ULI JON ROTH 「Scorpions Revisited」レビュー~おすすめ!ハードロック名盤~

ハードロック
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今回紹介させていただくハードロック名盤は、ウリ・ジョン・ロートの2015年に発表された「Scorpions Revisited」というアルバム。

皆さん、覚えていますか?

SCORPIONSの元ギタリストのウリを(^^♪

 

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ULI JON ROTH 「Scorpions Revisited」レビュー

ULI JON ROTHについて

元々SCORPIONSは、サイケロックバンドのような音楽をやっていましたが、ウリがギタリストとして加入してから、マイナー調の美旋律が特徴的なハードロックバンドとなりました。

ウリはSCORPIONSで美旋律を奏でる一方、SCORPIONSのアルバムの曲として彼の好きなジミヘンドリックス調の曲を作り、自分でボーカルを取っていました。

音楽性の相違から、ウリは4枚のスタジオアルバムを残してSCORPIONSを脱退し、その後ソロ名義のELECTRIC SUNを立ち上げます。

ジミヘンとクラシックの旋律を取り入れた3枚のアルバムをリリースした後、ギターで新しいクラシックアルバムを出すべく、曲作りのため沈黙。

1996年にその序章のアルバム「プロローグ天空伝説」をリリースした後、それに関連した5枚のアルバムをリリースしました。

ウリがギタリストとして高い評価を受けているのは、ジミヘンっぽい部分ではなく、ハーモニックマイナーという通常のマイナーよりも悲しげなスケール(音階)を、ハードロックのギタリストとして積極的に取り入れた第一人者だったため。

ハーモニックマイナースケールと言うと、現在ではイングヴェイマルムスティーンが筆頭に上がりますが、イングヴェイが世に出てくるまでは、ハーモニックマイナースケールと言えばウリでした。

ウリのギターの特徴は、以下の通り。

  • 歪み過ぎないトーン
  • ハーモニックマイナースケールを滑らかに速弾き
  • 抒情たっぷりなチョーキングを多用

SCORPIONS脱退後、ウリは「SKY GUITAR」というオリジナルのギターを作ります。

クラシックの奏法を意識した32フレット仕様(通常のギターは22フレット程度)になっていて、かなり高い音が出ます。

30フレット近くの音は、小鳥のさえずりのような音に聞こえます。

 

「Scorpions Revisited」について

「Scorpions Revisited」は、久々に発表されたハードロックアルバムで、SCORPIONS時代の曲を極力当時のアレンジで演奏したセミライブの2枚組

このセミライブというのは、お客さんなしでライブをした一発録りということらしいです。

ボーカルはもちろんウリ自身も歌っていますが、メインのボーカルはNathan Jamesという方。

SCORPIONSのクラウスマイネの声とは違いますが、イングヴェイのアルバム「TRILOGY」のボーカリスト、マークボールズみたいな感じで、これはこれでGood!

一発録りだけあって緊張感があり、ウリのギターのビブラートによる弦とフレットがこすれる音までリアルに聴こえます

(DISC 1)

01.The Sails Of Charon
02.Longing For Fire
03.Crying Days
04.Virgin Killer
05.In Trance
06.Sun In My Hand
07.Yellow Raven
08.Polar Nights
09.Dark Lady

 

(DISC 2)

10.Catch Your Train
11.Evening Wind
12.All Night Long
13.We’ll Burn The Sky
14.Pictured Life
15.Hell-Cat
16.Life’s Like A River
17.Drifting Sun
18.Rainbow Dream Prelude
19.Fly To The Rainbow

 

まとめ

今回のニューアルバム「Scorpions Revisited」は、ウリのギターを含めた全ての演奏が素晴らしいので、一聴の価値あり。

2015年2月に中野サンプラザで行われたライブ「Tokyo Tapes Revisited」というBlu-rayも発売されているので、その素晴らしいパフォーマンスを是非映像でも確認してみてください。

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