来年(2017年)グラハム・ボネット・バンドの来日公演が決定し、その内容も明らかになりました。
グラハム・ボネット・バンドのよるアルカトラス
2017年来日公演の詳細
日程は以下の通りです。料金は8,000円(税込み)、スタンディング、ドリンク代別となっています。開場は18:00、開演は19:00の予定です。
- 3月13日(大阪 梅田クラブクアトロ)
- 3月14日(名古屋クラブクアトロ)
- 3月16日(東京 TSUTAYA O-EAST)
ライブの前半は今年(2016年10月)発売されたグラハム・ボネット・バンドのニューアルバム「THE BOOK」からの曲と、グラハム・ボネットが在籍していたレインボー、MSG、インペリテリ等の曲を演奏し、後半はアルカトラスとしてアルカトラスの曲を演奏予定。
この「アルカトラスとして」というのは、現在のグラハム・ボネット・バンドは、元アルカトラスのキーボーディストであるジミー・ヴォルドー以外は無名のメンバーですが、ライブ後半から、元アルカトラスのベーシストであるゲイリー・シェアが加わることを意味しています。
元々、グラハム・ボネット・バンドは、新生アルカトラスとして、アルカトラス名義で活動を始めましたが、元アルカトラスの他のメンバーからのクレームがあったため、仕方なくアルカトラスという名義を封印。
なので、この来日で一部ですがアルカトラス名義でライブをやることには大きな意義があります。
ニューアルバム「THE BOOK」を聴くべし
2016年10月に発売されたばかりのグラハム・ボネット・バンドのニューアルバム「THE BOOK」は、全曲オリジナルとなっています。
これらの曲は、もしグラハム・ボネットがレインボー、MSG、インペリテリにまだ在籍していたら、こんな曲がきっと入っていただろうなという感じの曲で埋め尽くされています。
今まで発売されたグラハム・ボネットのソロアルバムは、これらのバンドを聴いてきた方にとっては、今一つピンとこない感じがしたと思いますが、このアルバムは往年のファンも納得できる仕上がり。
グラハム・ボネットは現在(2016年12月9日現在)68歳で、往年の幅広い声域は幅を狭めていますが、そのハードロック声は健在です。
この「THE BOOK」は2枚組仕様もあり、その2枚目は、レインボーの「EYES OF THE WORLD」、MSGの「ASSAULT ATTACK」、インペリテリの「STAND IN LINE」等、彼が過去に在籍していたバンドの、ファンが聞きたいであろう曲のリテイクが収録されています。
演奏自体は現グラハム・ボネット・バンドのメンバーで演奏されていますが、極力原曲に忠実に演奏されています。
まとめ
今回のグラハム・ボネット・バンドの来日公演は、この「THE BOOK」がキーとなっていますので、ライブに行こうと思われている方は、必ずこのアルバムを聴いてみてください。
この来日公演で、あのギタリストがゲスト出演…ていうことを妄想しながら、首を長くして待ちましょう(^_^)/