【おすすめ】昭和レトロなレコードプレイヤー~CICONIA クラシカルレコードテーブル TE-2015~

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こんにちは、まちろです。

どーですか、このレトロなデザイン。ホワイト&ブルーのカラーもおしゃれで素敵でしょ!

これはCICONIA(チコニア)の最新レコードプレイヤー「クラシカルレコードテーブル TE-2015」。先日、池袋東武で開催されている「昭和レトロな世界展」で買ってきました。

で、もう充分使い倒してみたので、メリット・デメリット含めレビューしたいと思います。

結論から言うと、

  • レトロでおしゃれなレコードプレイヤーが欲しい
  • 気軽に音楽を楽しみたい
  • 特に昭和ポップスがお気に入り

そんな方にはジャストミート、超おすすめです。

 

 

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外観・付属品・機能

外観・付属品

付属品は、

  • 足(4本)
  • 電源アダプター
  • EPアダプター(シングルレコードを聴く時に使うもの)
  • 取扱説明書

 

4本の足を本体下面にクルクルっと回し付けたら組み立て完了。

 

本体のサイズは(縦)22cm(横)40cm(奥行)35.5cm(高さ)61cm。

 

蓋を開けた高さは90cm。

 

本体後方には、FMアンテナ、RCA端子、電源アダプター接続端子があります。

 

蓋を閉じるとちょっとしたテーブルに。あんまり重いものは置かない方がいいと思いますが、ノートパソコン程度なら大丈夫。シングルレコードをばら撒いて昭和感を高めるのも良き。

 

開けた蓋にはLPレコードジャケットがスッポリ入るので、レコードを聴きながらレコードジャケットを眺められるのも最高。

 

 

機能

クラシカルレコードテーブル TE-2015」は本体でレコードを聴く以外に、以下のことが出来ます。

  • RCA出力端子から外部機器での再生
  • AUX入力端子での外部入力再生(3.5mm)
  • ヘッドホン再生
  • Bluetooth受信再生
  • USBメモリ・microSDでの再生(再生可能ファイル:wav,mp3)
  • USBメモリ・microSDに録音(記録形式:wav)

 

RCA端子以外の操作パネルは本体表面に集中配置。電源を入れると「ポンポロ~ン」、Bluetoothに切り替えると「ポポポポ」、ラジオに切り替えると「ピンポーン」みたいなかわいらしい音が鳴ります。

 

ちょっと注意して欲しいのは、USB・microSDを使った録音・再生。
何度も試してみたんですが、使用するUSB・microSDによって録音・再生できないケースがありました。録音できたとしても音飛びしていたり。これはUSB・microSDの相性によるものなのか、それとも本体のバグなのか分かりませんが、USB・microSDについては過度な期待はしない方がよさそうです。

 

 

レコード再生のやり方と音質

レコード再生のやり方

「クラシカルレコードテーブル TE-2015」はボタンを押せば自動で再生が始まって再生が終わると自動でアームが戻るといったフルオートプレイヤーではないので、一応レコード再生の仕方を書いておきます。

  1. レコードをプレイヤーに置く(シングルの場合はアダプターを使う)
  2. 回転速度切り替えスイッチでレコードに合った回転数に合わせる(基本:EPは45回転、LPは33回転)
  3. 電源つまみを回して電源ON
  4. アームリフトレバーを上げてアーム(針)をレコードの上(端っこ)に持ってくる
  5. 針の位置を確認し、アームリフトレバーを下げる
  6. ボリュームを調整する

 

フルオートプレイヤーは楽チンですけど、この手のレコードプレイヤーに注目している方は、何の手間なく聴けるデジタルミュージックとは違った体験をしたいと思われているはず。デジタルとは違う温かい音質だけでなく、こういったレコードを鳴らすまでの作法もアナログの世界をより体感できると思います。

アームリフトレバーの操作なんかも楽しいですよ。特にアームを下げる時。アームはゆ~っくり下がります。この様子を見ていると癒しで心も緩やかに。優しくアームが下りるのはレコード盤と針の負担軽減にもつながります。

あと、オートストップ機能についてですが、これをONにするとアームをレコードに近づけた時にレコードが回転し、曲が終わるとアームは上がりませんが回転が止まります。ただ、レコードによっては曲が終わりきる前に回転が止まることがあるので、基本はOFFがいいと思います。

 

音質

さて、肝心の音質。このレコードプレイヤー、

音がいい、最高!!

音がいいってどういうこっちゃ?ってことですが、具体的には、

  • 中低域寄りで音に厚みがある
  • 滑らかな音質
  • ノイズや耳障りな音が気にならないチューニング

 

こういったスピーカー付きのレコードプレイヤーはいくつもありますが、「クラシカルレコードテーブル TE-2015」のスピーカーはデカイ。10W✕2のスピーカーが納められた前面の開口部(網の部分)のサイズは(縦)11cm(横)32cm。ボリュームつまみを1/5程度回しただけでも結構大きな音が出ます。

そこから出る音は非常に滑らか。沈み込むような重低音こそ出ないものの、ベースライン辺りまでは厚みと重みを持った力強い音が出ます。特にボーカルがグッと前に出ていて、歌声がとっても聴きやすく、昭和ポップスみたいな歌ものやJAZZなんかを聴く人にはピッタリなチューニング。そしてこのチューニングのおかげで、ヒリヒリ・ジリジリするような高音のノイズ、プチプチノイズも抑えられ、非常に聴きやすい音質になってます。スマホからBluetoothで飛ばして聴く際にも十分な実力を発揮してくれます。若干、レコードの回転速度が速いのはご愛敬。といっても、デジタル音源とじっくり聴き比べなければ分からない程度なのでご安心を。

 

 

まとめ

私はこれとは別にDENON DP-450USBというレコードプレイヤーを持っていて、前にレビューしたんですが、オーディオ的に言えばもちろんDENONのプレイヤーの方が上です。ただ、解像度(音の鮮明さ度合い)が高いがゆえに、レコードに付着したちょっとしたホコリや汚れによる不快なノイズもはっきり聴こえてくるし、レコードの状態による音質の落差も激しいので、気になりだすとクリーニングに凝ったり、ケーブル・針・アンプ・スピーカーをより上質のものに変更しようか…なんてマニアックな方向へ走りがち。

 

そうじゃない、たまに昭和歌謡なんかを聴いて懐かしい思いに浸りたいんだよ!

 

そういう方にとっては、「クラシカルレコードテーブル TE-2015」は最強の相棒。ノイズに気を取られることもなく純粋にレコードと向き合えるチューニングなので、気軽に何枚もレコードを聴きたくなること請け合いです。

このプレイヤーを見ていると、昔、母が使っていた化粧台とか、デパートにあったジュークボックスとかを思い出します。レコードって音はもちろんですけど、こういった雰囲気も大事ですよね。デザインが気に入ったら是非。ちなみに、ブラック&ホワイトのカラーバリエーションもありますヨ!

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