると楽しいですよ!

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