この年は、バンドの人気が高く、それをアイドル勢が追うという年でした。
松田聖子さんが神田正輝さんと結婚し、天使のウィンクで番組に出演した際、活動休業宣言をしました。
おニャン子クラブの出現もあり、アイドルの在り方が変わってきた年でもありました。
ザ・ベストテン 1985年
- ジュリアに傷心(ハードブレイク) / チェッカーズ
- 飾りじゃないのよ涙は / 中森明菜
- 恋の予感 / 安全地帯
- いっそセレナーデ / 井上陽水
- 雪に書いたLOVE LETTER / 菊池桃子
- ハートのイヤリング / 松田聖子
- スターダスト・メモリー / 小泉今日子(アルフィーの高見沢さんが作詞作曲。小泉今日子さんはドラマ「少女に何が起こったか」に出演中だった)
- 北駅のソリチュード / 河合奈保子
- 抱きしめてジルバ / 西城秀樹
- 恋人たちのベイヴメント / アルフィー
- 時計をとめて / わらべ
- つぐない / テレサ・テン
- 長良川艶歌 / 五木ひろし
- ユー・ガッタ・チャンス / 吉川晃司
- 男意ッ気 / シブがき隊
- 夫婦坂 / 都はるみ
- 涙のTake a chance / 風見慎吾
- ロンリー・カナリア / 柏原芳恵
- 二人だけのセレモニー / 岡田有希子
- リ・ボ・ン / 堀ちえみ
- そして僕は途方に暮れる / 大沢誉志幸
- 熱視線 / 安全地帯
- ふられ気分でROCK’N ROLL / トム・キャット(ヤマハのポプコン出身)
- 銀河の神話 / 田原俊彦
- 天使のウインク / 松田聖子
- 俺ら東京さ行ぐだ / 吉幾三
- ヨイショ! / 近藤真彦
- シンデレラは眠れない / アルフィー
- Romanticが止まらない / C-C-B(ドラマ「毎度お騒がせします」主題歌。チェッカーズと共にアイドル的人気を誇った)
- 卒業 / 菊池桃子
- ミ・アモーレ / 中森明菜
- ジェラス・トレイン / 河合奈保子
- あの娘とスキャンダル / チェッカーズ
- ふたりの夏物語 / 杉山清貴&オメガトライブ
- 賽を振れ! / 一世風靡セピア
- DJ in My Life / シブがき隊
- 待ちくたびれてヨコハマ / 柏原芳恵
- 卒業 / 斉藤由貴
- 常夏娘 / 小泉今日子
- そして・・・めぐり逢い / 五木ひろし
- にくまれそうなNEWフェイス / 吉川晃司
- Summer Beach / 岡田有希子
- あなたとハプニング / 石川秀美
- スクール・ガール / C-C-B
- 堕ちないでマドンナ / 田原俊彦
- ボーイの季節 / 松田聖子(休業宣後に発売された曲のため、一度も出演せず)
- BOYのテーマ / 菊池桃子(映画「テラ戦士BOY」の主題歌)
- 赤い鳥逃げた / 中森明菜(ミ・アモーレの別バージョン)
- Bye Bye My Love / サザンオールスターズ
- 夢絆 / 近藤真彦
- 白い炎 / 斉藤由貴
- 今だから / 松任谷由実・小田和正・財津和夫
- デビュー / 河合奈保子
- サイレンスがいっぱい / 杉山清貴&オメガトライブ
- SAND BEIGE / 中森明菜
- 翼の折れたエンジェル / 中村あゆみ
- ムーンビーナス / シブがき隊
- 俺たちのロカビリーナイト / チェッカーズ
- 悲しみにさよなら / 安全地帯
- あなたをもっと知りたくて / 薬師丸ひろ子
- 哀しい予感 / 岡田有希子
- シャイニン・オン君が哀しい / ルック
- Sea Loves You / 石川秀美
- 夏ざかりほの字組 / Toshi&Naoko(バラエティー番組「カックラキン大放送」からの中継多し)
- 魔女 / 小泉今日子
- セーラー服を脱がさないで / おニャン子クラブ
