昭和40年男8月号「昭和洋楽特集」~表紙は「ノーランズ」~

昭和カルチャー全般
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「昭和40年男」2018年8月号(7月11日発売)は、ノーランズが表紙の昭和洋楽特集。当時ノーランズが大好きだったので即買いしてしまいました。

8月号は昭和50年から昭和の終わりまでの洋楽を「昭和洋楽」として、当時、日本で流行った洋楽に関する内容となっています。

A4サイズで約160ページ。今回も昭和がぎっしり詰まってます。一通り読んでみて、とっても面白かったので、今回は本の中で触れられている事柄で自分が今でも持っているモノの写真を載せたりしながら、本の概要を紹介したいと思います。

 

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ノーランズが表紙の昭和40年代男8月号レビュー

昭和洋楽特集の概要

R&B辺りからディスコ、ロック、AOR、ニューウェイブと枝葉のように分かれていく洋楽の変遷から始まり、日本で人気を博したアーティスト、映画・CM・プロレス等の洋楽の入り口となった曲、産業ロックの功罪など、カラフルで見ているだけでも楽しくなってしまうレコードジャケット写真と共に、様々な角度から当時の洋楽ブームについて書かれています

ヴィレッジ・ピープルの曲をカバーした西城秀樹さんの「ヤングマン」といった洋楽をカバーしてヒットした曲、STYX(スティックス)のカタコト日本語が印象的な「Mr.Robot」のような何となく面白く聴こえる日本語歌詞付きの洋楽なども紹介されています。

「日本人が作った洋楽」と題されたゴダイゴのタケカワユキヒデさんのインタビュー記事では、世間ではヒット曲を連発し順風満帆に見えたゴダイゴの解散危機といった当時の内情なども垣間見ることが出来ます。

「日本独自の帯文化」というページでは、帯に書かれた邦題が紹介されています。洋画のタイトルもそうでしたが、捻り過ぎて面白タイトルになってしまったのも多々ありましたね。

〇〇系の洋楽が好きにヤツはこんなスタイルだった!という「音楽種別人類学」というページも、遊び心たっぷりで面白い記事です。このページを読んでいたら、当時、Hot Dog Pressという男性向けのファッション雑誌で似たような記事があったなーなんて思い出してしまいました。

表紙はノーランズですが、特別ノーランズに記事を割いている訳ではありません。ただ、表紙をノーランズにすることによって、性別に関係なく「昭和40年男 昭和洋楽特集」に興味を持たれる方も多そうな気がします。

当時購入した洋楽レコード

今回の「昭和40年男」を読みながら、自分が当時購入した洋楽のレコードは何だったか思い返してみました。

当時、ピンクレディー、西城秀樹さん、沢田研二さんなどの歌謡曲にどっぷりハマっていて、洋楽には全く興味がなかったというか知る機会がありませんでした。

そんな中、初めて購入した洋モノは、1976年に公開された「キングコング」のシングル盤サントラ。もう親に処分されてしまって手元にはありませんが、確かキングコングがビルの上で飛行機を掴んでいるジャケットだったと思います。

映画を見て感動するとサントラなどが欲しくなる子どもで、他にもいろいろ購入しましたが、現在手元に残っている洋画サントラは、ソフィーマルソー主演映画「ラ・ブーム2」、ダリオアルジェント監督のホラー映画「シャドー」のシングルレコードのみ。

 

次に購入したのは、ABBAのシングルレコード「Gimme!Gimme!Gimme!」。自宅前に何歳か年上のお兄さんがいて、そのお兄さんのから「洋楽も聴いたほうがいいよ!」と勧められたのがABBA。カッコいいサウンドと邦楽のような分かりやすいメロディー、美しいコーラスに惹かれました。

そのお兄さんからABBAのベストアルバムをカセットに録音してもらって、ウォークマンで良く聴いていて、その後、自分でもアルバム「Super Trouper」を買いました。

そういえば、当時コカコーラの懸賞でスペシャルレコードが当たる!というのがあって、応募したところ、ABBAのレコードが当たりました。音楽の記録されている面はコーラの缶をイメージした赤、裏面はピクチャーで、少し厚みのあるレコードです。

 

この頃、一番ハマったのはモンキーズ。たぶん夕方だったかな、モンキーズのメンバー主演の吹き替えドラマの再放送があって、それが面白くて学校で流行ってました。で、モンキーズのベストアルバムも買ったり。80年代近くになると、洋楽リリースのCMを見て気に入ったレコードなんかも時々買ってました。

 

その中で一番ビビット来たのがノーランズ。「ダンシングシスター」から「ときめきTwenty」までのシングルレコードとカセットテープでベスト盤を購入。ここまで洋楽のレコードを買い続けたのはノーランズが初めてでした。

特にコリーンが好きでした(*´▽`*)

 

当時、ルックスの良い洋楽アーティストはアイドル的扱いで、「平凡」「明星」といったアイドル雑誌にも載っていました。当時集めていたシールを眺めていたら、田原俊彦さんの「哀愁でいと」の原曲を歌っていたレイフ・ジャレットなどが日本のアイドルに混ざって載っていました。

 

あと、私は当時プロレスが大好きで、レコード屋さんでたまたま新日本プロレスのザ・コブラというレスラーの曲が流れていたのに感激し、店員さんに「この曲、何ていう曲ですか?ください!」と言ってシングルレコードを購入したことがあります。ASIA(エイジア)の「The Heat Goes On」っていうレコードだったんですけどネ。

 

気になった2つの記事

さて、「昭和40年男」8月号後半の記事。ここでは2つの記事に目が留まりました。

1つ目は、元コスミック・インベンションのドラム&ボーカルだった森岡みまさんの記事。

「コスミック・インベンション コンプリートベスト」というCDのライナーにも同じような話が載っていますが、「昭和40年男」8月号の記事には貴重な写真と共により詳しく書かれていて、現在の森岡みまさんも写っています。

 

2つ目は、ビックリマンチョコのシールの記事。

80年代後半から、おまけとして付いていたシールは悪魔vs天使というものに変わってしまいましたが、私が購入していた時はこの記事でも紹介されている「どっきりシール」というものでした。

幼い頃からシールを集めるのが趣味で、今でもそのまま残っていて、シールの箱をガサガサやっていたら、当時の「どっきりシール」が何枚か出てきました。

 

これ以外にも当時のお菓子には、よくシールが付いていました。

 

まとめ

私は幼い頃から音楽が大好きだったので、当時の音楽について書かれた本を見ると大体購入してしまいます。

音楽専門誌となると難解な部分も多々出てきがちですが、「昭和40年男」ではそういったこともなく非常に分かりやすく書かれており、70~80年代がリアルタイム世代の方が読むと、当時の様々な情景が思い浮かんできて、きっと脳が活性化すること請け合いです。

表紙のノーランズが気になったら是非チェックしてみてください(^^♪

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