こんには、まちろです。
先日、新宿のディスクユニオン昭和歌謡館に行った時、超カッコイイ曲が店内に流れていて、レコードを探す手が止まってしまいました。いつも店内で流れてるCDはレジ脇に立てかけてあるので確認したところ、コレでした!
大橋純子&美乃家セントラル・ステイション「FULL HOUSE」
美乃家セントラル・ステイションとは、1970年代に大橋純子さんのバックバンドとして結成されたグループ。後に一風堂で一世風靡した土屋昌巳さんも在籍してました。ところで、
美乃家って何?
なんか老舗の和菓子屋さんみたいなイメージがありますよね。これは、土屋昌巳さんがよく行っていた電気屋さんが「ミノヤ」ってお店だったからということと、アメリカのファンクバンド「グラハム・セントラル・ステーション」をくっつけて…。
大橋純子さんっていうと、昭和43年生まれの私の記憶では、
メッチャ髪の短い女の人
「たそがれマイラブ」より「シルエットロマンス」の人。もんたとデュエットした「夏女ソニア」の人。大人になってからシティポップ関連のアルバムをアレコレ聴いていく中で、大橋純子&美乃家セントラル・ステイションのアルバムにも触れました。ただ、サラッと聴いただけだったので、今回の昭和歌謡館での出会いは強烈でした。
ということで、すぐアルバム購入。本当に素晴らしいアルバム。このアルバムからシンセサウンドが前面に押し出され、メンバーも交代、結果サウンドが変化。4thアルバム「CRYSTAL CITY」は、まんま洋楽って感じの曲もありましたけど、この「FULL HOUSE」では、同じようなファンキーな曲でも、サウンドと共に、よりメロディーが洗練されてオリジナリティがメチャクチャ増してる。全体的にビシッと締まった重厚感のあるサウンド。どのアルバムもサウンドが洗練されていて、今聴いても古臭さは感じさせないけど、やっぱり「FULL HOUSE」辺りから次元が一段上がったように思います。
これほどの名盤にもかからわず、なんと、今、1,000円で売ってます。「入手困難!再評価されるニッポンの名作1000シリーズ」として。こんなに安いのに、ボートラ、本人のライナー付き、リマスターによる高音質化。買っときましょう!日本の宝です。