こんにちは、昭和43年生まれのまちろです。
当時、私の女神だった河合奈保子さん。まじめ、礼儀正しい、そんなイメージからか河合奈保子さんのことを好きでないにしろ嫌いという友達はほぼいなかったんですが、唯一例外的な友達が一人いました。
河合奈保子さんの「けんかをやめて」を聴いていたら、そんな当時のことを思い出したので「けんかをやめて」を聴いて思っていたことなどを含めて話してみたいと思います。
河合奈保子の「けんかをやめて」を聴いて思っていたこと
「けんかをやめて」の印象
「けんかをやめて」がリリースされたのは1982年9月1日。河合奈保子さんが19歳になって数か月の頃のシングル曲で、その時、私は中学2年生でした。
で、初めて「けんかをやめて」を聴いてどう思ったのかというと、
- 優しい感じの綺麗なバラードだなー
- イントロのドラム、全体的にドラムのキックの音が重いなー
- 2番の歌詞の「自慢したかったのただそれだけなの」の「なの」が泣き声みたいで、奈保子ちゃん泣かないでー
- ジャケットがいつものニコッとしてる奈保子ちゃんじゃなくてちょっと違和感あるけど、美人だからこういう表情もいいなー
- B面の黄昏ブルーもすっごくいい曲
- これから奈保子ちゃんも大人路線に行っちゃうのかな、なんか大人になるって寂しい感じがする
とまあ、こんな感じでした。
「けんかをやめて」は歌詞について色々言われますけど、当時は部活でギターをやったりとギターに夢中だったせいか歌詞よりもサウンド重視でどの曲も歌詞にはあまり興味がなく、「けんかをやめて」の歌詞についても何とも思ってませんでした。
「けんかをやめて」の作詞作曲は竹内まりやさん。今では超絶メジャーなアーティストとして認知されていますが、当時、私の周囲ではそれほどメジャーな存在ではありませんでした。それはテレビの歌番組などでその姿を見ることはあんまりなくて、クラスの話題に上がらなかったから。個人的には”レモンライムの青い風~♬”っていうキリンレモンのCMが印象に残っていたので、あの歌の人か…ぐらいの認識でした。
河合奈保子をディスる友達
私の高校は男子校で、まあ色んなタイプの友達がいました。ファッションに気を使いまくる妙に大人びたヤツとか、逆にわがままな子どもみたいなヤツとか。
大好きな奈保子ちゃんをディスる友達が現れたのはそんな高校生の頃。「けんかをやめて」の歌詞から、
お前のためにケンカなんかしねーよ!
とかその他モロモロ。その時、「それは歌詞の世界のことであって奈保子ちゃんは…」と言いかけて途中でなんだかアホらしくなって反論するのをやめました。
歌詞の世界と歌手を同視するなんて子どもの発想じゃん!!
なんて思いましたけど、まあそいつは河合奈保子さんのことが嫌いとかそういうことじゃなくて、私が河合奈保子さんのことが好きだから単にからかう目的で言ってたんだと思います。きっと、そういうこと言っておきながら、一人の時は河合奈保子さんのことをテレビや雑誌で見ては「かわいい!」なんて思ってたことでしょう(‘ω’)ノ
終わりに
河合奈保子さんってヘンな癖もなくて正当派・王道アイドルって感じだったので、話題に上がりづらい部分もあったと思います。
世間が話題にするのは特徴的なクセの部分だったり、あとゴシップとか。そういうのって今も昔も変わらなくて、ただ今はSNSの発達でより目につくようになっただけで、人の本質って今も昔も変わってないと思います。
この「けんかをやめて」は今でも時々人が言い争ってる場面でSNSとかで引き合いに出されるのを目にしますが、ある意味、テレビでお寿司のシーンがあるとシブがき隊の「スシ食いねぇ」、バレンタインデーには国生さゆりの「バレンタインデー・キッス」が流れるみたいに、河合奈保子って人を知らない世代に認知されるいいきっかけになってると思ってます。
中には「けんかをやめて」の歌詞の部分だけを取り上げて未だにあーだこーだ言う人もいますけど、「けんかをやめて」をきっかけに河合奈保子ってどんな人だろうって興味を持って、まず写真を見て、
めっちゃかわいいじゃん!
どんな曲歌っているんだろうってユーチューブ見たら、
歌が上手い!いい曲もたくさんある、スゴイ人見つけた!
売り上げて言ったら「エスカレーション」が一番で、リアルタイムの人にとっては「スマイルフォーミー」かもしれませんけど、河合奈保子さんが今後ブレイクするとしたら、そのきっかけになるのは「けんかをやめて」かもしれませんね。
ということで、大した話じゃなかったですが、河合奈保子さんの「けんかをやめて」について思うことでした。お付き合いいただきありがとうございました(人”▽`)