- 華麗なる賭け / 田原俊彦
- ラッキー・チャンスをもう一度 / C-C-B
- メロディー / サザンオールスターズ
- 初戀 / 斉藤由貴
- 涙の茉莉花LOVE / 河合その子
- 雨の西麻布 / とんねるず(とんねるず初のランクイン曲)
- 愛の呪文 / 石川秀美
- Bye Bye ガール / 少女隊
- ブルー・パシフィック / チェッカーズ
- もう逢えないかもしれない / 菊池桃子(グリコ ポッキーのCMソング)
- RAIN-DANCEが聞こえる / 吉川晃司
- KILL / シブがき隊
- ラヴェンダー・リップス / 河合奈保子
- SOLITUDE / 中森明菜
- 恋におちて / 小林明子(ドラマ「金曜日の妻たちへ」主題歌)
- 碧い瞳のエリス / 安全地帯
- 霧のソフィア / アルフィー(スタジオ出演は1回のみ。ライブで多忙だった)
- 大将 / 近藤真彦
- うしろゆびさされ組 / うしろゆびさされ組
- 神様ヘルプ! / チェッカーズ
- ガラスのPALM TREE / 杉山清貴&オメガトライブ
- 情熱 / 斉藤由貴
- およしになってティーチャー / おニャン子クラブ
- ステキな恋の忘れ方 / 薬師丸ひろ子
- なんてったてアイドル / 小泉今日子(作詞は秋元康)
- フォルティシモ / ハウンド・ドッグ
- It’s BAD / 田原俊彦
- 空想Kiss / C-C-B
- フレンズ / レベッカ
- 仮面舞踏会 / 少年隊
- 腕の中へ~In Search Of Love~
私の購入したレコード
この中で私が購入したレコードは、「北駅のソリチュード」「二人だけのセレモニー」「デビュー」「白い炎」「情熱」「ジェラス・トレイン」「ラベンダー・リップス」「霧のソフィア」。
私の思い出
この年は、アルフィーを本格的に好きになり、毎日エレキギターでアルフィーのコピーばかりしていました。
私が大好きだった河合奈保子さんはだんだん大人になっていき、この年辺りから少し奈保子さん熱が減少傾向に。
アルフィーに興味を持ち始めてから、アイドル自体に少しずつ興味がなくなっていきましたが、その中でもいいなと思ったのは、斉藤由貴さんと岡田有希子さん。
「野球狂の詩」や「はね駒」など斉藤由貴さんの出演するテレビは大体見ていました。
岡田有希子さんは、河合奈保子さんと松田聖子さんの良い部分を併せ持った感じがして好きになり、河合奈保子さんに対して持った情熱と同じぐらいの力量で応援していこうかなと思っていましたが、翌年、その意志は途絶えました。
この年はブレイクダンスが大流行で、その波に乗り、風見慎吾さんの「涙のtake a chance」が大ヒット。
私もブレイクダンスに興味津々で、ブレイクダンスの教則本みたいな本を購入し、ひたすら練習。
ある時、「涙のtake a chance」のマネをして、バク宙した時、着地に失敗して、足首の骨を折ってしまいました(゜ロ゜)💦
まとめ
アルフィーの坂崎さんは小泉今日子さんのファンで、「シンデレラは眠れない」が1位になった記念に、小泉今日子さんの靴をもらっていました。
確か、小泉今日子さんが履いてた靴をそのままもらっていたような記憶があります。
トムキャットの「ふられ気分でROCK’N ROLL」は息継ぎをせず、長いフレーズを歌うのでインパクトがありました。
さて、翌年はこれまでにデビューしたアイドルは中森明菜さん、小泉今日子さんといった一部を除き、ランクインしなくなってきます。
そして女性アイドルは、おニャン子クラブを中心としたランキングが目立ってきます。
この1985年で司会の久米宏さんは番組を卒業となりました。松田聖子さんの休業と合わせて、これを機にザ・ベストテンの質は変化していったように思えます。